としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2007年12月

シャトー・ル・プランティエ(2004)
2007/12/02 自宅にて

今日はおめでたいことが2件ありました。
Kちゃんのウエディング&Mちゃんのお誕生日です。
Kちゃん、キレイかった。(笑)
白のドレスも素晴らしかったし、黄色のドレスも超カワイイ!
Mちゃんのドレスもピンクと白のお花が髪飾りと同じで超カワイイ!
やはり女の子はいいですね。

さて、今日のワインは金賞6本セットの中から、シャトー・ル・プランティエ(2004)を飲んでみました。


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マコンコンクール金賞とのことですが・・・

ボトルは標準的なボルドータイプ。
コルクは4.5センチながら、なかなか高品質です。
開栓直後の香りはあまりありません。
色はやや薄めのグラスの底が見える赤黒色で透明感はまずまずです。
飲んでみると、第一印象は「ドライ」、第二印象は「すっきり」、第三印象は「それで?」
ドライな醸造香が主体で、注意深く味わえばドライフルーツ、ミネラル、若干のスパイスを感じます。
甘みの残留が少なく、酸も控えめで、タンニンも丸い・・・要するに薄いAOCボルドークラスの典型的なワインです。
良く言えば「飲みやすくバランスの良いワイン」ということになりましょうか?(笑)
フィニッシュも特段の欠点はないのですが・・・いかんせん力が不足しています。

HP:7

1000円前後でも、お金を払って飲むほどのものではない気がします。
特徴が少なく、印象には残りにくいかもしれません。
逆に、和食系には合うかも?
コスク・ロング・キュヴェ・ミモザ(NV)
2007/12/06 野饗にて

2007年も師走に突入、忘年会?の第一弾は自由が丘の外れにある素食おもてなし料理「野饗(ノアエ)」にお邪魔しました。
主要幹線道路沿にありながら、入り口を見逃してしまいそうな、まさに「隠れ家」的なス的なお店ですが、中は温かくセンスの良いフェミニンな空間。
ヘルシーなメニューの数々と相まって「癒し」効果は抜群かも。

さて、そんな野饗で飲んだのは、としのすけには珍しい「ビオ」ワイン、コスク・ロング・キュヴェ・ミモザです。


キュヴェ・ミモザ

コスク・ロング・キュヴェ・ミモザは、かの「ビオ」ワインのカリスマ、フィリップ・パカレ氏のアドバイスを受けながら、レイモン・ルコック氏(パカレ氏は義弟にあたる?)とクロード・ナヴァル氏が秘境のような山奥の急斜面の畑で産する葡萄で醸しているとのこと。

コルクは確認していませんが、ボトルはかわいらしい「ミモザ」をモチーフにしたエチケットに飾られた上品なものです。
グラスに注ぐと、薄く濁ったワインに少し驚きました。
香りは、非常にすっきりとした軽やかな赤系の果実のニュアンスがあります。
ラングドックのテーブルワインなので、セパージュはグルナッシュ・カリニャン・サンソー・シラーですが「ビオ」で亜硫酸を使わないとこんな香りになるのですねぇ(^^;)
正直としのすけには物足りないです。
ワインの香りの複雑性には亜硫酸が重要な役割を果たしていることを実感。(笑)
しかし・・・口に含むとこれが意外に旨い!?
茎も一緒に発酵・熟成(12ヶ月)させているらしいのですが、意外な程に雑味がなく、透明感のある味わい。
やや発泡感を残しているところが舌先に心地よく、その後の甘みと柔らかい酸味のバランスも良好、タンニンもそれなりに感じられて・・・野饗の自然派和食には非常によく合いますね。

HP:8

ビオワインも意外に美味しいことを実感しました。
ただ、来年は同じ味わいは得られないかも?
単独で楽しむワインというよりは、和食に合わせて自然派を愛でるようなシチュエイションに宜しいかと思います。
女性受けすることは間違いなし?(笑)

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シャトー・ル・ルーディエ(2005)
2007/12/08 自宅にて

パリ農産物コンクール金賞受賞ワインらしいです。


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が、まるっきり普通のボルドーワイン(^^;)
若々しい黒系の果実味が楽しめ、渋みも適度で安心して飲める1本かと。

HP:7

1000円程度なら納得かなと思いましたが、1300円なのですね・・・
わざわざ買ってまでは飲まないように思います。
プィィ・フュメ&ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
2007/12/13 くおん@恵比寿にて

忘年会第二弾は気心の知れた仲間と。
恵比寿の「くおん」にお邪魔しました。

「くおん」は結構マニアックな、普通一人では入れないような雰囲気の場所です。
HPもあるみたいなので、調べれば到達できると思いますが。(笑)
でも、狭くて細くて長い階段を登って、いったん店に入ってしまうと、そこはなかなか居心地の良い和食空間で、客層もとてもいい感じ。
大人と外人って感じの寛げるお店でした。

お創りやら煮物・揚げ物等々、いろいろ食べたけど、一番美味しかったのはなまこ酢。
久しぶりに美味しいなまこを食べました。(笑)
あと、〆の棒寿司&お味噌汁も幸福感に浸れました。

飲んだワインはビールで乾杯の後、プィィ・フュメ&ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ。

プィィ・フュメは、辛口白ワインに柑橘のニュアンスをプラスしたような爽やかな美味しいワインでした。


[2003] プィィ・フュメ・パラドックス 750ml/ディディエ・ダグノー

プィィ・フュメは、基本的にはソーヴィニョン・ブランで醸されているので、ボルドーの白ワインと同系統のスッキリでキレの良い味わいがありますが、フュメ(薫煙)のニュアンスが特徴のはず・・・うーん、、、特に感じられず。(^^;)

HP:7+

そうは言うものの、「くおん」の和系のお料理にはなかなかよく合っていて、金目鯛のお創りなどともしっかり合わせられました。

一方のブルゴーニュは、大変バランスのとれた味わい深い逸品でした。


【フランソワ・ラマルシュ】 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ 2005

タップリの樽香とフレッシュな赤系果実・イチゴジャムフレーヴァー炸裂という感じ。
収斂感もしっかりあるし、フィニッシュが長く美しい・・・柔なピノ・ノワールではない侮れなさがヒシヒシと伝わってきます。
でも、そんなに高くないしねぇ、、、?
(お店価格で6000円ちょっとだったと記憶)

HP:8+

これはかなりお買い得かもしれません。
もっとも、としのすけ、あまりピノは飲まないので、大したことないものに喜んでるだけかもしれませんが。(^^;)
シャトー・ブリオ(2003)
2007/12/14 自宅にて

2005年パリ農業コンクール金賞だそうです。


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コルクが4.5センチながらなかなか上等なのに好感が持てます。
が、開栓直後の酢酸っぽい香りが気になります。
良く言えば「フレッシュな赤いベリー系の香りが強い」のかもしれませんが、としのすけの感性にはマイナスに働く個性的な香りです。
(今までワインであまり感じたことのない香りですね)
この香りはグラスに注いだ後も暫く残り、少し不快感につながりました。
その他は、普通のボルドー。(^^;)
個性と熟成感には欠けますが、果実味(赤系リッチですが黒のニュアンスもあり)、甘み、酸味、渋み、スパイスがよくバランスしています。

HP:7

デイリーワインとして普通に飲むには良いですが、わざわざ飲みたいとは思わない味わいです。
タカムラの金賞ワインセットの中の1本ですが、今まで飲んだ2本も含めた印象としては「金賞ってナンボのもん?」
所謂1000円クラスのAOCボルドーの味わいと大きく違いがある訳でもなさそうです。
逆に「ボルドーワイン」というのは品質のばらつきが極めて小さい安定したワインであることを再認識。

あと、このワイン、翌日には不快な酢酸臭が消えて、一層飲みやすいバランスの良いボルドーワインになります。
グラン・レゼルヴ・コルビエール(2003)ロック・ペール
2007/12/19 自宅にて

金賞ワインの消化です。(笑)
今回はグラン・レゼルヴ・コルビエール(2003)ロック・ペール。

コルビエールは、フランスのラングドック・ルーション地方の中でも一際広大な地域です。岩山もあり、多種多様なテロワールをもつコルビエール、味わいも多彩ですが、基本的に使える葡萄はシラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル辺りだったと思います。

としのすけがワインに興味を持ち始めた頃、背伸びして一生懸命飲んだワインが確かコルビエール、ドミニク・ローランとミッシェル・タルデューが共同で設立したネゴシアン「タルデュー・ローラン」のシャトー・ロックフォール・サン・マルタンだったと記憶していますが・・・懐かしいなぁ・・・すごく固い、力強いワインでした。


シャトー・ロックフォール・サン・マルタン [1999]   Chateau Rocquefort Saint Martin

グラン・レゼルヴ・コルビエール(2003)ロック・ペールについては、他のコルビエールのワイン同様、情報は殆どなし。
色、味わいからすると、シラーが多目の一般的なラングドック・ルーション地方のワインのようです。(やや濃い目の青みが少し入った黒紫色、フルーティーでパワフル、黒系果実のニュアンス、雑味のあるタンニン)
グラン・レゼルヴと銘打つからには長期熟成を売りにしているのでしょうが、新樽の香りはあまりせず、古い木樽からくる醸造香が主です。

HP:7

まずくはありませんし、パワフルさは楽しめるワインです。
ただ、やはり個性というか、オンリーワンな価値を感じさせません。
(これは、他の金賞ワインの全てに共通する印象です)
ワインという飲み物は・・・本当に「味」だけで味わうのではない「奥深さ」がありますね。

リンクを貼ろうと思いましたが、単品では見つけられませんでした。
代わりに「グラン」「レゼルヴ」「コルビエール」で引っかかったこれを。
結局、シャトー・ロックフォール・サン・マルタンでした。(^^;)


[1999] コルビエール ロックフォール サン マルタングラン レゼルヴ/タルデュー ローラン
コドニュー・クラシコ・セコ&フレスコバルディ・レモーレ
2007/12/20 素食おもてなし料理・野饗@自由が丘にて

2次会?は最近お気に入りの自由が丘の野饗(のあえ)へ。
カバ(コドニュー・クラシコ・セコ)と軽めの赤(フレスコバルディ・レモーレ)をいただきました。

コドニューは、カバを産するスペインの2大ボデガの一つ。
シャンパンと同様の伝統的な瓶内二次発酵製法によるカバをスペインで最初に販売したボデガとして知られています。
またコドーニュ社は、30キロにも及ぶ、世界最大といわれる地下セラーでも有名。
約1億本のボトルが保管されているらしいです。

クラシコ・セコは、コドニューのカバの中では中くらいのクラスだと思われますが、適度な酸味と甘みの楽しめるキレのある味わい。
野饗の上品な和食によく合います。


コドニュー クラシコ セコCodorniu Clasico Seco

HP:8

一方の赤はフレスコバルディのレモーレ。
北イタリア・トスカーナ地方の由緒正しい創り手であるフレスコバルディは、トスカーナ・ワインの歴史そのものであると言っても過言ではない?
そんなフレスコバルディが、イタリアのプレミアム葡萄であるサンジョヴェーゼで醸すワインがレモーレです。
色がやや薄めながら、しっかりとしたボディーは流石のサンジョベーゼ。
黒系の果実の味わいとフルーティーな甘酸っぱさを併せ持った上品な味わいは、これまた野饗の食の味付けにぴったりです。


フレスコバルディRemoleレモーレ2004

HP:7+

ワイン単体で言えば、少し樽が効いていて欲しいし、スパイスやハーブのニュアンスも欲しいところですが、食事にあわせたセレクションという意味では、なかなかいい線行っている気がします。
こういったワインのセレクトひとつとっても、野饗はいい店かも。(笑)
テイマー・リッジ・デビルズコーナー・ピノノワール&ピーター・レーマン・バロッサ・シラーズ&ルーウィン・エステート・アートシリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン
2007/12/21 ヒルトン小田原リゾート&スパにて

恒例のクリスマス・ステイ@ヒルトン小田原ですが、今回は土曜日の予約が取れず金曜日チェックインとなってしまいました。
が、まあ大勢に影響なし。(^^;)
お部屋も、心配していた割にはちゃんとアップグレードしてくれて、11Fの4ベッドこそくれませんでしたが、6Fの和室付きの快適な部屋をもらえて満足。(^^)

で、クリスマス・バイキングとともに飲んだのは赤3種。
いづれもオーストラリアのワインです。

まずは、テイマー・リッジ・デビルズコーナー・ピノノワール。


テイマー・リッジ・デビルズコーナー・ピノノワール2004

テイマー・リッジは、珍しい「タスマニア」のワインです。
1994年設立のワイナリーで、ブドウ栽培学者リチャード・スマート博士のコンサルティングを受け、合理的・科学的な葡萄の植え付けがなされているのだそうです。
今回飲んだピノ・ノワールは、およそピノとは思えないようなどっしりしたボディーと、黒系を中心とした果実味、キウイフルーツのような甘ずっぱいニュアンスを持つ不思議な魅力を持ったワインでした。

HP:8+

ピノだと思って飲んだら「外れ」ですが、タスマニアのワインと思うと素晴らしいテロワールの可能性を感じます。
明確な骨格と特徴を備えた有望な産地と見ました。

そして、ピーター・レーマン・バロッサ・シラーズ。


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こいつは、ズバリ!としのすけのストライクゾーンであります。(^^)
豪州の銘醸地バロッサ・ヴァレーにあって「バロッサの男爵」と呼ばれるピーター・レーマンは、RP先生の評価でも結構高得点を取ることでも知られていますね。
当然、樽・チョコ・ガッツンでして・・・ほとんどバーボン。
しかもとしのすけの大好きな「ミルキー」テイストも味わえるのであります。(^^)
かつての「オーパス・ワン」を彷彿する味わいは今も健在でした。

HP:9

もう少し熟成感が加わったら怖いものなしなのですが、いかんせん若いです。(^^;)
カカオタップリのチョコレートとか、濃厚な干し葡萄とかと一緒にシミジミ味わいたいお味。

そして最後のトリは、大御所、ルーウィン・エステート・アートシリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨンであります。


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毎年変わるエチケットの芸術性の高さでも有名。
(ムートンのパクリとも言われていますが)
バロッサ、クナワラと並ぶ銘醸地マーガレット・リヴァーの産で、ある意味オーストラリアでは最も知名度の高いワインかもしれません。
知名度だけでなく、味わいも一級品で、しっかりした赤・黒の果実にオーストラリアにしては控えめな樽、ピーマンやスパイス、上品なタンニンと、大変優秀なワインでもあります。

HP:8

今回飲んだビンテージはやや茎っぽいニュアンスが残る新しいものでしたが、フランスで言うところのコート・ド・フランやコート・ド・カスティヨンの茎臭さとはちょっと違った少しザラザラした印象がありました。
もう少し熟成が進んで味が落ち着いたら、また違った印象を見せてくれるのでしょうが。

ちょうどいい感じで酔っ払い、その日はそのまま就寝。
翌朝早く起きて温泉につかり、お部屋でマリオカートDSに熱くなり、パターゴルフで辛うじて威厳を保ち、カレー食べて、ケーキ食べて、スパに入って・・・
のんびりした休暇を楽しみました。
ヒルトン小田原リゾート&スパ、ホントに寛げるいい所なのですが・・・
レストランのバリエーションが辛いんだよなぁ。(^^;)
ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ・ブリュット(2005)&ヴーヴ・クリコ・ブリュット・ローズ・ラベル&ヴーヴ・クリコ・ブリュット・イエロー・ラベル&シャトー・ローザン・ガシー(1997)
2007/12/23 自宅にて

恒例のクリスマス・パーティー@としのすけ亭、今年は新しく家族になったT君を加えてのめでたい開催となりましたが・・・T君全くお酒を飲まない人で・・・ちょっと残念。(^^;)
でも、Sペイ君、N子さん、K彦君、Kちゃん、としのすけで頑張っていろいろ飲みました。(笑)

【1本目】ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ・ブリュット(2005)

「日本で最も売れているロゼ・スパークリング」と宣伝ガンガンの一本です。
スペインのカヴァのロゼなのですが、「ドンペリ・ロゼにブラインドで勝利したロゼ・スパークリング」なのだとか。
ホントかなぁ・・・
確かに、ヴィンテージが明記されているし、製法もシャンパーニュ製法らしいし、薀蓄的には申し分ないのですが、何せ色が・・・
ロゼとは言いながら、ほとんど赤?
味わいも、ピノのニュアンスを強く残すイチゴ系で、薄っすらとタンニンを感じさせる程。
モナストレルの性格が結構前面に出ている印象です。
これは、どう考えてもピン・ドンとは比較になりませんねぇ。(笑)
まあ、決して不味くはないですし、赤のスパークリングと思えば珍しくて面白いので、価値が上がるかも?


超お値打ち!大人気スパークリング・ロゼといったらこれ![2005] ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ・ブリュット

HP:8

スタート(練習?)用としては、結構楽しめました。
お値段も非常にリーズナブルなので、日本で最も売れているロゼ・スパークリングの異名もあながち嘘ではなさそうです。

【2本目】ヴーヴ・クリコ・ブリュット・ローズ・ラベル(NV)

これは、としのすけの定番シャンパーニュです。
大好き。(笑)
ロゼ・シャンパーニュの先駆者であるヴーヴ・クリコが、主として日本市場用に開発?したありがたい商品であります。
美しいペール・ピンクに立ち昇る細かく輝く泡がなんともオシャレで、としのすけは毎度ウットリしております。
味わいも、イエロー・ラベルよりも若干(気のせい?)赤系の果実味がリッチで、少しカラメルやヴァニラのニュアンスがある、フレッシュでキレの良い、安心して飲めるシャンパーニュかと。


【ヴーヴ・クリコ】ローズラベル[NV](ロゼ)

HP:8+

やはり女性には大人気です。
ロジャー・グラートよりも、明らかに気品がありますしね。(笑)

【3本目】ヴーヴ・クリコ・ブリュット・イエロー・ラベル(NV)

贅沢にも、ヴーヴ・クリコの2本開け。
次はイエロー・ラベルでございます。
気品に満ち溢れた美しい泡立ちは見事。
まさにシャンパン・ゴールドの液体を一層キラキラ輝かせる、まさに宝石のような飲み物ですね。


ヴーヴ・クリコ イエローラベル 正規輸入品(箱入り)

HP:8+

味わいも、爽やかなリンゴのような甘酸っぱさがキレの良いフレッシュさと調和していて、全く不安なく飲めます。

【4本目】シャトー・ローザン・ガシー(1997)

やはり最後はボルドーで〆たいということで、飲み頃マルゴーにお出ましをいただきました。
格付け第2級のワッペンを持つ、シャトー・ローザン・ガシー様でございます。
上質な5センチ級のコルクはシミつきも少なく、あと30年くらいは持ちそうな勢いですが・・・ワインの力はそれ程はないかも。
今、まさに飲み頃な感じの柔らかいミディアム・ボディーに育っていました。
エッジにはまだオレンジは現れていませんが、メルローの熟成香が適度にたち、黒系の果実や古い樽のニュアンスが大変心地よいです。
ゴディバのクリスマス・セレクション・チョコレートとともに頂くのが最高な感じ。
少し、チョコにパワー負けして酸味が目立つ瞬間もありますが、全般によくまとまった「高級ボルドー」でございました。


シャトー・ローザン・ガシー 1997Ch・Rauzan・Gassies 1997

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HP:9

ローザン・ガシーは、2級格付けのリアル・ボルドーながら、価格的には結構お買い得感があります。
1997年とかを安価に見つけたら、かなり「買い」だと思います。
ヴーヴ・クリコ・ローズラベル(NV)&ドメーヌ・セリーヌ・ピノ・ノワール・ヤムヒル・キュヴェ(2004)
2007/12/27 ahill@銀座にて

今年最後の忘年会は、かねてより狙っておりましたahillで。

ahillは、広尾と表参道のちょうど中間辺り、日赤通りに本店?があり、知る人ぞ知るハンバーグの銘店として人気を博していたフレンチ屋さんですが、このたび銀座ヴェルビア館に出店とのこと、おのぼりさん気分で銀座ヴェルビア館の方にお邪魔しました。

ahillのハンバーグは、宮崎県都城牛の荒挽きの中にフォアグラが仕込まれており、濃厚でコクのある赤ワインソースとの絡みが絶妙・・・
ボディーの強い赤とも対等に渡り合える素晴らしいハンバーグだと思います。
あと、カレー(カリー?)がまた美味しくて、何と!鉄板で作ります。

そんな素晴らしいahillのお料理に合わせましたのが以下の2本

【1本目】ヴーヴ・クリコ・ローズラベル(NV)

あ~、またやっちゃった・・・
でも、銀座ヴェルビア館8Fの窓からの摩天楼状態の眺めには、ペールピンクに立ち昇る泡しかないでしょう!
お魚料理(白子と鯛)にもしっかり合い、全く文句なしでございました。

HP:8+

ロケーションとお料理のパワーで、普段より一層美味しく感じます。
あ、もちろん同席したメンバーの力も大きいですがね。(笑)


ヴーヴ・クリコ・ローズラベルNV

【2本目】

4人っだったので、3本は無理かな・・・ということでかなり迷いましたが、ちょうどワシントン・オレゴンワインフェアの開催中ということで、New Worldについ目が・・・(^^;)
オレゴンのピノなら、かなりしっかりだろうと勝手な思い込みから、ドメーヌ・セリーヌにチャレンジしてみました。

ドメーヌ・セリーヌは、オレゴン州、ウィラメット・ヴァレーのダンディ・ヒルズにある新しいワイナリーで設立は1990年。
自社畑で栽培された葡萄からピノ・ノワールとシャルドネをつくっています。
非常に収穫量を抑えた栽培(平均収穫量は30hl/ha)、手摘み、選別、畑毎の発酵、フレンチオーク熟成(14 ~18ヶ月)、ポンプ無使用、無清澄、無濾過となかなかのスペック。
ワイン・スペクテイター誌で「ブラインドでDRCのラ・ターシュやロマネ・サンヴィヴァンを打ち負かした」と自ら宣伝する「つわ者」のようです。(笑)

今回飲んだヤムヒル・キュヴェは、ドメーヌ・セレーヌの中くらいのラインですが、確かになかなかのものでした。
そもそも色がかなり濃く、ピノ・ノワール100%ながら鮮やかな赤に少し黒紫が入った感じ。
香りはしっかり樽・チョコのニュアンスを湛えながらも、イチゴのコンポートは当然として、ブラックチェリー、なめし皮、少しのタール!、まろやかなタンニンといった、DRCに感じられる要素を持っています。

HP:9

この値段でこの味はかなりお買い得のような気がします。
わざわざピノ・ノワールを飲もうとは思わないとしのすけですが、悪くなかったですね
特に、ahillのハンバーグとの相性は最高で、フォアグラのソテーをDRCで頂いているような妄想を覚えました。(^^;)


トップキュベはDRCに比肩!注目のオレゴン産ピノ・ノワール[2005] ピノ・ノワール・ヤムヒル・キュヴェ / ドメーヌ・セリーヌ

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