丑寅おじさんの開業奮闘記

丑寅おじさんの開業奮闘記

介護事業


それに伴い介護事業に進出する事業者も増え、
事業所、施設を運営している事業者数は
平成17年5月31日現在で261,793に上っています。

介護事業はサービス業です。
高齢者の方をはじめ、介護を必要とする方々へ
介護サービスを提供する事業です。

この事業は報酬が決まっておりますのでダンピング競争はなく
適切な報酬を得ることが出来ます。
しかし、介護保険の利用率が高まった結果、見直しが行われ、
介護報酬全体ではマイナス2.3%になり、厳しくなったのも事実です。
その反面、居宅介護支援への報酬は平均17.1%上がりました。
これにより施設から居宅に事業活動が推移してきています。

介護を必要とする方々は確実に増えてきており
平成16年9月末時点での要介護(要支援)認定者数は4,023,727名です。

直接、介護をする事業以外に手すりをつける、段差をなくという
住宅リフォーム業も同様に介護市場の拡大に伴い需要が増加しています。

では、介護事業はバラ色の未来が拓けているかというと
公的保険で支えられていますので、利用率が上がれば
要介護認定の厳格化とか、報酬額の調整も行われる可能性もあります。
そうなれば、事業者は顧客の満足するサービスの質で
選別されていくことになるでしょう。


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