あちゃあちゅあちょぉ~

小耳症のこと。

おっとりあるっち


長女あるっちが生まれたのは、1998年9月です。
お腹の中にいるときから不整脈のあったあるっちは、生まれてすぐ小児科の先生に渡され、そのまま保育器へ直行!でした。
顔もみることができませんでした。

出産してから、3時間ほどたったころでしょうか。
主治医の先生から呼ばれました。
まだ歩けなかった私は、車椅子に乗ってゆきました。
「赤ちゃん、元気ですよ。
2~3日したら、保育器から出られるでしょう」
先生はそう言ってくれました。
「お耳の形がちょっとかわってるんですけど、可愛いですよ」
一刻も早くあるっちに会いたかった私は、そんな先生の話を半分くらいしか聞いてなかったように思います。
「赤ちゃんに会いますか?」

あるっちは保育器の中でねんねしてました。
小さい赤ちゃんでした。
「ほら、ここね」
先生がみせてくださいましたが、なんとも思いませんでした。
「なんて可愛いのだろう!!」
そればっかり考えてました。

障害児をもつって、どんな感じ?
尋ねられることがあるのです。
そう聞かれて、
「あ、うちの子、障害児なんだ」
と思うんですよ。
そのくらい、いっつも忘れちゃうんですが(ていうか、私は忘れっぽいのです)ダメ母ですね。
いつもこう答えるんです。
私はすごく不器用なんだけど、だからこそ、こんな子が生まれてきたのかも。
なぜかって、赤ん坊は片手で両耳押さえながらお風呂にいれるんですよ。
私には無理無理。
絶対おとす。
あるっちはね、左のお耳がくっついたようになってるんです。
だから、片方の耳だけ押さえればいいでしょ。
すごく親孝行。
ちょこんと耳たぶだけがついてるんですけど、すっごく可愛くて大好きなのです。

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