2004年03月01日
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【お客様にとっての価値を追求する事が勝ちに繋がる】



ただし、理解しやすいからといって、実行しやすいとは限らない。逆に、実行は、非常に難しいと感じた。まず、トップの意識改革が必要になっている。トップに対して影響力を行使するのは難しいし、そして、意識改革も、緊急の事態が発生しなけば、難しいからである。

本書の内容を現場レベルでいかすことを考えると、次の三つが考えられる。

・お客様の声を聞いて、価値を置いている部分を理解する。
・お客様の声を元に、他部門へ、(特にスタッフ部門)に提案する。
・プロジェクトメンバや協力会社に、プロジェクトにおいて、お客様の目的を明確に伝える。

お客様の声を聞く

プロジェクトの価値を高めるために、何が顧客価値につながるかを聞くことが、まず、顧客価値を追及する仕事の基本となる。通常、プロジェクトにおいては、SEが直接的に作業することを聞くだけのことがほとんどである。それだけでは、当該プロジェクトの価値が分からないので、一歩踏み込んで、プロジェクトの意義を聞くことを意識する必要がある。

他部門への提言

他部門、特に、スタッフ部門や上位組織部門へ、プロジェクトの現状を伝えることが大切である。というのは、通常、それらの部門がとる行動は、1.現場の状況を理解してない、2.ピントはずれでも反省することがない、3.強制力で物事を進める、ことになりがちであるからである。これを防ぐには、顧客の声をもとにした建設的な提言を続けていくしかない。

目的を伝える

顧客価値を高める目的での仕事は、コスト削減のそれとは異なり、多くの方法が考えられる。そのため、コスト削減が目的のそれとは、異なり、多くの方法が考えられる。そのため、アイディアを多く出して、合致するものをどんどん採用すべきである。また、逆に、顧客価値に照らし合わせると必要のない作業もあるかもしれない。

まとめ



二十一世紀残る経営、消える経営
著者:大久保寛司、出版社:中央公論新社
後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する






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会社でのプロジェクト・マネジメントの教育で、課題図書のレポートを流用しました。メルマガの性格と異なるため、メルマガでは配信しません。

大久保氏の講演会

今日、紹介した本の著者である大久保氏の講演会に、行ったことがあります。本の数倍は、面白かったです。いずれは死んでしまうので、悔いの無い人生を送りたいという気持ちを持っているのが伝わってきます。講演会で話されたエピソードで伺える行動は、筋が通っており、清々しく感じました。

■『後悔しないための読書』のコンセプト

月に、4万円をビジネス書に使います。時には、10万以上も。
すると、3種類の本があることに気がつきました。1.教養だけになる本、2.行動を変える本、3.パラダイムを変える本。2と3の本を紹介します。
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最終更新日  2004年03月01日 22時34分10秒
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