映画大好きページ

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サスペリア=決して一




サスペリア

ダリオ・アルジェント監督。
イタリア1940年生まれ。『歓びの毒牙』(69)デビュー以降ホラーの傑作を次々発表し、
『サスペリア』(77)で大ブレイクする。国内でもしあがり寿氏などが絶賛!(さすが)。
この映画を観てブリジッド・フォンダが自らダリオに主演を申し込んだことはあまりにも有名ですよね。
ではなぜこんなに作品の人気に偏りがあるのかと聞かれたら・・・・・・・
それは・・・・・きっと・・・・・・

強すぎるんでしょうね・・・。何がって?それは・・・・それは・・・

ダリオの映像の魅力は色使い・個性的なカメラワーク・理解できないカット割りにあります。
しかし、こだわりのあまり脚本が破綻気味。
『インフェルノ』(80)とか、何回(セリフ覚えるほど)観ても???????っていう伏線が
多すぎる。身動きできないほど糸が有りすぎる!!!意味がないのがもっと怖い!
また、ダリオはクレーン撮影が大好きで、わざわざ巨大クレーンをドイツから取り寄せて
撮影したりしているが、これも意味がない・・・ように感じる。
他にも秒間千コマの実験用カメラでの惨劇シーン、フィレンツェまでいって、カメラを気球に付けたロケ
などなど。常人には分からないことがいっぱいです。まじ、ホラー。
いろんな実験的撮影を研究したことで有名なのはヒッチコックだけど、ダリオは・・・・・。
どうなんでしょうか?

そんな私の初ダリオは小学校低学年、ひとりっきりの日曜の午後でした。
『決して一人では見ないでください』というコピーも知らずに。
もう、少女漫画なみの設定にドキドキしながら、悲鳴のようなBGMにオシッコもらしそうになりながら
最後までみちゃいましたよ。ちょっとトラウマかな。
今見たら怖くないんだけど(笑い
BGM は本当に怖い。
音楽で怖がらせようとする先駆けかも。
そこでいうと、『チャイルド・プレイ』(88)は『サスペリア』に刺激された部分があるのかも。
・・・・監督・・・トムホランド、そこんとこどうなんでしょう?

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