図書館稲荷

図書館稲荷

181218 寄居



 目的地は寄居です。ここの鐘撞堂山を登りました。おまけに「武州寄居十二支守り本尊まいり」をしました。とはいっても、本尊まいりは無視して、境内などを見て歩いただけです。


寄居駅

 東武東上線の終点の寄居駅です。今日はとにかく北風が強かったです。


十二支守り本尊まいり


AMPM


 町の中を歩いてゆきます。コンビニもありました。


庚申塔


 庚申塔です。


青山


 青山もあります。服装が寒すぎた場合にはここでどうぞ(^_^.)。 



神社



幼稚園


 幼稚園の壁画です。なかなかヘタウマ。



天正寺


 天正寺です。奈良時代後期の創建という由緒あるお寺です。丑・寅のご本尊虚空蔵菩薩が祀られています。山の中腹にあるお寺なので展望は良かったですが、あまり趣のないお寺でしたのですぐに出発しました。目的は鐘撞堂山の頂上です。


大正池


 住宅街を抜けると、人工の貯水池の大正池がありました。


山道

 大正池をすぎるとやっと、山道になりました。

川

 良く整備されていて大変歩きやすい道でした。

 冬の低山ハイキングは木々の葉っぱがないため、 展望にめぐまれて良いですね。ただ、落ち葉ですべりやすいので注意してください。

ざわわ



頂上

 鐘撞堂山の頂上に到着しました。

鐘撞堂山
 戦国時代、ここは鉢形城の見張り山でした。異変が起こったことを知らせるため、鐘を撞いたことからこの名がついたといわれています。

 残念なことに、今は鐘はありません。

三角点


頂上


お昼ごはん

 北風が強く、寒かったので、北側の斜面に座ってお昼ごはんです。風がないとぽっかぽかで暖かかったです。



寄居
 寄居の町を眺望。見晴台に使っていただけあってここの山頂は眺望が優れています。



竹の望遠鏡? 
 ボランティアの方々が維持してくれている竹の望遠鏡です。







 雲取山が見えました。


筑波山
 筑波山も見えました。



 ???。



 円良田湖の方へ下山しました。滑りやすい急なところもありましたが、すぐに歩きやすい道になりました。


もとテニスコート

 テニスコートです。




 いや、昔テニスコートだったところです。


にゃん

にゃん


円良田湖

 円良田湖です。人造の湖です。


羅漢山
 羅漢山へ続きます。


なぜ、縦書き

 ここから、階段を15分ほど登ります。それだけで頂上です。


 



頂上
 頂上に鎮座する、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩の釈迦三尊像です。その周りに十六羅漢を配しています。テンションがあがりますね(^_^.)。




 普賢菩薩さまです。お気に入りです。












恥ずかしや
下山へ向かいます。歩き始めから、羅漢さんが現れます。まさか、下山の
道ず~っと並んでいるとは思いませんでした。


さらに恥ずかしや

もう1曲歌わせてください




勝訴

不当判決

お静かに


口からトランプ

みつあみ


怖いよ~





絶望




痛いよ~転んじゃったよ~



 ところで、この道は、木の根があったり、石があったり、その上に落ち葉が落ちていたりかなりの山道です。羅漢さんばかり見ていて1年で100人ぐらいはころんでいます(勝手な推定)。

 羅漢さん、本当にいろいろな姿があって、見ていて飽きなかったです。本当に楽しかったですね~。



 でも、その道の途中、道は別の方向へつながっていました。石仏っぽいものが見えたので、どこに続くのかな~と進んでみました。

 
 「ひえ~」、ひさびさにぶったまげました。そこには、無数の「板碑」が・・・。東京23区では、一つ、二つあっても文化財として大事にしまわれていたりする「板碑」が山道の路傍にずら~り。



 土に思いっきり突き刺さっています(-_-;)。



 いざというときには(←どんな時かいな)、ロケットのように発射して空へと飛んで行きます。きっと。





 実はこれらが、千躰荒神です。「荒神」「大荒神」「三宝荒神」などの文字塔がなんと千体もあります。その数は関東一です。いや、日本一かもしれません。とりあえず、私が今まで見たのは最高で10~20くらいだったと思います。




 荒神は不浄を嫌います。そのため、家の中で最も清浄とされるかまどの中に常に居られます。そのために台所の神とされています。



 延々と続く千体荒神の板碑。見ているだけでテンションUP。かなり不気味ですが・・・。



 こちらの道は山頂で五百羅漢の道とつながっているみたいです。



 一般受けしないとおもいますが、個人的には千体荒神の道の方が好きです。五百羅漢と違ってめったにみられません。



 ところで、この山は少林寺の裏山です。少林寺ですよ(^_^.)。それだけで、ブログのネタになるかななんて思っていましたが、吹っ飛びました(^_^.)。




 少林寺は、1511年大洞存齊大和尚の開山と伝えられています。







 守り本尊は文殊菩薩です。卯歳の守り本尊です。

 お参りを済ましました。やっと、落ち着いてきました、でもまだ、想像をはるかに超える驚きがあったのです。




 少林寺の参道を下ってゆくと、庚申塔がありました。




 お墓かなあ、なんて思いつつも近くで見てみようと近寄って行きました。道は裏のこんもりした山の方に続いていきます。誰も行か無そうな道を進んで行きます。




 なんと、裏山のいたるところに庚申塔が埋め込まれいます。これは、何だろう・・・。再びテンションUP、恐怖心もUP、心臓はバクバクです。



 とりあえず登るしかない!!。がんがん登ります。



 頂上?です。巨石には浅間神社と書かれていました。ということはこれは富士塚なんでしょうか?。

 後で調べたところ、やはり末野富士塚というらしいです。



 そうだとしても、これだけの数の庚申塔がある意味はなんなのでしょうか。




 少林寺、良かったですね~。寺社を巡っていて久々にびっくりの連続でした。今年訪れたお寺ではナンバーワンですね。 

人の生まれ歳には、干支(えと)にちなんだそれぞれの守り本尊があります。たとえば子(ね)歳なら千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、丑(うし)歳なら虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)、今年と来年の干支である戌(いぬ)歳と亥(い)歳の守り本尊ならば阿弥陀如来(あみだにょらい)といった具合です。
 東上線の終点駅である寄居には、全国でも珍しい「武州寄居十二支守り本尊霊場」があります。
 自分の守り本尊をお参りすると、開運厄除、諸願成就のご利益があるといわれています。武州路の美しい自然を楽しみながら、気軽にお参りするのがおすすめです。


 東武東上線沿線情報「ゆあ東武」2006年12月号より。


 と、いうことで昨日、ウラル山系氏とハイキングのついでに、付き合ってもらい「武州寄居十二支守り本尊まいり」をしてきました。とはいっても、本尊まいりはしていないで、境内などを見て歩いただけですけれど。


十二支守り本尊まいり


天正寺

 天正寺です。奈良時代後期の創建という由緒あるお寺です。丑・寅のご本尊虚空蔵菩薩が祀られています。山の中腹にあるお寺なので展望は良かったですが、あまり趣のないお寺でしたのですぐに出発しました。

 続いて鐘撞堂山、羅漢山と登り、少林寺へ。




 少林寺は、1511年大洞存齊大和尚の開山と伝えられています。
守り本尊は文殊菩薩です。卯歳の守り本尊です。

 ここからの道は、

サザンカ
 花が咲いたり、

椿

かりん
 かりんがなってたり、

にゃん
 ネコがいたりしました。


善導寺
 多少は迷いながらも善導寺に到着しました。


善導寺

 鎌倉時代後期の創建です。子歳の守り本尊である千手観音菩薩が祀られています。


善導寺

百人一首

 本堂の天井(百人一首格天井)には、狩野派の絵師・金竜斎宗信が描いた天井画があります。



正龍寺

 15分ほど歩くと、正龍寺に着きました。


仁王門


いらっしゃいまいど

 おなじみのコンビです。

ごーん

ざぼん?なめ

 戦国時代の武将・北条氏邦ゆかりの寺です。この寺は、鉢形城が落城した際に氏邦に降伏を勧める大役を果たしたそうです。

 守り本尊は辰・巳歳の普賢菩薩です。




北条氏邦夫妻のお墓
 境内には氏邦夫婦の墓も残されています。きちんとお堂にはいっています。


藤田さんのお墓
 この寺を創建した、花園城主藤田康邦夫妻の墓です。

大銀杏

 なかなか、趣のある良いお寺さんでした。


 しばらく歩いてゆくと、宗像神社にたどり着きました。

宗像神社
 聖武天皇の時代!!、荒川の氾濫を沈めるために宗像3神を祀ったのが始まりとされています。


最後の?紅葉

 なんだか、ここだけは紅葉まっさかりでした。


鳥居なめ
 なんだか得した気分ですね。


お堀



とんがった山




 残りの4つの寺は町の中の、比較的まとまった場所にあります。

放光院
 放光院です。守り本尊は午歳の勢至菩薩です。









浄心寺
 続いて浄心寺です。守り本尊は酉歳の不動明王です。無住のお寺です。


牛?
 ??



長沢まさみ?
 ??



正樹院
 続いて正樹院です。守り本尊は未・申歳の大日如来です。


寄居価格
 寄居価格の自動販売機を発見しました(^_^.)。

 ジュースを購入、カイロ代わりにして冷え切った体を温めました。


西念寺
 日が暮れてきました。いよいよラスト、戌・亥歳の守り本尊阿弥陀如来の
西念寺です。


 十二支本尊制覇しました!!。という感動もあまりありませんでした。なんだかどのお寺もこの企画に対して、あまり力を入れていないみたいでした。スタンプぐらい設置しておいてくれればいいのになんて思いました。


券売機
 おまけです。寄居駅の切符売り場です。JR、秩父鉄道、東武鉄道の券売機が仲良く並んでいます(^_^.)。



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