としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年09月(2)

【HP:9+】シャトー・ラトゥール(1997)&【HP:9】シャトー・ムートン・ロスチャイルド(1997) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:9】感動的 ]    
今日は親族(計17人!)が集まって9月生まれのお誕生日会@としのすけ亭でした。
近所の美味しいマグロ屋さんで調達した切り身&中落ちをはじめ、甘エビ・鰻・玉子焼き・ツナきゅう等々での「手巻き」がメインだったのですが・・・やっぱり折角だから美味しいワインが飲みたいということで、ちょっと贅沢しちゃいました。(^^)

【一本目】

シャトー・ラトゥール(1997)

シャトー・ラトゥール[1997]750mlシャトー・ラトゥール(1997)

これはもう・・・素晴らしいです。
5.5センチの非常に上等なコルクは全くヘタリもなく・・・あと50年くらいはもちそうな勢いなのですが・・・(^^)
開栓直後から重厚な果実香と品の良い樽香があがり、いい加減なサービスだったにも関わらず、文句なしの美味しさ。
シャトー・ラトゥールとは思えない(?)程のまろやかさで、タンニンもシルキーそのもの。
「手巻き」相手でも、ほとんど問題なし?!って感じに飲めました。(笑)

HP:9+

ワインとしては、最上の部類に入るお味でした。
しかし・・・ちょっと・・・いや、あまりにもシャトー・ラトゥールらしくないかも。
1997年は、さほど良い年ではありませんでしたが、10年以内で美味しく飲めるラトゥールなんて・・・なんだかなぁ・・・
でも、美味しいから、ま、いっか。(^^;)


【二本目】

シャトー・ムートン・ロスチャイルド(1997)

シャトー・ムートン・ロートシルト[1997]シャトー・ムートン・ロスチャイルド(1997)

一本目のラトゥールがあまりにも美味しかったので、「1997年対決?」ということで、ムートンを開けました。
コルクは5センチで染み付きもかなり上部まで来ているので・・・これは10年くらいしかもたないかも。
コルク対決では、ムートンは完敗でした。(笑)
でも、お味の方は流石の「燃える闘魂」。
華やかでエレガントな香りは秀逸でした。

HP:9

チョコレートケーキとの相性?もなかなか良し。
ちょっと酸味が強く感じられましたが、こちらも大変美味しく飲めました。
タンニンはラトゥールより少し角張っているかも?
これはちょっと意外でしたね。


身内が毎年元気に誕生日を迎えられることを、美味しいワインとともに祝えるのは本当に幸せなことです。
神様、ご先祖様、ありがとうございます。<(_ _)>
【HP:6】シャトー・テール・ダニエス(2003) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]    
シャトー・テール・ダニエス(2003)
2005/09/19 自宅にて

シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット1本あたり880円更に送料無料!今なら二段式ソムリエナ...

酒自慢まつうらさんの「シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット 1本あたり880円 更に送料無料!今なら二段式ソムリエナイフ(ワインレッド)1個プレゼント中!」の第二弾です。

アパラシオンはボルドー。
セパージュは、メルロー60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。

ボトルは通常タイプ、上げ底も弱いです。
コルクは第一弾同様(全く同じもの?!)集積のごく短いもの。
開栓すると、酸味の効いた果実香が印象的です。
色は、やや薄め。
いわゆるミディアム・ボディーっぽいです。
口に含むと、やや刺激感のある酸味と固めのタンニン、若干の雑味を感じます。
安物ワインによくある「コンクリート」の感じこそありませんが、このチグハグ感はちょっといただけませんね。(^^;)
でも、スパイスや若いメルローのニュアンスはかすかに感じとることができます。

HP:6

やや料理を選びそうな味わいです。
イタリアン、フォカッチャとかチーズの効いたピッツアなんかが合いそうなお味。
(そういえば・・・キャンティーにスパイスと雑味を加えたような印象のワイン!?)
この感じだと、寝かせてもさほど成長しないでしょう。
上等なテーブルワインクラスと見ました。
【HP:7】シャトー・コンブレイ(2003) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]    
シャトー・コンブレイ(2003)
2005/09/22 自宅にて

シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット1本あたり880円更に送料無料!今なら二段式ソムリエナ...

今日も、酒自慢まつうらさんの「シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット 1本あたり880円 更に送料無料!今なら二段式ソムリエナイフ(ワインレッド)1個プレゼント中!」の中の一本です。

アパラシオンはボルドー。
セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン25%、カベルネ・フラン25%。

セットの中では、ボトルが最も重く、額の部分にシャトーの紋章が入った贅沢なつくり。コルクも、4.5センチの中庸品質ながら集積ものではありません。

開栓すると、やや残念な「コンクリート香」が。(^^;)
でも、同時にボルドーっぽい、スパイシーなカベルネのニュアンスを感じさせる香りも感じられます。
色は、やや薄めの濃赤紫色で、ミディアム・ボディーな印象。
口に含むと、甘みが殆ど感じられず、ボリューム感に乏しい点はマイナスですが、果実味やスパイスはなかなかのもの。
タンニンはまだ角張っていますが、素質を感じるものでした。

HP:7

久々に裏技を使ってみたいと感じさせるワインでした。
このワインをベース(250ml)に、ブラウンシュガー少々とバーボンを小さじ1パイ程度を加えると、大変結構なお味になるのではないかと思われます。(笑)
(実際には実験してませんので、どなたかお試しいただけた際は是非お味のレポートをお願い致します)<(_ _)>
【HP:6】シャトー・ピエルセル(2003) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]    
シャトー・ピエルセル(2003)
2005/09/25 自宅にて

シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット1本あたり880円更に送料無料!今なら二段式ソムリエナ...

今日もまたまた、酒自慢まつうらさんの「シャトーワインボルドー飲み比べ5本セット 1本あたり880円 更に送料無料!今なら二段式ソムリエナイフ(ワインレッド)1個プレゼント中!」の中の一本です。(^^;)

アパラシオンはボルドー。
セパージュは、メルロー82%、カベルネ・ソーヴィニョン11%、カベルネ・フラン7%。

ボトルの額の部分に紋章が入ったボトルです。
でも、重さはそれほどでもありませんね。
コルクは、4.5センチのなかなか質の良いものが使われています。

立ち上がりの香りは弱いですが、黒系のドライフルーツ、スパイスを感じさせます。
色は、やや薄めの濃赤紫色。
こいつは結構いけるかも・・・と思いきや・・・(^^;)
非常に平坦で無機質な感じの味わいです。
果実味が感じられず、甘みも殆どありません。
全体に枯れた印象のなかに、酸味が妙に自己主張し、ザラザラしたタンニンと相まってチグハグ感が。(^^;)
舌触りだけで言えば、ちょっとぺサック・レオニャンを彷彿させるところもあるのですが。

HP:6

ちょっと熱に当たったようなワインでした。
果実味がそこそこあって、酸味とタンニンが丸まれば、ちょっと枯れた感じのボルドー古酒のようでもあるのですが、このままではいけませんね。(^^;)
もっともお値段がお値段ですから、多くを望むのは酷というもの?
【HP:8】シャトー・セネジャック(2001) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
シャトー・セネジャック(2001)
2005/09/29 自宅にて

シャトー・セネジャック[2001]年 AOC オーメドック クリュ ブルジョワ級タルボー経営の人気...シャトー・セネジャック(2001)


サン・ジュリアンのシャトー・タルボのオーナー、ティエリー・リュストマン氏が手がけるシャトーです。
AOCはオーメドック。格付けは2001年時点ではクリュ・ブルジョワです。
(ちなみに、2003年のクリュ・ブルジョワ格付け見直しで、シャトー・セネジャックはクリュ・ブルジョワ・エクセプショネル(9シャトー)に次ぐ、クリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格付けられました。)

シャトーは、メドック南部、アルサック村の南にあり、畑の土壌は軽い砂まじりの砂利質。
造り手はシャルル・ド・ギニュ氏です。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ25%、カベルネ・フラン14%、プティ・ヴェルド1%。

コルクは5センチあり、なかなか上等な品質です。
ボトルの上げ底は中庸ですので、比較的早飲みを想定しているのでしょう。
開栓直後から、新樽の香りとミンティーな香りがします。
色は濃い黒赤紫色。
口に含むと、カリフォルニア?オーストラリア?とも思えるような濃厚な果実味と樽香に驚かされます。
暫くすると、柑橘、深いローストのコーヒー、獣香があがり、ますます複雑味を増してきます。
これ、よさげじゃん?(笑)
もしかして、ミッシェル・ロランの息がかかってる?(笑)
タンニンもタップリ、でも決して暴れていません。

HP:8

やや甘みが酸味に負けている部分はありますが、なかなかに素晴らしい素質を見せてくれます。
樽香の強いフルボディーがお好きな方にはオススメできるお味かと存じます。
ただ、まだ若い印象は否めないので、もう数年置いてみるのも一興かと。

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