タフミン・ヒルズ

「手術前夜」。



いい天気。
自宅を見渡して「必ずこの部屋に帰って来るからな!」と気持ちを奮い立たせる。
残りの入院備品の最終チェックして、
彼氏とタクシーに乗り込む。15時、病院へ戻る。

日曜日なので救急の入り口から病室まで彼氏が荷物を運んでくれた。
彼氏と一緒に外の喫煙所へ。
「病院っているだけで病気になりそうだね。病室は静かだし・・・」
素直な感想だ。かえって彼氏を緊張させてしまった。
でも手術前に病院へ来てくれたので自分的には安心。

検温、血圧測定。他に特にすることがなくなった。
彼氏帰宅。
18時夕食。
「今夜は何も食べられないから今のうちに食べて、
水たくさん飲んでおきなさーーい!」って同室の方が励ましてくださった。

19時頃の検温、血圧測定後、外に抜け出して喫煙。
外の空気がとても美味かった。
体いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだ気がする。

20時ごろ、外科部長による回診。初対面「はじめまして!」
部長は乳腺外科でも有名なドクター。胸の具合を見せ、
左手首の外側に点滴を打つ「痛ッ」。
「でもこれが明日の命綱になるからね。我慢して。
今日の点滴は水分補給のためですからね。」

主治医登場。「ご気分いかがですか?明日は頑張りましょう。」
手術は明日朝一になった。手術の順番が入れ替わるのは珍しくない。
「よろしくお願いします!」

21時、便が出やすくなる薬を飲む。
21時以降は飲食禁止。「絶飲食」という手書きの札を枕元とテーブルに置かれる。

夜、ナースさんが眠れなかったら眠剤だしますねって。
不思議なくらい気持ちは落ち着いていた。
自宅にいる時より眠れそうなので飲まなかった。

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