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かつて天才少女と呼ばれ、女流棋士界で2冠王にまでなった 林葉直子
その後、失踪騒ぎなどを起こし、女流棋士界を退会し、その後は裸の写真集を出版するなどして、棋界の内外に騒動を巻き起こした女傑である。
その彼女が女流のプロ棋戦に参戦することになったとか。


http://www.shogi.or.jp/topics/2010/05/post-289.html


これに関しては、当初私は正直苦々しく思っていた。
同情される面もあったとは言え、やはり将棋界、なかでも懸命に日々努力する女流棋士のイメージを損ねるような人物を「アマチュアの招待選手扱い」とは言え、記録に残るプロ棋戦に参加させるのはどうかと思っていた。
育成会が廃止されるなど、女流プロへの道が細く狭められてる昨今、それでも夢を叶えるべく頑張っている少女達のことを考えると、林葉直子元プロの起用はチョッといただけないと思っていました。
しかし、上述のURLにも書いてありますが、その後のこのことに関する事情を知り、俄然応援したくなりました。
それは、女流棋士界の本家である、日本将棋連盟の実質傘下団体の 女流棋士会 日レスインビテーションカップ を主催する LPSA(日本女子プロ将棋協会) との騒乱である。
2年ほど前、このままでは先細りし、やがては破綻することが目に見えていた女流棋士の世界。
そこで、裾野を広げ、かつ小口でも協賛してくれるスポンサーの獲得を目指し、女流棋界の安定運営の為、「女流のプロ団体が将棋連盟から独立」することが決まっていた。
しかし、それが直前になってひっくり返されたことや、LPSAの趣旨には賛成できても独立と言う急な動きには賛成できなかった結局大多数の女流棋士が独立を望まなかったため、結果分裂のような形になってしまった。
しかし、組織は分裂しても、女流棋士達同士は、従来の交友関係は保たれたままなのだが、組織の上の方の人間はやはり穏やかではいられないようで、これまでも分立後何度かいざこざを起こしている。
それについては、私も一般紙などが取上げないことなども耳に挟んでいるのだが、一言で感想を漏らせば「ファンと将棋界の未来を考えて欲しい」と言うことです。
仮にも人を動かす組織を率いている以上、引くに引けない部分はあるのでしょうが、将棋界の未来の為の最善手は何か、そう考えた時に相応しいと思えない手を指すことは避けて欲しいものである。
特に、将棋連盟現会長の 米長邦雄 とLPSAの代表理事の 中井広恵 はともに故・ 佐瀬勇次
まあ、脱線がながくなりましたが、そんなこんなで当初の参加女流棋士が(実質日本将棋連盟の横槍で)参加できなくなった日レスカップ。
しかし、スポンサーである 日本レストランシステム のご厚意に報いるためにも何とか盛り上げたい、しかし、メンツが過去3回と同じでは・・・なんて悩みを抱えたところに白羽の矢が立ったのが林葉元プロだった、どうもそういう構図のようです。
林葉元プロとしても裸の写真集以来将棋盤から遠ざかっているようですし、正直連盟とLPSAの騒乱に自分を巻き込まないで欲しい、そんな思いがないわけではないでしょう。
また、上述のように決して綺麗な形で将棋界を後にしたわけではない林葉元プロ。

しかし、それでも出場を決意した林葉元プロ。
そこには並々ならぬ決意があったでしょう。
その決意を取りあえずは1度は見守って見たい、そう言う気持ちになりました。
中井広恵と 石橋幸緒 を除いて、活躍らしい活躍をしていないLPSA。
その女流プロ棋士のレベルアップのためのコーチ役、そう考えての参加であるなら大歓迎である。
先述のような裸の写真集に関してはヽ(`д´)ノであるが、こういう「一肌脱ぐ」行為であるなら大歓迎である。
かつて将棋を辞めようかどうか悩んだ時、親友であり、奨励会で1級まで進んだ経歴も持つ 岩根忍 から「こんなに強いのにもったいないよ」とまで言われた 島井咲緒里 や、中倉姉妹( 中倉彰子、中倉宏美 )など、女流棋士界全体でも中堅で頑張っている、まだまだ伸びしろがありそうな棋士達に刺激を与えて欲しい。
そして、それが今現在は女流棋士会に独占されている5つのタイトルを再び1つでもLPSAが取り返す弾みにしてくれたらと思います。
ある意味林葉元プロに教わることを期待されているLPSAの棋士の皆様も、「1度プロを辞めた人には負けない!」そんな気持ちで、元クイーン王将(*現在はプロ棋界から退会しているので)との対戦に挑んで欲しいものです。
コーチ役となるか、かませ犬となるかは指運しだいですが、棋譜や対戦する姿を見たすべての人々が、将棋の素晴しさを実感してくれる対局となることを期待します。







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Last updated  2010.05.18 13:10:07
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