生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2024年04月10日
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カテゴリ: 死別しての12か月




何が現実で何がそうでないのかわからないまま
時間が過ぎていったという感覚

体に異変が現れて、薬で何とか命をつないで
自分自身も生きてるのか死んでるのかわからないような
毎日だった

処方された薬が効きだして、
やっと、少しは落ち着いた時間を過ごすことができるようになってきた

テレビを見たり、パソコンをいじってみたり


そんな時期だったように思う



思い出すのは1年前のこと

旦那は8月に人員削減の対象となり
リストラされた

体調も良くない

年金受給の年齢になったから、
節約しながらなんとかやっていこうと話していた

日に日に奪われる体力
仕事に行かなくなったというだけで
行動範囲があまりにも狭くなった

病院に行く度医者には



と言われる

一体どんな気持ちで病院に行っていたのだろう

体力がなくなるのも、食欲が落ちてきているのも
体重がどんどん落ちているのも
本人はわかっていた



どうしようもない状況

どうすることもできない状況

ただ毎日を過ごすしかない

死が現実となる毎日

一体どんな気持ちだったのだろうと考えていた

一体「死」をどのように考えていたのだろう



この頃はただ、淡々と思い返すだけだった

自分を苦しめるほどの後悔はしなくなっていた

後悔したところで、何も変わらない

実感がないままの毎日

時折来る役所からの連絡

事務処理もほぼ終わり、落ち着き始めた時期

それがこの頃

怯えて苦しめる心は少しずつ遠のいていったように思う

それが薬の力なのか何の力だったのかは

わからない

ただ、少しでも人間らしさが戻ってきたことが

安心につながっていた


自分も生きていていいのかなと思えるようになってきた








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Last updated  2024年04月10日 08時10分07秒
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