☆ ☆ SARRYの「ありがとう」日記 ☆ ☆

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セドナメソッド


Wantingとは「欲しい、望んでいる事」と訳せます。願望を持つという事です。 Lackとは「欠乏、不足」という意味です。

レスターは、望みを持つ、何かを欲しがる事は、不足を感じている、欠乏していると感じている事に等しいと、心の探究の中で気づきました。

何かを欲しいと思うという事は、それを持っていないと感じているのです。私達がものを欲しがる時、不足を感じています。そして、その欲しいものが手に入った時、満足して幸せな気持ちになります。これは物だけでなく「経験」に対しても同じことが言えます。そこで、全ての願望や追求の背後にあるものは、幸せになるための動機づけであり、幸せというのは欲望を満たすことであるという観念です。

見方を変えれば、願望・欲望が問題なのです。渇望している状態は苦しみであり、欠乏している事であり、傷ついていて、いつかその望みを満たし、幸せになる未来の時を求めている状態です。願望する(wanting)というのは所有すること、持つこと(having)とは全く正反対の状態です。

所有する、持つことは全く問題ではありません。問題なのは「望むこと」です。それは苦しみであり、受け取ることを妨害するからです。

ここで、欲しいもの、体験したい事をリストアップして下さい。そして、そのリストを見ながら、現在それを所有していない事に心の痛みがないかチェックして下さい。そこにリストアップされているものは、全てあなたが所有していないものだという事に気づいて下さい。

この渇望、望むという事の問題の解決法はこうです。

1.欲望の苦しみを終らせる為に、その望みを手放します。

2.そうすると、前に望んでいたものを受け取り、心の中でそれを持てるようにしてくれます。すると、それはあなたの元にやってくるようになります。

3.最後に既に完璧であると感じることで、私達はほんの少し前まで重要に思っていた事を手放す決断をするかもしれません。なぜなら、私達はもう今は幸せな感覚を感じているからです。

昔からある表現「富める者はますます富み、貧しいものはより貧しくなる」というのは簡単に説明できます。裕福な人はお金を渇望しません。彼は既にお金を持っていると感じているからです。従ってよりお金を作り出せるのです。貧しい人はお金を渇望します。従って不足な状態を生み出し、お金は残らないのです。

感じている事、渇望をリリースする事は思考、感情、願望、渇望の本質の理解につながります。それらは全て心の中で起こっているものだからです。

3大渇望
あらゆる感情は突き詰めると、3つの渇望から生じてくるという事にレスターは気づきました。

1.安全・生命維持の渇望
2.認めてもらいたいという渇望
3.物事を変えたい(コントロールしたい)という渇望

ストレスになる感情を根こそぎ解消していくコツは、この3つの願望を丁寧に解放していく事にあります。

上級リリーシング
感情を感じて、十分感じたら、この感覚は安全を求めている事から発しているのか、認めてもらいたいという事から発しているのか、コントロール(物事や人を)したいといういう事から発しているのか探ります。そして、それを手放します。

「安全を得たいという感情を手放せるかな?」
「認めてもらいたい感情を手放せるかな?」
「コントロールしたい欲求を手放せるかな?」
と、自問するわけです。

後は、「手放したい?」「いつ手放したい?」と続きます。

【執着と反感プロセス】
アタッチメントとは「執着」、アバージョンは「嫌悪・反感」という意味です。

渇望は潜在意識レベルで私達を物事から遠ざけておこうとします。A&Aを行なう事によって、その無意識レベルでの感情が抵抗や腹部の不快感として表面に生じてきます。それらの潜在意識の感情をリリースする時、私達は自分自身に対して有害な事をしている理由を識別し、簡単に取り除いているのです。そこで、私達は人生のどの分野においても、私達を制限しているものを識別出来、(潜在意識から)取り除く事が出来るのです。

2枚の紙を用意し、1枚には執着、2枚目には嫌悪・反感と一番上に書いておきます。それぞれの紙に何を書くかを以下で説明します。

執着
1.執着している事を書く。
2.執着に関して思う付く事を何でもいいから書き連ねる。(ただ心が思い漂うままにさせる)
3.掻きたてられた渇望が何であれ、それをリリースする。
4.この執着によって自分にどんな利点があるかを書き出す。
5.次に、この執着によって自分にどんな不利な点があるかを書き出す。
6.執着している事が絶対に手に入らないとイメージして、そこで湧き上がってくる感情を全てリリースする。(100%OKだと言えるまで)
7.執着全体を手放せるか?と自問します。100%「はい」と言えるまで、出てくる不快感をリリースする。

嫌悪・反感
1.嫌悪している事を書く
2.嫌悪している事に関して思いつくままに書き連ねる。(ただ心が思い漂うままにさせる)
3.掻きたてられた渇望が何であれ、それをリリースする。
4.嫌悪している事について、好きな部分を書き出す。
5.嫌悪している事について、嫌いな部分を書き出す。
6.いつも嫌悪しているもの(状態)と共に暮らしていかなければならないとイメージし、そこで湧き上がってくる感情を全てリリースする。
7.嫌悪している事全てを手放せるか?と自問し、100%「はい」と言えるまで、出てくる不快感をリリースする。

A&Aシート
「自分を咎める」事への執着/嫌悪
「答えを出そうとする」事への執着/嫌悪
「健康」への執着/嫌悪
「富」に対する執着/嫌悪
「心配する」事への執着/嫌悪
「考える」事への執着/嫌悪^ 「何かをする」事への執着/嫌悪

なぜ、上記で「心配する」「考える」「何かをする」事への執着/嫌悪エクササイズを行なう事を提案しているかというと、これを行なう事によって潜在意識を呼び出し、眺め、望まないものをリリースできるからです。

【人間関係のリリース】
1.
1.この人(対象となる人物)は、私をコントロールしようとしたかな?

2.私はこの人をコントロールしようとしていたかな?

3.この人が今のありのままでいる権利を認めてあげられるだろうか?

'’この質問を認めてあげられるまで繰り返す''

2.
1.この人のどんな面を嫌いなのだろう?認めたくないのだろう?

2.この人は私のどんな面が嫌いなのだろう?認めたくないのだろう?

3.この人に良い感情のみを私は持っているだろうか?(原語では、love feelingのみ・・)

この質問を良い感情のみを持てるまで繰り返す

3.
1.この人は私に挑戦したり、反対したり、脅したりしただろうか?

2.私はこの人に挑戦したり、反対したり、脅したりしただろうか?

3.私はこの人に健康的で安心し、信頼する感覚のみを持っているだろうか?

そうなれるまでこの質問を繰り返す

解説
1.あなたが手放したいと思う人の顔をイメージします。
2.1つずつ自分に質問をします。そしてあなたの渇望が表面化するようにします。

3.それぞれのセット(1~3)の3番目の質問は、当該人物に対しての渇望を十分に手放せたかどうか知る手助けとなるよう創られています。最初の2つの質問を繰り返し、
3番目の質問に「はい」と正直に答えられるまで、生じてきた不快感を全てリリースし続けます。

4.コントロールに関しての質問から始め、「その人物がそのように存在する権利を認める事」が出来るまで、2つの質問を繰り返し行ないます。

5.次の質問セットも同じように行ないます。あなたがその人物の顔をしっかり見られ、良い感情だけしか感じられなくなった時、その人物に対して十分にリリース出来たと分かるでしょう。

【バットシステム】
心配する、考える、何かをする
心配するという習慣は私達を苦しめます。しかし、私達は心配をたくさんしているように見えます。ある日、私は心配をしていました。そこで腰を落ち着け、心配する事への執着/嫌悪のエクササイズを行ないました。

このエクササイズの最中、ずっと「考える」という言葉が頭に浮かび続けました。そこで、今度は「考える」事への執着/嫌悪を行ないました。そこで驚いたのは、「心配する」為には、考えなければならない事、「考える」には心配しなければならない事に気づいたのです。この2つは関連して起こっていたのです。自分自身をそんなふうに見たことがありませんでした。それから「何かをする」という言葉が思い浮かび続けました。そこで、「何かをする」事への執着/嫌悪を行ないました。そこで私が発見したのは、私が心配し、考えるたびに、私はいつも何かする事を持っていたのです。

そこで恐ろしい状況で何かを行なうというネガティブさによって私は動機付けられていたのだと気づきました。私はもう2度とネガティブな事によって自分を動機付けたくないと思いました。そこで私は以下のようなゴールを書きました。(これ何年もうまく成功し続けています)


「私は殆ど何もせず(リリースする以外に)、素晴らしく豊かな人生を容易に得ることを自分自身に許します」

私は、それ以来、自分が取れる最も強力な行動はりリースする事だという事を発見しました。体を動かさずに、あらゆるものが私に起こり始めたのです。この「バット」(お尻)システムが効果を挙げ始めたのです。そしてどのように心が機能しているかという事を知るようになったのです。是非試してみて下さい。気に入ると思います。

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