NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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第5文型 その1


思います。ここが最も重要なところなので、ここが分からなければ、英
文の半分近くを正しく理解できません。そのかわり、この文型のポイン
トをきっちり理解すれば、英文解釈が怖くなくなり、本を読むときの理解
度が飛躍的に高まります。なので、2回に分けて詳しく説明していきた
いと思います。

 第5文型は S + V +O + C の形をしています。
 ここで初めて、O(目的語)とC(補語)が一緒に出てきましたね。
その並んだ O と C がポイントなのです。
 第2文型の説明の時に、S + V + C では、S = C が成り立つの
がポイントと説明したのを覚えていらっしゃるでしょうか。
 第5文型では同様に、『O = C が成り立つのがポイント』なのです。

 言葉だけで説明してしまうと簡単ですが、順番に理解を深めていきま
しょう。ところで私はコーヒーはミルクも砂糖も入れる派(笑)なのですが、
仮に次の例題があったとします。

 I would like my coffee ( ). 
( )に適語を入れて、私のコーヒーは濃くしてください、という意味にせよ。

 これは2つ引っ掛けがあって、まずコーヒーやお茶などの飲み物の濃い、
薄いはthick や thinでは表さず、strong か weak で表現します。
(色の濃淡ではなく、カフェインなどの効き具合から派生しているからです。)
 そして、めでたくstrong が頭に浮かんだ人が最後の罠にかかりやすいの
は、日本語で「濃く」だから、副詞にしてstrongly を入れておけば良いかな、
という発想です。しかし、英語の上級者は1%の迷いもなく即座に strong
を回答できるのです。なぜ、「濃く」なのにstrongly でなく、形容詞のstrong
を入れなければならないのだろう、と思った方は今後の説明を聞けば、すっ
きりします。

 上記は第5文型の典型的な文であり、S = C が成り立たなければならな
いので、coffee = strong なのです。 coffee ≠ strongly であり、
「コーヒー」が「濃い」のが好きなのです。

 第4文型のようにO(目的語)がくると何でも「~を」というような日本語の訳
語をあてるくせを持っている人が、目的語 coffee を、「コーヒーを」としてしま
いがちであり、次の「濃く」の日本語訳から、strongly を選んでしまうのです。

 第5文型の本質は、『O = C が成り立つ』であり、例えば
I saw him come.(彼が来るのが見えた)という簡単な文を考えてみると、
Him と come の間は「主語」と「述語動詞」の関係であり、「彼が」=「来る」
つまり、「・・・が」「・・・する」の関係なのです。

I felt the house shake. (私は家が揺れるのを感じた)
I believed him to have been innocent.(私は彼が無実だったと信じていた)

 いずれも、「家が」=「揺れる」、「彼が」=「無実だった」の等号関係が成り
立ち、日本語で考える時に、「家を」や「彼を」としてしまうと、うまく繋がらな
くなります。
 この文中に潜む、「・・・が」「・・・である」が分かってくれば、第5文型の本質
に近づいたといえ、極めて重要な感覚です。

 ここで、ちょうど英語中級者の方から、ありがちな質問があります。
第4文型のIOは「~を」と訳して良いのに、第5文型のOは「~が、~は」と
「主語的」にとらなければならないというのは、どうやって区別するんだ?
というものです。もっともな質問です。

 その質問に答えるために、簡単な比較例で説明してみます。

第4文型: I found him a good seat.(私は彼にいい席を見つけてあげた)
第5文型: I found him a nice guy.(私は彼は良い奴であることが分かった)

I found him までは全く同じですね。つまりそこまでしか聞いていない段階で
は、ネイティブだって区別できません。その後に、a good seat がくれば、常
識的にHim ≠ a good seat ですから、これは第4文型の S +V +O +O で、
ははぁ、座席を彼に見つけてあげたんだな、と捉えれば良いのです。
 そして、him の後に、a nice guy が来た時に、him(彼) = a nice guy
(良い人)が成り立つ可能性が強いわけですね。 誰ですか?彼は bad guy
だから成り立つ可能性が低い、といっているのは(笑)。
ともかく、付き合ってみたら、彼はいい奴だったと判明した、となる訳であり、
ネイティブは、その後の言葉を聞いて、コンマ何秒かの間に瞬時に区別を
しているわけです。

 「そんな一瞬の判断なんて難しいことはできない!」と思った方もいるかも
しれませんが、私達が日本語を話すときを考えてみてください。
 外国人が日本語を習うときに主語には「・・・が」「・・・は」とありますが、
「・・・が」は他のヒトと区別するときの限定・特定の「・・・が」と習います。
英語で言う I run.(私は走ります)を、「誰が走るの?」と聞かれたときに、
「私が走ります」と答えるときに、限定・特定の助詞「が」を選択するのに、
その判断に何秒もかかる日本人がいるでしょうか。外人が最初に日本語をな
らうときには、彼らはそれすら判断できないのです。
英語では I run. の"I "の部分を強く言うだけで、同じ文なのに私「が」走ります、
という意味になるからです。
 つまりあとは慣れと訓練でどうにでもなるのです。

 とても長くなってしまいましたが、この文型はとても重要なポイントです。

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