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今日、次にお世話になる小学校に挨拶に行ってきました。田舎の牧歌的な雰囲気は全くありません。かなり厳しい状況のようです。数十名規模の学校が点在する中、市街地にある、唯一の数百名規模の学校。「覚悟してください」と言われました。「私は素人です。」と切り返しました。(笑)話を聞けば聞くほど、「どーしてそんなところにシロートのワシをまわすんじゃ」と思いましたが、えり好みのできる身分ではありませんので、がんばってみます。いろいろな意味で厳しい1年になりそうですが、とりあえず、米と家族から目を離さず、夏の認定試験に受かればワシの勝ち!ということで夏まではがんばります。過労で10kgでも体重が落ちるのなら、望むところでもあります。(笑)明日は離任式。別れを惜しんできます。
2006.03.29
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目の前を川が流れている。これが時間の流れ。そこに芥が浮かんで流れている。これが、考えたり、感じたり、思ったりしたことなんですね。僕はその中のいくつかを掬い取って、岸に置く。そしてまた歩き始める。こうして、文章を書くのは、この掬い取る作業なのかなと思います。掬い取れなかった大部分の芥はそのまま流れていく。またいつか掬い取るかもしれないし、最後まで流れっぱなしかもしれない。で、こうして掬い取ったものが、確かな足取りとして残されていく。そういうイメージが浮かんできました。絵の得意な人は絵で、音楽の得意な人は音楽で。何でもいいから、何かの形で表現したものが、確かなものとして残っていくんだろうなあと思いました。なるべくたくさんのものを残したいと僕なんか思ってしまうのですが、困ったことにこの芥が最近あまり掬えない。掬ってみても、その芥に出稼ぎ先の学校のマークがついていたりする。(笑)百姓一本でがんばっていたときには考えられなかったことです。まあ、でも、これがサラリーを貰うということなのかもしれません。これから1年、うかうかすると掬い取る作業すらしんどくなりそうです。心引き締め、戦う準備を。
2006.03.28
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免許取得を決めた僕は、いきなり勉強部屋の改築に乗り出しました。まずは学習環境作りからです。(笑)PCを置いている部屋をちょっとした自習ルームのようにして、勉強したい人がその都度勉強道具をもってやってくるようにすることにしました。玄関の土間部分を半坪ほど、こちらの部屋に取り込む作業となりました。元の壁を剥ぎ取り、床をつける。ここまでが昨日の夕方の作業。柱を1本とり、新たに壁をつけ、かなり荒っぽいですが、大体の形が今日整いました。作業の合間、昨日、小4の次男と少しキャッチボールをしました。こいつは僕に似て、スポーツより、読書のタイプ。それがいつのまにか、なんとなくさまになるフォームになっていました。出来れば今日も相手をしてやりたかったのですが、いかんせん、作業が気になります。ふと気がついて、スポーツが得意で、ピッチャーもしていた中ニの長男に、相手をしてやってくれと頼みました。次男は大喜び、長男もまんざらでもなさそう。こうして二人のキャッチボールが始まりました。男女男女の我が家の子供はいつも上二人、下二人のペアーに分かれていて、こういう場面ははじめてみたような気がします。この二人のキャッチボールを見ていて、「なるほど、そうかあ」なんて、とても大事なことに気がついたような気がしたんです。長男とも、小4の頃から僕はキャッチボールをはじめました。毎日のようにやっていたような気がします。そして、中学生になった頃から、次第にやらなくなりました。今、また、同じ年頃になった次男とキャッチボールをはじめた。ああ、こうしてまた始まって、こいつが中学生になったらまた終わるんだなあ。なんてチラッと頭をよぎったんですね。じゃあ、こういう楽しみをずっと続けていたかったら、子供を作り続けるしかないじゃないか(笑)なんて。でも違うんですね。同じことの繰り返しじゃない。今度は3人で出来る。僕がいないときも、長男と次男とでできる。そうか、同じことの繰り返しじゃないんだ。当たり前といえば当たり前すぎるくらいのことに、やっと気がついた次第です。(笑)
2006.03.26
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出稼ぎ先の小学校もとうとう春休み。30日の離任式で子供たちともお別れです。終わるときというのはあっけないですね。1年近くかけて担任と子供という関係を築き、1日を境にお別れ。。。思いもかけない担任という仕事でしたが、実に多くのことを学びました。吃驚したのは「ワシは、結構この仕事に向いているのではないか」と思い始めたことです。(笑)傲慢かもしれませんが、僕のような奴がいることで、ほっとできる子供達も結構おるのう。と。そこで、ちょっと無茶かとも思いましたが、小学校の免許取得に挑戦することにしました。(僕は中、高の免許のみで、小学校は臨時の免許でやってます。)正規の就職をするわけではないので、臨時のままでも良いのでしょうが、僕なりの決意表明です。最終的には特別支援教育の免許も取って、その世界で、ずっと、子供達とかかわっていきたい。で、現在勉強中の臨床心理学の大学院入試は来年にまわし、まず、免許取得にかかりたいと思います。内容的にはかなり重複してますので、問題はありません。そんなこんなを考えているときに、次の話がきました。二つ返事で引き受けましたが、調べてみると全校400人以上の大規模?校。うーーん。と、ちょっと考え込んでしまいましたが、逆に「特別支援」の役が回ってくる可能性もあると、今は祈っています。どちらにしても本業のほうは大変になると思いますが、女房をはじめ、実家の両親も含め、家族総動員で乗り切っていこうと思います。
2006.03.25
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出稼ぎ、先生モードで、すっかり呆けてしまっていた私ですが、今年はやらないの? という連絡をたくさん頂きました。嬉しいなあ。 勿論やります!ぜひご参加を。ー味噌づくり体験会のご案内ー日程 4月2日(日) 4月8日(土)時間:13:30~15:30場所 大室自然農園ケビン会費 大人1,000円 こども500円用意するもの ・・頭にかぶるもの(帽子、手ぬぐい、バンダナ等)・エプロン(特になくてもかまいませんが、、)・当日作った味噌は、お持ち帰りいただけます。(1kgあたり500円でお分けします。)持ち帰り希望の方は味噌を仕込む容器をご用意ください。ご希望の方には蓋付樽(3kg)200円 500gポリ容器100円 も用意しています。・小さいお子様がおられる場合は、着替え一式をお持ちいただいたほうがよいです。(外で思いきり泥遊びをするかも。。)ケビンはお昼から開放してますので、昼食など、ご自由におとりください。お茶を、ご用意しておきます。その他 ・準備の都合上、参加の場合は2日前までにご連絡ください。連絡先 広島県世羅郡世羅西町上津田118番地 大室自然農園 Tel/Fax (0847)39-1159メールアドレス omuro@cello.ocn.ne.jp HP http://www.10chan.com
2006.03.21
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屯さんの書き込みでふと思い出しました。「かさこじぞう」先日授業でやったのですが、これがすごくいい。とうとう売れなかったかさをじぞうさまにかぶせ、自分の手ぬぐいまで、じぞうさまにあげてきたじいさまを、ばあさまはやさしくむかえます。いろりのそばに、白湯と漬物。餅も買えないで正月を迎える状況で、じいさまは、即興の歌を歌い、もちつきのまねをはじめます。せめて気持ちだけでもと、ばあさまをなぐさめようとしたのです。でね、ここです。ばあさまは、なんと合いの手をいれて、こねる役を演じたのです。厳しく寂しい状況で、じいさまとばあさまの二人だけのライブです。なんて素敵な夫婦でしょう。「そりゃ、じぞうさまも訪ねてきたくなるわな。」と。この物語の一番のポイントは実はここではないかと強く思った次第です。勿論、指導書にそんなことは書いてありません。(笑)しかし、僕は、受け持ちの、弱冠、小ニの女の子たちに向かって、「こんな、ばあさまになれ」と説教したのでした。(笑)こんな夫婦になれたら、最高に幸せなんだろうなあ。。
2006.03.18
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女房との十数年ぶりのデート?僕はもともとブルースが好きで、上田正樹とサウストウサウスというバンドも中学生くらいのときに知って、時々聞いていました。たまたま、まだ僕達夫婦が広島にいた頃、有山じゅんじのライブをNHKでやっていて録画していました。長男が生まれて、「田舎暮らしがしたいなあ」なんて、よく女房と話していた時期です。このライブには加川良と上田正樹もゲストで出ていていました。物凄く、人間くさくて、でも、自然でピュアで。このライブを見ていると、「なんとかなるじゃろ」とか、「やっぱ、シンプルに人間らしく生きてみようや。」なんてセリフが頭に浮かんできて、ついつい熱っぽく女房と田舎ぐらしを語ったものでした。昨日のライブは最高でした。会場の「萌」というライブハウスもとても暖かく、アットホームな雰囲気。車の置き場所を尋ねようと店内に入ると、そこに有山さんが。。。「あのー、有山じゅんじのライブに来たのですが、車をどこに。。。アレ?ご本人?」と驚く僕に「はい。有山です。」(笑)手を伸ばせばまさに届くくらいの距離で、どっぷりと有山ワールドに浸れたのでした。スローライフを夢見ていた若夫婦?時代も少し思い出し、ちょっとしみじみもした夜でした。しかし、有山じゅんじ、かっこよかったなあ。
2006.03.17
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有山じゅんじのライブがあるとたまたま新聞で見つけて、明日、行くことにしました。岡山の笠岡というところですので、うちからだと車で2時間くらいかと思います。幸い明日は早く帰れそうなので、女房と一緒に行くことにしました。最後にライブに行ったのも思い出せないくらい昔のことですが、女房と二人での外出も10数年ぶりだと思います。いろんな事が少しずつ変わってきているような気がします。。。
2006.03.15
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昨日の話。スタートして1kmほど走ったところで,当日、駐車場になっていた空き地の真下を通りました。そこで、女房の声援。走りながら見上げると、かなり照れくさそうに手を振りながら女房が立っていました。到着したばかりで、たまたま僕の姿が目に入ったのでしょう。僕も恥ずかしかったので、「おう!」と答えたあと、「子供らは向こうじゃ!」と後方を指差して、スピードをあげました。この朝、女房は用事があって、「間に合えば応援に行く」と言っていたのでした。基本的に「必ず間に合うように応援に行く」と言っていても間に合ったことが無い奴なので(笑)、かなり驚きました。こういう形で予想が外れたのは結婚以来初めてではないかと思います。正直、結構、嬉しかったのですが(笑)、驚きのほうが大きいかな。とにかく、なにかにつけ、「間に合ったこと」の無い人なのです。待ちきれないで、一人で無理をして、大怪我をしたこともあります。ですから、いつのまにか、全く期待もしないし、当てにもしなくなっていました。絶対に変わらないと思っていたものが、変わった。大げさだと思われるかもしれませんが、本気でそう思っています。すべての事が一度に変わっていく時期というのがあるのかもしれません。
2006.03.13
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夢吊橋マラソン大会。10kmにエントリーしてます。小学生2人も3kmの部に勝手にエントリー。小3の娘は「出たくない!」と猛然と抗議。まあしかたないか。と思っていたら、友達も出るとわかって、急にやる気に。レース後とても楽しいもちまきがあるとか。(笑)僕は、昨日まで、すっかり今日だということを忘れていて、別の予定を立てていました。走れるかなあ。と少々不安に思っている次第です。毎朝3kmのジョギングは続けていますし、「先生は遊ぶことしか考えていない」(笑)と子供に真顔で言われるほど、休憩時間の度にグランドに出て、子供達と遊んでもらっているので、全然ダメということは無いとは思いますが。八田原ダムに架かった、その名も夢吊橋。とても景色の良いところだと思います。まあ、がんばってきます。目標!50分をきること。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー結果、49分51秒。ワシもなかなかやるじゃん!(笑)次回、4月9日 三次親水マラソン。45分を目指します。
2006.03.12
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これは、もう容赦なく春ですね。空気の匂いが変わりました。出稼ぎ先の小学校も大きな行事も殆ど終わり、秒読み状態になってきました。生まれて初めての思いもかけない担任。非常に得がたい経験をさせていただきました。ほっとする反面、やはり寂しいような気もします。正規の先生になれる年齢ではありませんが、これからも何かの形で子供達とかかわり続けていきたいなあと思っています。後1月もすれば田んぼの仕事も本格的に始まります。今、しっかり腰を落ち着けてこの春からの計画を練りたいと思います。
2006.03.05
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