悪性リンパ腫になっちゃった!!!

悪性リンパ腫になっちゃった!!!

収支-医療費と保険


 入院治療費が月々どれくらいかかったかわかったところで、高額医療費制度などを使い自己負担金額を調べてみた。高額医療費申請用紙控えを基に計算した。

診療年月日(期間):平成14年11月分から平成16年3月分まで
実日数:404日
総費用額¥25,944,750(病院の取り分)
一部負担金の額¥7,805,009(支払った金額)
申請金額¥7,018,020(戻ってきた金額)

よって自己負担額は¥786,989  

食費約20万円と、額医療費の上限(¥40,200/1ヶ月)の14ヶ月分ぐらいを足すとだいたい合っている。13ヶ月は入院していたから部屋代と食費と考えるととても快適だと思う。(食事がおいしく感じられれば)

【高額療養費制度】
 高額療養費を申請する場合、私は行政からみて一般というもっとも大多数の世帯区分に属する。基礎控除後の所得合計が650万円以上の上位所得者(サラリーマン年収900万円以上)でも住民税非課税の区分でもない。(一般の最低レベルである)
 高額療養費制度は1ヶ月にかかった医療費自己負担分が一定の額を超えると越えた金額が払い戻されるという公的な償還制度である。がんなどの病気で多額な費用が必要とされる時「だれでも安心して治療が受けられる」という意味ではこの国の国民皆保険制度の根幹を成すものである。

【お見舞い】
 私の場合身内は別にして、19人から¥155,000円と様々な品物をお見舞いに頂いた。退院してから快気祝いとして¥91,500円を返した。¥63,500円は使途不明のおこずかいとなった。

【保険関係】
 一つの例として、神奈川県民共済保険は、入院特約に加入して(月々2000円掛け捨て)入院保障は106日が限度。手術費用が出て合計66万円
 ※保険は種類や条件によって保障がいろいろあるのでそれぞれご確認下さい

【生活費】
 私には子供がいませんので、マンションのローンと管理費とプラスαぐらいでした。仕事が出来るようになるまで月額の生活費×1年分+100万円の保険に入っていたほうが良いでしょう。そして100万円の内訳は自己負担金は1ヶ月約7万円として考えています。

◎まとめ
 血液のがんは費用がかかります。放射線や化学治療などで長期入院が必要ですし場合によっては骨髄や幹細胞移植も治療の選択肢となります。注射や薬も高いですし特殊な費用が多いのも事実です。

 しかし健康保険に加入していれば、3割負担でいいのです。高額療養費制度を使えば自己負担の医療費は県民共済など1つに入っていれば大丈夫です。さらにがん保険に入っていれば休業中も補償はバッチリです。

 私は日本に生まれてよかったと思います。たとえ血液のがんになったとしても何も恐れることはないからです。納税と勤労の義務を果たした本人か家族がいれば、何も問題はありません。他のがんと違いがんと診断されても、がん成金にはなれませんが、全てをなくすわけではありませんから前向きに治療を受けて良かったと思います。




© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: