あちゃあちゅあちょぉ~

小耳症について、毎日のこと

おっとりあるっち

片耳がないって、どういうことなんでしょう。
残念ながら、私には両耳あるのでわからないんです。
これで私も同じだったら、あるっちにとってこれほど強い味方はないとおもうんですが。
だから。
私は、あらゆる想像力を働かさなければならない、と、いつも思います。

平日は毎日、保育園へお迎えに行きます。
年長さんのお部屋に行って、「お~い、あるっち~」と呼ぶと、あるっちはきょろきょろします。
後ろから呼ばれると、どこから呼ばれているのかわからないときがあるそうです。
もちろん、聞こえないときも。
でも、時々絶対きこえてるだろうってことがあります。
あるっちが、確信犯で知らん振りしてるわけです。
怒られると、「だって聞こえなかったよ」というのですよ。
このやろ~って思うんですけど、これって、彼女が自分のハンデを有効利用してるってことですよね。(有効利用っていうのか?)
だから、まあいいか。

最初にも書いたと思うのですが、わたしは、あるっちの耳たぶが大好きです。
触るといやがられるんですけど。
時々、すっごく機嫌のいいとき、「ママ~耳さわる?」っていってくれるんですよ。
で、やった~と思って触らせてもらうんです。
耳たぶなんて、どれも同じかもしれないけど、彼女のは特別ぷにぷにしてる気がします。

彼女、もうすぐ6歳になります。
お友達との係わり合いもあるし、ケンカもたくさんしてるようです。
彼女は、決していい子ではありません。
そこらへんにいるような普通の子です。
「耳、ちいせえ~!」
そんなこと、言われるんだそうです。
あるっちが、それを私に話してくれます。
「それを言われてどう思ったの?」
「・・・いやだった」
当たり前ですよね。
余計なお世話だ!!なんでそんなこと指摘するんだ!と思っちゃいました。
とても傷ついただろうと思います。
自分にとって、これがあたりなえのことなのに・・・。
それから、しばらくの間、私が耳の話をしようとすると、逃げるようになっていました。
話をそらしたり。
でも、これじゃだめなんですよね。
真正面からうけとめてやらないと。
真正面からうけとめられるように彼女が変わらないと。

私は、毎日はなしをし続けています。
5分でも、すこしのタイミングでも。




© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: