藻対策


これをなくせばおさまります。

一番大切なのは、藻の発生を最小限に抑え、安定させる事です。

★富栄養化対策★
藻類が多くなってきた場合には換水を週2~3回に増やし富栄養化した水質の改善に努めます。それと、魚の餌を減らします。藻が増えてくるようなら1回の量を減らし、回数も大丈夫かなぁと思える限界位に減らします。3日に1回でも、魚は元気に生きています。
私は、水槽が落ち着くまで2日に一回にしました。

★水換えの場合、珪藻(けいそう)類(いわゆる茶ゴケ)の場合は濾過バクテリアが繁殖していないので換水頻度は週1回くらいで、通常の2分の1程度にとどめて置いた方が良いでしょう。

光量対策

水草水槽においては照明時間は1日8~10時間位が適当言われているけど、藻類が増えて場合には1日6時間程度に短縮しましょう。また、蛍光灯も検討したほうがいいでしょう。(長い目で見ると)青色光を多く含む蛍光管を多く使っている場合には赤色光を多く含む蛍光管(PG2など)に交換するのも良いです。

コケを食べてくれる仲間たち
熱帯魚屋さんで良く見かけるものはセルフィンプレコ(SP)ヤマトヌマエビ、オトシンクルスが代表的なものです。ヤマトヌマエビは藍藻・黒房藻・珪藻以外の藻に有効です。ヤマトヌマエビは藻類がなくなると魚の餌や赤系の水草の葉を食べるようになったり、弱った魚を襲って食べるようになるので注意が必要です。オトシンクルスは藍藻・黒房藻・糸状藻以外の藻に有効です。
私の水槽では、今はセルフィンプレコのみですが、働き者!!!
プレコの仲間は、ほとんどが働いてくれます。でも、一番安いセルフィンがおすすめ!!!(一番働くような気がする。ロイヤルとゼブラに比べると)
sp2
オトシン君は金魚水槽でも活躍するそうです。(水温がある程度、低くても大丈夫)

★追記★
水草の肥料は、コケが落ち着くまで控えます。葉の色が白や黄色ぽ苦なっている場合は別です。(このときは肥料不足)CO2を添加している人は増やしてください。珪藻の場合はろ過バクテリアが足りないので、CO2よりも、エアレーションがおすすめ。
 濾過能力が低下してくると藻類の発生を見ることが多いので、安定期に入っている水槽で濾過層が汚れている場合には濾材を軽く洗浄しましょう。しかし、セット初期の水槽では濾過ができていませんから、濾材は極力洗わない方がいいでしょう。

以上のことを1カ月も続ければ、大抵の藻類は減少します。しかし、これでもなかなか消えてくれない藻類があります。緑色でカビ臭いにおいがして葉や底床にベタっと膜状に張り付く「藍藻(らんそう)」、葉の辺縁、ガラス面、水流の吹き出し口に固着してなかなか手で取ることができない黒房藻の2種類です。


藍藻
ブラックモーリーが藍藻を食べてくれます。
藍藻は水流のない部分を中心に増殖しますので藍藻の発生する場所に水流を作ることも大切です。
 また、バクテリアの活性を上げることも兼ねて夜間のエアレーションも多少効果があります。
セット初期の水槽では水がアルカリ性で硬度も高い傾向にありますので藍藻が発生しやすい状況にあります。CO2を添加したり、ゼオライトやピートで処理した軟水で換水することも多少の抑制効果が期待できます。

薬は恐いから使った事がありません。出来れば、使わずに済ませたほうがいいですよね。藍藻が発生したらスポイトなどで吸いだすのが一番いいです。
あと、ろ過能力を上げましょう。長年使っているときは掃除をしましょう。
(水換えと一緒にしない)

黒房藻
 この藻は濾過の安定した水槽で発生します。硝酸塩やリン酸塩の蓄積が原因と考えられます。底床掃除をしばらくしていない場合に発生し易いので換水のたびに底床クリーナで掃除することをお勧めします。ただし、リン酸塩も減少させる必要があるそうです。
 水草を取り出せるなら「3倍酢法」 という方法もあります。アヌビアス類やミクロソリウムなどの葉の硬い水草に限られますが、水で3倍に薄めた食酢に黒房藻の付いた水草を10~15秒程度浸けます。その後水草を流水で良く洗って水槽に戻して終わりです。数日後には水草に付いた黒房藻は赤く変色しその後消失します。酢に浸ける時間が長すぎると水草も枯れますので注意して下さい。また、根に酢が付かないようにして下さい。 器具類に黒房藻が付いた場合には取り出して酸でもアルカリでも熱湯でも好きな方法で処理が可能です。


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