クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

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ToothFairy(歯の妖精)




ゴシップ満腹亭
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暖簾
イラッシャイマセ♪





☆ToothFairy(歯の妖精


「ねえねえ、見てぇ。私の歯が抜けちゃったのぉ」

そういって店に入ってくるなりワタシに飛びついて来たハンナちゃん。

ニッコリ笑う彼女の前歯が・・・。ポッカリ。。。

誰もが通り過ぎる成長の過程なんだけど、
前歯がないのって 間のぬけた、オチャメな顔に
なるんだよねぇ。

うふふっふ。


「ToothFairyからたくさんお礼もらった?」

「Yes!$5ドルももらったの」っと嬉しそう。


アメリカでは、ToothFairyと言って
歯の妖精のお話があるのですよ。

子供たちは歯が抜けると、夜寝る前に枕のしたに
ぬけた歯を置いて寝るのね。

ToothFairyは、夜中にコッソリやって来て
歯の回収にやって来るのです。

そして歯の具合からお礼の金額を決めるの。

きれいに毎日きちんと磨いて虫歯のない歯は、
たくさんもらえるのよ。ちょっとシビア?!


ワタシたちの長男の時は、はじめてのことで
親の方が興奮してしまって、
お互いの小銭をあわせてナント$13ドルもあげちゃったの。

でも、2本目からはフツーの相場に戻って$5ドル。

息子は「ToothFairyは、ケチになっちゃった!」って
不満そうだったけど。


下の子の時はうちに遊びに来てるときに抜けちゃって、
ちょうどその日は夜勤だった父親に電話して
「今日、ブランドンの歯が抜けたから明日の朝
お願いね、忘れないでよ」って言っておいたのに、
ワクワクしてよく眠れなかったのか、
父親が仕事から帰って来る前に起きちゃった!から大変!!!


「ToothFairy・・・僕のとこにくるの忘れちゃってるぅ。」
って泣いちゃったらしい。


その日の夜、ちゃんとToothFairyがやって来ました。
手紙も添えてあって、そこには・・・・・

Dear Brandon,
昨夜はごめんね。昨日に限ってたくさんの子供
歯が抜けちゃって、忙しかったんだよ。
おまけにToothFairyBankは締まっちゃってたし。
とてもきれいな歯でした。
これからも、毎日磨いて手入れしてくださいね。
・・・・・ToothFairyより・・・

昨日の利子もつけて$14ドルもらえたそうな。

もちろん、ブランドンの機嫌はすっかり直りましたとさ。
めでたしめでたし。

☆本日もご来店有り難うございました。♪







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