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森山直太郎
両親の愛情を充分受けられず、と言うよりは虐待に近い環境で育った住田祐一( 染谷将太 )と茶沢景子( 二階堂ふみ )。
当初は景子の一方的な、押しかけ的な憧れに近い恋でした。
荒んだ環境に育ったがゆえ、景子の思いをうっとうしいとしか思えず、疎んじる住田。
しかし、周囲のお節介な人々の住田を慕うがゆえのお節介な行為などから、次第に心を開いて行きます。
そして2人の恋の行方は・・・。

こんな感じの青春ラヴ・ストーリーです。

と、言うよりも出てきません。
時に目を覆いたくなるようなシーン、そんなものがいくつも出てきます。
しかし、そうであるにも関わらず、最後までスクリーンに釘付けになりました。
絶望しかないような環境で生きている主人公や主要登場人物に何か感情移入してしまったのでしょうか?
そして、そうであるが故に救われて欲しい、そんな風に自然に思ってしまうのでしょうか?
陰惨な場面がこれでもかこれでもかと言うくらい出てきて、人間の醜い部分なんかもこれでもかこれでもかと言うくらい出てくる映画。
そして、主人公も決して素直で良い奴と言うわけではない。
それであるにも関わらず、何かひきつけられてしまう不思議な魅力を感じました。
役者さんの体当たりの白熱の演技でしょうか。
それとも、この映画の原作に深く魅了された監督の思いでしょうか。
ただ、1つ言えることは、決して見た後清々しさは無いかも知れなけど、妙に平穏を覚えた作品です。

それは最も幸せであることの象徴なのだと痛感しました。
そして、冒頭で掲げた歌。
これを住田と同じような気持ちになってしまった人々、なってしまいそうな人々、そして何より住田自身に聞いて欲しいと思いました。






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Last updated  2012.01.19 08:20:25 コメントを書く
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