NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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Up


「上昇する」イメージである。しかしこの「上昇感覚」は幅広い意
味で使われ、物理的な上昇のみならず、感覚的な上昇も含む。

まずは誰もが知っている物理的・立体的(3次元)なところから、

the kite is up 凧が上がっている  the sun is up 陽が出ている
climb up to the top てっぺんまで登る stand up 起立する

 空間に限らず平らな2次元(平面)でも上ることが出来る。その場合
の「上」とは、地図なら北を指し、川なら上流、町なら中心地を指す。
東京駅に向かう列車が皆、「上り」なのと共通する。

drive up from NY to Boston ニューヨークからボストンまで北上する
sail up 船で川を上る go up to the London ロンドンへ行く


次は地位・身分・速度・音量など感覚的なモノが上がる場合である。

move up the ranks 昇進する turn up the volume 音を大きくする
come up from poverty to fame 貧困から身を起こして名声を得る

時間の進行も、今現在が「上」であり、ついていくのも up を使う。
up-date 最新の keep up with ・・・ ・・・に遅れずについていく

気分を高揚させるのも、街が活気づくのも up 感覚で表現できる。

cheer him up 彼を元気づける the town is up 町が活気を呈す

ずっと上昇が続けば、終点も見えるわけで、すっかり上りきった
「完了感」へも派生する。

eat[drink] up 食べ[飲み]尽くす time is up 時間切れです
add up all the debt 借金を総計する pack it up 包装する

♪更に「突っ込み」たい人へ♪

upは動詞でもある。そして、上げる、増大する、などの意味の他に、
衝動が込み「上げて」きて、急に何かをし始める時、
(口語)He upped and said ・・・ 急に・・・を言い出した。
などとも使われる。

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