STORY③


悪い夢ならはやく覚めて欲しかった。私ね、その時想ったんだ。今ここで…涙を流したら暁が居なくなった事を認めるって…

 あなたの居ない世界に私が存在してる意味なんてない。待っててね、すぐにあなたのソバに逝くから…。
そんな事を想って眠った夜、あなたは夢の中に出てきてこう言ったね。
『未來、お前は俺の分まで生きてくれ。
 俺…未來の隣に居てやる事できないけど…俺はいつまでもお前の中に居るから。
 だから…俺の為にも未來の為にも生き抜いてくれ。
 未來の中で…お前の事ずっと見守ってるから…』

暁がいなくなったって…初めて実感したら大粒の涙が止めどなく溢れてきた。
でもね、暁。私暁の分までしっかり生きるわ。暁がなりたかった夢に私が代わりになるわ。
辛い事があっても大丈夫。私にはあなたがついていてくれるから。
大きなカベにも2人で立ち向かって行こうね。1人では無理かもしれない…でも2人なら大丈夫だよね

 今、精一杯私は生きているよ。
だって…私は1人じゃないから…暁がついていてくれるからがんばれるんだよ。
ちゃんと見ててね。暁の分まで生き抜く私の姿を…ちゃんと見守っててね



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