クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

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出会いのタイミング




若いって言う字は苦しいって言う字に似ている



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若いっていうこと・・・。いいね。

青春真っ只中。


ボールを必死に追いかけている姿を
見るのは清々しくて
自分の若かりし頃を思い出してしまう。
ラグビー


高校の1年の時に付き合った彼は
ハンドボール部のゴールキーパーだった。

そして・・・
ワタシはチアガール♪だった。



進学校だったので部活動は
高校2年の高総体まで。


日曜日とかに試合があった時には
応援に行っていた。(これは個人でね。
まさか、チヤガールの格好では行きませんよ。うふふ。)


そんな彼と長男のウィリーが極似しているのは
何かの因縁なのかも知れない。



ワタシの初恋の相手。

ファーストキスの相手であったし、
はじめてのひと。


進学校で、勉強が忙しいと、あっちの母親から
プレッシャーをかけられた彼は、
「卒業するまで、大学に入るまで・・・・」という
“付き合いは自粛”のカタチで
約束とも言えない約束をして、高2の春に別れた。


高校を卒業して、彼は大学がきまり・・・・、
でも、付き合いを自粛していたはずだったのに、
また付き合いを再開する事はなくて、
完全に別れた感じとなった。



今から、16年前・・・・、
アメリカ人の“もと”ダンナと
結婚する事に決め、来週 旅立つという日になって、
電話をして、呼び出した。




久しぶりに逢う彼に
いきなり・・・・
結婚が決まったこと、そして、来週アメリカへと
旅立つことを告げた。











「俺たち・・・、
早過ぎた出会いと遅すぎた再会 だったな。」







「もし、その結婚するやつと別れるようなことがあったら
いつでも、帰って来いよ。」

「いやぁねぇ、今から結婚するッテいうワタシに
それがお祝いの言葉なの?」





「Marlboroの煙草を見かけたら・・・・
俺のこと思い出せよな。」




「・・・・」








「俺たち、なんで16歳とか若すぎて出会ったんだろう?
なんでもっと適齢期に出会えなかったんだろう?




なんで?結婚を決めてから、俺に電話なんかしてよびだしたんだ?

こんな再会なんだったら・・・・、再会なんて
しなきゃよかった・・・・。


俺たち・・出会いのタイミングが合わなかったんだな。

幸せになれよ。」





それが最後の言葉。







離婚した時、彼のこと・・・・・・思い出した。




でも、こんどは連絡しなかった。っていうより、
連絡できなかった・・・・。







だって・・・ここにはワタシの愛する息子たちが居る。






こんな劇的な別れをしたために・・・




今でも想い出す。





それに増してウィリーが
体つきから、ひょんな仕草など
この彼を思い出させる要素が増えてきた。
年齢的にも近くなってきた。


今ごろどうしているかな・・・?




自分の息子に昔の男の面影を見つけて
ドギマギしてるなんてね・・・。



将来、自分の息子が生まれたら
(シュート)をもじって秀人と名付けたいって
言ってたことを思い出しちゃった・・・。



今ごろ・・・・どうしてるんだろうね?

秀人君は生まれたのかしら・・・?



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