True Romance

True Romance

心に留めておきたいNon-fiction, fiction達

Holly’s story

Not every rescue can have a happy ending.

1995年の9月、私にとって初めての犬をシェルターから養子に迎えた。  その子はごく普通の犬で、大柄、雌、毛色は暗めの色の子。  
1998年の10月、家の近くの地域のいわゆる`no kill’のシェルターでボランティアを始めた。  そこでたくさん、ストレスによる抜け毛の激しい子や下痢やウィルス性の病気に悩む子達に出会い、私は自分に一つの使命を課したのである ..... 犬達をここから出してやること。  そして1999年の10月、私は里親として一匹の犬、Hollyを家につれて帰った。

Hollyはとても気難しい子ではあったが、美しくとても愛らしい子だった。  彼女は当時4歳で、前オーナーから見捨てられ、裏庭に繋がれたまま放置されていたらしい。  彼女は私がその時すでに飼っていた先住犬にもとても寛容だったが、家に来て一ヶ月が過ぎた頃、彼女は他の犬に対して攻撃性を見せ始めたのである。  彼女を引き取ることを決めたのは私だが、日々が過ぎるにつれ、彼女の行く末が心配になってきた。  考えた末、道徳的にも彼女をこの状態のままで赤の他の人々の手に渡たすことだけはできない、と思い、Hollyは私とそのまま暮らすことになった。  

Hollyは会う犬ごとに飛びかかろうとしたので、heelのコマンドを教えてあげた --- 不安定ながらもできるようになった。  また同種療法専科の獣医にも診せた。  攻撃性に詳しいトレーナーとコンタクトをとり、Dr.BachのFlower Remedyを何種類も試したり、トレーナーは3度変えた。  トレーニングの内容もHollyに合うように何度か変えたり、「犬の攻撃性」の会議にも参加したりした。  この子のために自分も知識を持たなければならなかった。  私が望んだことは、ただ一つ。  Hollyが他の犬を傷つけないと確信ができるようになること、だった。

その1年後、彼女は他の犬を傷つけてしまったのである。  その犬は、私の家の前庭にやってきて、それを見たHollyは2重玄関ドアの外側のドアに体当たりした。  私の友達がHollyに気をつけながらそぉっとそのドアを開けようとした時それを力で掻い潜ったのである。  幸い私達はHollyを引っつかんだが、Hollyはなおその犬に飛び掛ろうとしていた。  傷は縫うにはいたらずに済んだが、もし私達がHollyをすばやく引き止められなければ....と、その先に起こっていただろう事を想像するだけで身震いがした。  私はその時、あまりにもその犬がHollyに近寄りすぎたからだ、と思ったが、その後即座に新たなトレーニングに申し込んだのであった。  

さらに1年後、近所の犬が私の家のカーポートに入ってきた時、Hollyはフェンスの弱くなっていた部分をぶち壊し、犬に攻撃しようとした。  この時までには、私達夫婦もHollyの行動には細心の注意を払い、何かことが起こる前にHollyを引き止められるようになっていた。

昨年の夏、別荘に言った時たくさんの犬連れのフレンドリーな方々にあった。  私はHollyが他の犬に対してアグレッシブであることを説明し、犬を連れて所有地には入らないで欲しいことを丁重にお願いした。  次の日、私の夫が建てた門をHollyは捻じ曲げ、脱走し、隣の犬に攻撃したのである。  私は彼女が門からすり抜けるのを見て、Hollyはきっと隣の犬と遊びたかっただけだとは思いつつ、Hollyを追いかけた。  私はお隣さんに謝った。  そしてお隣さんもHollyのしたかったことはわかりつつも、あまりにも唐突過ぎる訪問に叫んで警告し、Hollyを止めたことを謝ってくれた。  家に帰り、私はHollyを手放すつらい決断をした。  Hollyは既に私達と5年以上一緒に暮らしてきた。

獣医さんとの約束の時間の一時間前、私は台所のテーブルに座り、どうにかこの状態を乗り越えられないものかと涙を流しながら考えた。  Hollyと「最後のお散歩」に行き、獣医さんのオフィスへ行った。 (獣医で健康診断を終え、シェルターに戻される。)  私は人生の中で最もつらい決断をしたのである。  彼女をそこに置き、彼女の毛の中に顔をうずめてずっとずっと泣いていた。  どんなにこの子を愛していたことだろう...と。

私の願いは、いつか人々が、Hollyのような犬を「創り」出さないように、十分に気を配るべきであり、また、このような犬を売らない、そしてこのような犬を手にして、なついてくれない、難しいといって裏庭に放置するようなことだけはなくなるように、ということである。  そして`no kill’のシェルターは犬達にとっては「いい場所」ではない。  犬の世話は最小限にしかできないし、犬達にとってそこはいいコミニュティーでもなんでもない。  とてつもなく危険な犬もたくさんいる。  私がHollyとこの「攻撃性」に打ち勝つことができないんだから、他の人にも絶対むりだ、とほとんど言い切れる。  

Hollyは私に犬の攻撃性についてたくさんのことを学ばせてくれ、それを持って暮らしていくことはどんなに難しいことかも教えてくれた。  彼女のおかげでたくさんの素晴らしいトレーナーさんにも会えた。  私達に必要なことは、ブリーダーに対して厳しい規定を設ける法律を作ること、犬を引き取るシェルターには犬達の信頼性の高い気性を計る目安のようなものを設けることである。  シェルターにはたくさんの優れた犬達が収容されるが、ここで生涯を終える犬もたくさんいるのである。  このような犬達がペットを望んでいる人々のもとへ行くべきなのである。  ’no kill’のシェルターは、現在の状況では、単に「`no kill’ですよ」というのをアピールしてそれを広告にしているだけで、それは皆(人間と犬)にとって、ベストな状態では決してないことを記しておきたい。 

Hollyへ....余生を元気で、平穏に暮らせるように祈っています.....

ロリー・カミスキー


Dog In Canada 2003年12月号の記事より抜粋。  自己翻訳のため、読みづらさをお許し下さいm(_ _)m。 Hollyが9歳になるまで飼い続けたのに、なぜ...とは思うが、苦渋の決断をしてHollyをシェルターに戻す事を記事にした事は、シェルターの実体を知る筆者にとって、相当な勇気が要る事であり、何としても世に伝えたい意図があったのだとも思う。  中型犬であれば、寿命は14-5年。  Hollyが晩年を穏やかに過ごしている事を願ってやまない。)


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