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March 24, 2007
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さてさて。
私は渡辺淳一さんという作家さんが嫌いです。理由は、失楽園にしても愛の流刑地にしても、似たような(ドラマ化でより似ていると感じた)物しか代表作にならないにも関わらず、 「作家と自負するなら より深く誠実に 主人公の内面に分け入り 踏み込んで書くべきではないか」 という、一体どこを読んだ、と言うような批評で東野圭吾さんの白夜行を直木賞から落選させた方だからです。
ついでに、その後もこの作家さんは東野さんを尽く嫌っている様子。
小説って、作家が好きで全部読むって少ないと思うんですよ。それこそ、代表作何作かを読む程度の人が多いと思う。
そんななかで、「失楽園」「愛の流刑地」って、似てないです?あれがぜんぜん違うと言える人は、きっとその作家さんのファンだけなのではないかと思う。
「岸谷五朗、羨ましいなぁ、おい!」 (1話目の最後のほう)ってだけです。

さて、軽い毒を吐いたところで幻夜です。
これは、白夜行の続編。ただ、前作を知っていなければ分からないところや、小説自体の書き方がそうである、と言うことで、これだけを読んでも楽しめそうです。もちろん、前作を知っているほうが楽しめると思います。
個人的には白夜行より読みやすく、結構好きです。雅也が振り回される部分が書かれているので(憶測するのが嫌い)。


ここで、文庫本の見出し。
すべてを奪い去った阪神淡路大震災。はずみで殺人を犯した雅也は、それを若い女に目撃される。避難所で再会した彼女・美冬は雅也を東京に誘い、彼を利用して自分の野心を実現してゆく--。美しく冷徹な女と、彼女に翻弄され人生を狂わせてゆく男。果たして彼女は「誰」なのか!?名作『白夜行』の衝撃が蘇る、スリリングな傑作編!


「果たして彼女は「誰」なのか?」と言う文言は、壮大なネタばらしをしているように思えるのは気のせいでしょうか?
文庫本で780pと言う長さですが、そんなに長く感じません。








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Last updated  March 24, 2007 08:06:12 PM
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