『大奥』


ひょえ~ヾ(;゜;∇;゜;)ノ゛

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7代将軍・徳川家継の時代。
まだ幼い家継に変わって、
能役者から側用人に成り上がった美男子
間部(まなべ)が実権を握っていました。
間部は先の将軍・家宣(いえのぶ)の側室で
将軍生母である月光院と恋仲に。
それが先代将軍の正室ながら子がなく
自分より権勢を持つ月光院を目の敵にしている
天英院(てんえいいん)の知るところとなり・・
大奥史上最大のスキャンダル
“絵島生島事件”と場内で起こる禁断の恋を絡め
ラブストーリーを強調した愛憎絵巻。
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最初のテレビドラマ版から3年。
昨年シリーズ第3作が作られています。
つまり3度のテレビシリーズを経ての映画化となる訳です。
おいらにとっては、この初の劇場版が
初大奥になりまする。
ううむ。
女ってコワい・・(*_*)
なんて思いながら、世の男性陣は観るのでしょうか。
でも、ぶっちゃけこんな生き物ですね(爆)

女性なら共感出来るところは多々あると思います。
特に月光院(井川遥)の恋愛へのハマり方が不格好で
でも、誰かを強く好きになるとそうなってしまう
なりふり構わず欲の塊になってしまうところが
生々しく描写されていたと思います。
恋愛は綺麗なだけのものじゃないですよねぇ・・。

この物語の主人公である
“28才にして恋というものを知らない超ウブな”
大奥総取締の絵島(仲間由紀恵)も
罠だとわかっていても最後には女の本能に逆らえず
敵方が仕掛けた歌舞伎役者・生島新五郎に惹かれてしまうのです。(ま、対する生島も結局絵島に惚れるのですが)
でも絵島が他の愛憎でドロドロした女性達と違ったのは
厚い主従関係で結ばれた月光院に裏切られ
せつなく悲しい生島との別れをむかえても
最後まで凛とし、
誰を恨む訳でもなく全てを受け入れたことです。
【命にかけても守りたいものがあります】
忠誠を誓った相手と初恋の人。
絵島は月光院を選んだけれど
月光院は自分の愛を選んだ。

両者共にかなりの葛藤はあったにせよ
ものすごく好きになった人と
すごく信頼している上司(みたいなもんかな?)あるいは仕事
なら、どちらを選ぶか。
うーん難しい~
でも、恋愛にどっぷりハマってる最中なら
前者という女性は多いのでは(?_?)
でも、絵島の凛とした美しさからは
“あぁ、この人は違うんだろうな”
と思わせる説得力がありました。

それは演じた仲間由紀恵さんの力でもあるんでしょうね。
とにかく彼女は美しかった!
ずっと見とれてしまいました♪
今まではあの台詞回しが少し嫌いだったのですが
それを越えるビジュアルでらくらくカバーです(なんのこっちゃ;)

とにもかくにも今回は切ない恋にスポットを当てた『大奥』。
いろんなタイプの女性が出て来ます。
どれも恋愛心理においては現代の女性に
通ずるものだと思います。

そして西島さん(生島役)に惚れます(´艸`*)

女性は『うんうん』と頷きながら、
男性は覚悟を決めて(!?)ご覧下さい。




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