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5月1日に娘一家は帰っていった。ついでに女房もついていき、私はいきなり一人になってしまった(泣) 男の私が行っても邪魔になるだけだからとは思ったが、どんなところか一度は見ておこうと、先日訪れて見た。 岡山の山の中の古民家。築140年。田舎の集落の中でもそのまたはずれのほうに位置する。25年ほど前、脱サラして最初にお世話になった口和町の家に、立地も雰囲気もそっくりである。 そのとき長男が1歳、長女は妻のお腹の中だった。そういえば、そこで私たちはヤギを飼い、長女はその乳を飲んでいる。私の初めての田植えを、地域の人と一緒にあぜ端にちょこんと座って見学し、私があぜ越えに失敗しトラクターの下敷きになったときも目の前にいてくれた。(トラクターの下敷きになり身動きができなくなってしばらくして、長女を抱っこした女房が私を発見し、私の目の前にちょこんと長女を座らせて、助けを呼びに走ったということです。) さて、旦那はここで町おこし協力隊として働く。3年間は国から給料が出るらしいが、その後は自分で起業しなければならない。長女は在宅でwebデザイナーをやるらしい。 経済的に不安定な生活がどんなにキツイものか、私は身をもって示してきたつもりだし、手堅い職業につくようにずっと言い続けてきたはずなのだが。。。 ともあれ、25年前の私たちの姿を見るようであったし、なんとなくそのころの気分を思い出した。先の見通しなんて全く見えなかったけど、不安を感じなかった。それが若いと言うことなのか、単に私が馬鹿なのか、時代の雰囲気も少しあったような気がする。 当時の私は、直接自分の手で暮らしを切り拓いていくような、そういう手ごたえが欲しかったのだと思う。 娘夫婦がどう考えているのかはわからないが、自分たちで選んだ道である。私は応援するのみである。
2017.05.07
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4月6日、入学式の日、無事孫が産まれた。双子の女の子。心香(このか)と心春(こはる)長女はさくらという名前だから、なんとなくみんな春めいていて良い名前をつけたものだと思う。 初産で双子と言うことで本当に心配した。母子ともに健康で、感謝しかない。 先日、末娘が成人。子育てに一段落着いたと思ったところで、爺様デビューである。 1年先も見通せないような不安定な、まさに手探りの生活で、よくぞここまでたどり着いたものだと思う。本当にありがたいことである。
2017.05.07
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