C22トイガン備忘録

2021.07.10
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カテゴリ: 無可動実銃
​今回は
無可動実銃
DT 車載機関銃
を紹介します。




ご存じでない方も
いらっしゃるかも
しれないので
無可動実銃について
簡単に説明します。

無可動実銃とは
・銃口をふさぐ
・ボルトを溶接する
・機関部を取り除く
等の処置を海外で施し
発砲不可能な状態に
加工したうえで
合法的に輸入された
銃器のことです。


今回紹介する
DT車載機関銃は
1928年に
ソ連で採用された
軽機関銃 DP28を
戦車や装甲車両に搭載するため
改良したモデルです。




車載機関銃では
ありますが
降車後も使用できるよう
脱着可能な
バイポッドが付属しています。

バイポッドを外すと
車両にマウントする際に
不要となる
フロントサイトも
一緒に外れます。



狭い車内で扱いやすいよう
ストックの伸縮が
できるようになり
ピストルグリップも
装着されました。

ストックにはカンバスが
用いられています。




銃により若干の個体差があり
このモデルには
スコープをつけるための
マウントリングが
付属しています。

スコープをつける際には
ピープサイトを倒す必要が
あります。

マウントリングの下には
マガジンキャッチが付いており
左右どちらかに倒すことで
マガジンを外すことが
できます。



マガジンキャッチの
後ろに薄く「1944」の
刻印があることから
この銃は
第二次世界大戦の
終わりごろである
1944年に製造されたと
考えられます。




マガジンを外すと
ボルトが見えます。

先端が切断されているため
隙間がありますが
ボルトは閉鎖位置で
固定されています。



下から見ると
向かって右側にのびた
コッキングハンドルと
ガスシリンダーが見えます。

DPやDTでは
リコイルスプリングが
バレル下の
ガスシリンダーを包むように
配置されています。

一見
スペースを有効活用した
合理的な配置に
感じられますが
発射時の熱で
リコイルスプリングが
傷んでしまうという
問題があったため
後継のDPMやDTMでは
スプリングの位置が
​​ 変更されています。




銃口付近には
ネジが切ってあるため
おそらくDP28の
フラッシュハイダーを
装着可能です。

安全対策として

銃口が
塞いであるほか
バレルにも
切り欠きがあります。




グリップ上の
レバーを回して外すと
トリガーアセンブリーを
分離できます。


機関部は空ですが
ダミーの
トリガースプリングが
ついています。




レシーバー周りにも
パーツがありませんが
もとから
ここは空洞のようです。



​専用のローディングツール。​

​ほぼ木製の板です。​




裏返すと固定用の鋲が
うってあります。

結構鋭く尖っているので
正直、こっちの方が
無可動実銃より
はるかに危険な感じがしますw。




マガジンの穴と
ツールのスタッドを
合わせて置き
レバーを引っかけて
1発詰めるごとに
少しづつ
回転させていきます。

数発程度であれば
素手でも装填できますが
マガジンには
63発装填できるため
全弾装填する場合
このようなテコを利用した
器具が必要になります。




上、ソ連軍の
7.62mm×54R弾
下、アメリカ軍
30-06弾。

7.62mm×54R弾は
いわゆる
リムドカートリッジのため
横に並べていくにしたがい
マガジンのカーブが
急になります。

ならば箱型でなく
円形にすれば
効率がいいと考えるのは
自然な発想に思えます。




マガジンの分解。
フタの部分の裏が
髪をとかすクシのように
なっており
この間に弾が2段重ねで
入ります。



発射時には
ゼンマイの 力で
フタが回転して
弾を押し出します。

銃本体、マガジンの手入れには
購入したお店の勧めで
こちらの潤滑剤を
使用しています。

※モデルガンの
潤滑には使用できません。



各種ソ連軍の
トイガンと。



安いものでも5万円程度
高いものになると
100万円以上にもなる
無可動実銃ですが
トイガンにはない
実銃ならではの
重量感と迫力があります。

なにより
DT車載機関銃のような
おそらく
トイガン化されることの
無いような銃を
手に入れられる点や
トイガンとして
発売されている銃でも
実銃との差異を比べるなどの
楽しみ方がある点も
無可動実銃の
大きな魅力であると
私は思います。

​参考文献​

野崎 龍介 世界兵器図鑑 <共産主義編> 国際出版
床井 雅美 世界の銃器③ マシンガン ゴマブックス

​マシンガンのトイガンは
いかがでしょうか♪​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​







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最終更新日  2023.08.30 19:31:00
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