『ドリームガールズ』


1962年。
アメリカのデトロイトに音楽で成功することを夢見る
エフィー・ディーナ・ローレルの3人組
‘ドリーメッツ’がいました。
ある日デトロイト・シアターでの
公開新人オーディションに参加していた彼女達に
中古車販売会社を経営するカーティスという男が声をかけます。
「君達に必要なのはアマチュア相手のコンテストじゃない、
チャンスだ。それをもたらすことの出来る俺のような男だ」と。
その後、デトロイト・シアターで抜群の人気を誇る
ジェームズ・サンダー・アーリー(ジミー)の
バックコーラスとなった三人の快進撃が始まり、
その後ついに、‘ザ・ドリームズ’と改名し
デビューを果たすのですが・・
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コーラスガール3人組の成功と挫折の物語を
数々の名曲にのせて描き出す
伝説のブロードウェイミュージカルの映画化です。
なので当然、歌・歌・歌・・でも、
「だからミュージカルは苦手なんだよなぁ~」
という人にも安心しておススメできるほど
純粋に音楽としても聴けます♪

ブロードウェイでの初演は1981年12月。
ディーナ役を演じたビヨンセはこの年に生まれてます。
今年26才ですか・・
この作品では約10年の歳月を演じている訳ですが
あどけなさの少し残るハイティーン時代から
スーパースター&セレブな社長婦人まで
もともとキレイなんですが、
どんどんゴージャスになっていく姿にウットリです*:.。☆..。.(´∀`人)
今までそんなに興味なかったんですが、
小顔でめちゃ可愛くて見ていて飽きないですね~
色んなファッションも見せてくれますが、お人形みたい!
それでいてあの歌唱力~
細っこい身体(特に今回は10キロ減量したとか)からは
想像出来ないくらいパワフル
・・といっても、今回は役柄上、普段の彼女と比べると
ややソフトで軽めなタッチの歌い方なのかな。

そんなビヨンセをも超えた(といっていいでしょう!)のは
この作品でデビューを果たした大型新人、ジェニファー・ハドソン。
おいら的には見た目もとってもキュートだと思うんですが
なんといっても歌唱力!
めちゃくちゃパワフルでございます。
中盤で彼女が熱唱するシーンは鳥肌もん!
デビュー前はディズニーのショーの
ナレーションやボーカルを担当していたとか。

あと、エディ・マーフィーも歌うまくて驚きました。
風貌は見ただけで笑えたけど・・ここはやっぱりコメディアン!?
でも演技も素敵でした。
総合的にはエディ・マーフィーが一番良かったかもしれない(´艸`*)

サントラCDをさっそく買っちゃいましたよ★
あと、劇場ではパンフを求めてる人がたくさんいました。

おいらの予想ではジェニファーの歌声を初めて耳にして
『あれは何者?』と思ったからではないかと。
まもなくアカデミー各賞の発表ですね~

最多ノミネートの『ドリームガールズ』

ジェニファーもエディもノミネートされてますね。
エディにはオスカー獲ってもらいたいですが
ジェニファーは菊地凛子さんのいわば対抗馬ですもんねぇ・・
フクザツ・・
というより、菊地凛子危うし!
まぁ『バベル』を観てないので、なんとも言えませんが;

とにもかくにも音楽好きにはもちろん、
ミュージカルが今まで駄目だった方も
ぜひチャレンジしてみていただきたい作品です★






Last updated 2007.02.23 10:21:19

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