『ハイジ』
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幼い頃に両親を亡くし、叔母に育てられたハイジは
その叔母の都合でアルプスにいる祖父の下へ連れて行かれます。
他人との付き合いを拒み
たったひとりでアルプスの山奥の小屋に住んでいる祖父。
そんな祖父も、いつも感謝の気持ちを忘れず優しいハイジに
心を開いていきます。
こうしてアルプスの大自然の中で、
ハイジは健やかに育っていくのですが・・
そんなある日、お金持ちのお嬢様クララの遊び相手にするため
強欲な叔母に連れ去られてしまうのです。
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いやぁー、いいですね～大自然！！
住むのはヤダけどヽ(￣∀￣)ノあは★
日本では1974年に高畑 勲監督によってアニメ化されました～
って、じゃ、おいらが観てたのは再放送だったのだな。
なんと毎週20%以上の視聴率だったそうな。
すご(ΘoΘ;)
今の子供たちは知ってるのかな？
自動車保険のTVCMでくるくる回りながら歌ってるけど・・(^_^;)
主人公のハイジはもちろん、
ペーター、クララなど子供達がたくさん出て来て
彼らから見た大人の世界が描かれてますが
原作者のヨハンナ・シュピリは44才で初めて筆をとり、
おそらくハイジを書いたのは50代になってからだと思うのですが
その年でこの物語が書けたのはなんかすごいなって思います。
自身のいろんな経験に基づいているらしいんですけどね。
アニメが記憶にある方は、
やはりあの雄大な自然に期待するでしょう。
でもそこはやはりアニメと現実。
実際映像で観ると、アニメように明るい感じではなく
例えば吹雪のシーンとか
美しいだけではない、ちょっと暗めのトーンも含んだ
リアルな山々の景色が映し出されています。
あとは干し草のベッドやチーズ作り、
ペーターのおばあさんへのプレゼントの白パンなど
おなじみシーンたっぷり★
(あ、もみの木がなかったような；？)
ちなみに、ハイジとおんじ(祖父)が
木の器とスプーンで食事している姿をみてたまらなくなったおいらは
映画館を後にしたその足で木のボウルとスプーンを探しまくり購入。
さっそくシチューを作りました。
モノは一緒なんだけど、
なんだか美味しく感じたなぁ～.。゜+.゜(￣∇￣)゜.+゜。.
残念なのは(かなり！)セントバーナード犬のヨーゼフと
子ヤギのユキちゃんがいなかった！
これは悲しすぎる～(ノД`)・゜・。
その他キャスティングに関しては
やはりアニメイメージが強いのか
ハイジの髪が長いってだけで『ん？』って思ったけど
本編観たら一気に吹き飛びました。
ハイジ役のエマ・ボルジャーの天真爛漫な笑顔、
美少女すぎない素朴な可愛らしさが光っていて
観ているとこちらも自然と笑みがこぼれてました（*´∇｀*）
おんじ役のマックス・フォン・シドーは
過去に3度この役でオファーがあったという程
(でも、すべて断った)ハマり役♪
ハイジと抱き合うラストシーンは目頭だけじゃなくて
胸がジーンと熱くなります。
その他にも喜劇王チャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリンが
厳しくて怖いけどどこか憎めないロッテンマイヤー夫人を
好演しています。
とにかく素敵な人がたくさん登場します。
みんな大好きになりました(´艸｀*)
ストーリーもアニメとほぼ同じです。
先の展開もわかっていて、全体として淡々と進んでいくのですが
ほんわりと温かい気分がずっと続いて居心地がいいです。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで
幅広い年代の方が楽しめるのでは★
単なる“お子様映画”じゃありません。
最近疲れてるな～って方にいいかも。
一服の清涼剤になるでしょう。
心が優しい人は自分も幸せになれるよ
っていうメッセージが聞こえてきました。
いつもポカポカしていよう(*´ェ`*)♪
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