Rase your dream~……時の歯車は止められない

Rase your dream~……時の歯車は止められない

mad-city4


俺はユコの所へ向かった。おびただしい量の血が出ている。
「まってろ!今治療するから」
「ん…コ…ウ…キ……これ…」
ユコは自分の刀を俺に渡してきた。
「私…もう…ダメ…みた…い…だから…私の……代わり…に…たおして…」
「わかった、もうそれ以上喋るな!今治療するから」
「ん……た…のん…だ…わ……よ……」
ユコの手が床に落ちる。
「おい!ユコ!しっかりしろ!ユコ!」
だが、返事は帰ってこない。
「クソ…あの悪魔…許さね~!!」
俺はユコから託された刀を持って悪魔に突撃した。
「おやおや、次は弱っちいほうが相手ですか~?でも、容赦しませんよ」
悪魔は両手に刃を出して、俺の攻撃をはじいてから反撃してくる。
「くっ…!!」
「見た目にしてはやるようですが、まだまだですね~」
悪魔はそう言うと、俺に斬りかかってくる。俺は避けようとしたが、すでに読んでいたらしく、俺が逃げようとしてた方に周り、斬りかかってきた。
「ぐっ……!!」
俺は床に膝を突く。避けきれずに右肩を切られた。血がにじみ出てくるのがわかる…。
「もうダウンですか~?楽しいのはこれからじゃないですか~」
「うっさい!誰がここでくたばるか!」
「そんな体で私を倒すとでも?」
(確かに…こんな体やとまともに攻撃やできない。どうすれば…)
ふと下水道でユコが言ってたセリフを思い出した。
{もし、普通の攻撃で倒せれないようなヤツがでたら、心臓と脳を同時に叩くのよ}
(心臓と脳を同時に叩くと言ったって、どうすれば…こんな長い刀…)
俺は長刀を見た。
「ん?何だこれ?」
よく見ると途中から何かのばしただけのような感じだ。それに途中の辺りに妙な棒が挟まっている。
(妙やなぁ~?抜いてみよや。)
俺はその棒を引き抜いた。すると、今まで長かった刀が半分の長さになった。
(へぇ~~こんな仕掛けか…、これやと俺が持ってるのと同じ長さだ。後はスキさえあれば…)
俺はもう一本の刀を抜き、悪魔に向かっていった。
「でぃやぁぁぁ!!!」
が、床の段差につまずいた。慌てて体勢を立て直すと、悪魔が目を押さえて悶絶している。
「ぬぉぉぉぉぉ!!」
(何だ?何で悶絶しているんだ?その前に俺は何をしたんだろう…。確か…近づいていってから何かにつまずいてバランスを崩して…!)
俺は上を見た。予想していたとおり、そこには光があった。
「おまえの弱点がわかったぞ!」
「ほぉ~この私に弱点が…(口に対して態度は結構あせってる。)」
「おまえの弱点はこれだ!!」
俺は刀を上向きにかざした。すると、天上にあるライトに反射され、光が悪魔にふりかかる。
「ぬぉぉぉぉぉ!!」
やっぱり光が苦手だったか。どおりであの時悶絶していたわけだ。
「覚悟!!!」
俺は光を悪魔に当てながら近づいていき、ユコの言ってた通り、心臓と脳を同時に叩いた。
「ま…まさか…この私が…こんなデグ人形なんかに……」
悪魔が黒い煙となって消えていく。やがて、警官が中に入ってくるのが見えた。俺はこのままいるのもまずいと思って、逃げ出しそうと思い、ユコが倒れてた方を見た。が、そこにはもうユコの姿はなかった。
(何処行った?)
もう警官が来ると思い、俺はユコの行方をつかめぬまま、そのばを後にした。


あの事件から一ヶ月…ちょくちょくアンデッドは出るが、あの時ほど強いヤツはでない。今日もアンデッドらしき人物を見かけたのでその場へと向かった。
そこには弱いのだが、おびただしい量のアンデッドがいた。しかもここはユコと出会った場所。俺は容赦なくアンデッド達を切り刻んだ。しかし、切っても切ってもきりがない。しかも、不意をつかれて古傷がある場所を切られた。
(ったく!こんな時に…)
俺がひざまずいている間にアンデッド達が群がる。
(もうダメなのか…)
その時、一陣の風が吹いてアンデッド達を切り刻んだ。
(!!?!)
俺は後ろを振り返った。
「やぁ?元気にしてた??」
相変わらずな口調でユコが話しかけてくる。
「ユコ…おまえ…死んだんじゃ…」
「あぁ!あれは死んでなかったの、ただ気を失ってただけ、あ!死んで終わらした方が良かったりして♪」
「馬鹿やろう!俺がどれだけ心配したか…」
「あ!けど心配してくれてたんだぁ~♪」
「あったりめぇだ!それにこの刀返さないとあかんし!!それに…」
「それに…?」
「あいつを倒したら、これを言おうと思ってたんだ…」
「ん?何を??」
「俺と…付き合って……くれないか」
「えっ!?」
「もしダメだったら断ってくれてもいいから…」
「実は…私…ここで会う前から…コウキのことが…好きだったの、だから…うれしい」
「ユコ!」
「コウキ!」
二人は時がたつのを忘れ、二人だけの世界へと入っていった。





あとがき…一応これでMAD CITY終わりです。
     また新しいの今書いてるから近日中に更新するかも…(promiseではないので…)まぁ気が向いたら読んでくださいな~(おおざっぱ(笑)
これからもよろしくお願いします♪


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