Tyees_Cafe

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経営IT関連理論等応用2


---latest modification・・・2005.2.20---

簡略テーマ--
あるピアノ曲を弾きこなしていくためのアマチュアならではの方法論の検討シリーズ、第七弾である。
経営やIT系の各種理論や実践法を、練習に応用してみると、なにか役にたつかもしれない?!
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6. TOC「制約条件の理論」
・・・・・・・・・・・・・・・・ピアノ音楽(の演奏)論(その6)
7. プロジェクトマネジメント
・・・・・・・・・・・・・・・・ピアノ音楽(の演奏)論(その7)
8. コーチングとブログの活用
・・・・・・・・・・・・・・・・ピアノ音楽(の演奏)論(その8)
--continued--




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TOC「制約条件の理論」 ・・・・・・ピアノ音楽(の演奏)論(その6)
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今回も方法論だ。社会学者というよりも物理学者の生み出した理論による。

TOCは「Theory Of Constraints」の頭文字をとったもの。「制約条件の理論」と訳される。
この理論体系は、1970年代後半、イスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士によって開発・提唱され、SCM(Supply Chain Management)における理論としても有名。

知っている人には、釈迦に説法。読み飛ばしていただければ幸い。
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簡単に内容をいえば、
工場の生産性はボトルネックとなる工程の能力以上には向上しない。ボトルネックとなる工程に注目することで、仕掛品や在庫を減らし、最大の利益をあげるという理論。

多数の工場に導入され、その実績からJIT(ジャスト・イン・タイム)を超える生産方式といわれる。また、問題解決手法として「思考プロセス」を開発。製造のみならずビジネス全般、さらに人間が介在するあらゆるシステムの問題解決へと応用が広がっている。
この思考プロセスは、実は、この土曜の会社の集中ディスカッションにも用いる手法。

さて、ここでは、音楽への適用を考えるため、TOCの基本ステップを紹介しよう。
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1.制約条件を特定する。即ちボトルネックの特定。・・・潜在能力ではなく、実際の生産能力で把握する。

2.制約条件を徹底的に活用する。・・・制約条件となっている部分の能力を最大限に発揮させるようにする。

3.制約条件以外を制約条件に従属させる。・・・制約条件以外の部分の能力をフルに発揮させると、かえって経営資源の無駄遣いになりかねないので、制約条件の部分に合わせるようにする。

4.制約条件の能力を向上させる。・・・設備増強や人員増などの投資を行う。

5.惰性に注意しながら、新しい制約条件を特定する。・・・新たに制約条件となっている部分を見つけ、1から4のステップを繰り返す。
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さて、ピアノ練習への適用は以下。

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1.曲内の困難箇所等制約条件を特定する。即ちボトルネックの特定。

2.曲内のボトルネックとなる問題箇所を、最良の状態に持っていくよう努力する。

3.曲内のボトルネックとなる問題箇所以外を従属させる。
 たとえば、問題箇所を弾きうるスピードに全体を同期させて、練習してみる。
 即ち、これがゆっくり練習。つかえない。全体の流れを損ねない。一連で流れる。

4.問題箇所の改善を図り、さらに速く、確実に弾けるようにする。

5.惰性に注意しながら、曲内の新しい制約条件となる問題箇所を特定し、1から4のステップを繰り返す。
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今回は、ゆっくり練習、同期練習などの理論バックアップになってしまったようである。

問題は、制約条件だらけ、ボトルネックだらけの場合である。私の場合は、こちらの方が大問題である。笑

P.S.
TOC理論を企業小説にした、「The Goal」は、1984年に出版されたのだが、2001年5月にようやく日本語に翻訳された。
当時、「カイゼン」により、有数の部分的生産性の高さをほこる日本には、教えたくなかったほどの全体最適理論であったということかもしれない。

私は、2000年から2001年にかけて、全く異なる観点、日本でのサプライチェーン関連本からTOC理論を学んだ。当時の日本のコンサルの方々は、まだサプライチェーン議論において、TOCをあまりよく知らなかったので、非常に困ったことがある。
スループット会計(キャッシュフローの最大化を達成する為の管理会計のひとつ)といっても、誰もわからないのであった。

また、日本では、当初、現場改善、部分最適の延長線上で捉え、現状のパラダイム(部分最適、原価計算)のままTOCをつまみ食いするという方法であったため、本来の効果が発揮されない状態が続いたといわれている。
が、ようやく、日本でも、本格的普及に至りつつあるようである。

なお、ザ・ゴールには、もう一つ重要なメッセージが込められている。
TOCを使って仕事の改善を行なうことによってできた時間を家族や個人生活を豊かにする為に使いなさいということのようである。

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参考
ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か ( 著者: エリヤフ・M.ゴールドラット / 三本木亮 | 出...
出版社:ダイヤモンド社/単行本 / 552p
発行年月: 2001年 05月
主人公は、あるメーカーの工場長。
長引く採算悪化を理由に、わずかに3か月で、収益体制を改善しなければ、工場は閉鎖され、多くの人が職を失ってしまうことになる。
半ば諦めかけていたが、これまでの生産現場での常識を覆す考え方で、彼の工場が抱える諸問題を次々に科学的に解明。そのヒントをもとに工場の仲間たちとたゆまぬ努力を続け、超多忙な日々を過ごす彼だった。
が、あまりにも家庭を犠牲にしてきたため、妻は彼の前から姿を消してしまう。
仕事ばかりか、別居、離婚という家庭崩壊の危機にもさらされ…。
【目次】
1 突然の閉鎖通告/2 恩師との邂逅/3 亀裂/4 ハイキング/5 ハービーを探せ/6 つかの間の祝杯/7 報告書/8 新たな尺度
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アメリカ製造業の競争力を復活させた、幻のビジネス小説。全米で250万部を超えるベストセラー!

--その6 了--

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プロジェクトマネジメント・・ピアノ音楽(の演奏)論(その7)
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今回はプロジェクトマネジメント編である。

まず、プロジェクトマネジメントとは・・・・。  
(知識のある方は、読み飛ばしていただければ幸い)

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経営目標を実現していくために、複数の目標をそれぞれプロジェクトととらえ、そのプロセスを管理していく手法、「プロジェクトマネジメント」により、より早く確実に目標達成に導く事が昔より行われてきている。

特に、企業をめぐる環境激変によりスピード経営が叫ばれる昨今では、より早く各種目標を達成する事がさらに重要になるとともに、プロジェクトマネジメント系のITツールの発展等によって、経営手法、企業革新のツールとして、さらに幅広いさまざまな分野に応用されるようになってきている。

1996年には、「プロジェクトマネジメント」の知識について、体系化が行われ、PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)ガイド(A Guide for Project Management Body of Knowledge)としてまとめられた。

1997年には、ISO1006(品質マネジメント・・プロジェクトマネジメントにおける品質の指針)が制定され国際標準化がなされた、PMBOKガイドは、2000年には邦訳された。

このプロジェクトマネジメントをリードする立場であるプロジェクトマネージャについても、各種の資格があるが、PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)が、世界的にも認められたプロジェクトマネジメント分野の認定資格の代表であろうと思われ、既に、世界で数万人の資格者が生まれているらしい。

ここでは、PMBOKの中のガイドラインのごく一部を紹介し、音楽への応用??を検討してみたい。
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以下の8つの領域を、統合し、マネジメントしながら、計画立案、実行、統合変更管理していく。このトータルな分野を
プロジェクト統合マネジメントという。以下、八つの領域。
・スコープ(開発の目的とその範囲)
・タイム(スケジュール)
・コスト
・品質
・人的資源(リソース)(顧客、開発サイド含む)
・コミュニケーション(コミュニケーションの方法と適用シーンの決定)
・リスク
・調達

以上。
なーんだ、これだけかと思われるかもしれませんが、以上1+8=9つの知識エリア、これを39のプロセスの細分化して、詳細記述がなされている。
また、プロセスごとに、立上げ、計画、実行、コントロール、終結といった、プロセス群として定義されている。

ここでの、「プロジェクトマネジメント」の定義は、
「プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツール及び技法をプロジェクト活動へ適用すること」である。by PMI:プロジェクトマネジメント協会)

若干の他の定義も掲示。
「プロジェクト」・・・独自の製品やサービスを創造する為に実施される有期的な(期限のある)業務。
・・プロジェクトは一時的なものであり、はっきりと開始と所要期間、終了をもつということ。



さて、実は、プロジェクトマネジメント論の中に、品質マネジメントも含まれるのであるが、共通的事項も多いと考えている。
品質管理については、これまた、各種論、手法などがある。また、主に開発部分に焦点をあてた、CMMI(能力成熟度モデル統合)という、組織の成熟度モデル論等もあるが、これらは別途としたい。

さて、

情報システム構築というプロジェクトの場合、構築すべきプロジェクトの目指すべき製品やサービス、即ちここでは、情報システムのできあがった後の姿は明確でなければならない。

・対象システムは誰のために何をし、何が重要なのか??
・システムは作ることではなく使われ続けられることが重要
ということが本質論として、議論され成立しているということが、プロジェクトが成り立つ以前に必要であるが、おうおうにして、ここに問題がある場合も散見される。

構築するものがわからないままに、プロジェクトは始まってしまう。この点については、大きな課題であり、十分な留意が必要であろう。

また、品質論にも関連するが、
・それぞれのプロセスでのリスクをきちんと考えてお客様と協議する。
・次のプロセスにわたすために何がもっとも重要かをきちんと考える。
・後から不良箇所を修理することは困難であるため、品質は、プロセスのなかで作りこまれる。(作り込まねばならない)
・プロセスごとのチェックを確実に実施し、次に引き継ぐということを繰り返す。
・品質を実現するための基準が明確で、この基準によって作業が進められる。
などがプロジェクトマネジメント推進上の重要事項のひとつであろう。

すべての議論、推進において、わすれてはならないのは、何の為に何を実施しようとしているのかという上位目標の理解であると思う。
本質を追求すること、これが、重要であり、枝葉末節の議論を乗り越えていくには、これしかない。?!

ところで、「品質はプロジェクト内の各プロセスの中で作りこまれる。後から不良を直すのは難しい。」・・・これは、大きなヒントかもしれない。
大切なのは、各プロセスで良い品質を作りこむということ。これらを習慣化することが重要。

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今回は、プロマネ、プロを真似るのではなくて、プロジェクトマネジメント(orマネージャ)の略であるが、
内容以上に想いの一部を熱く語ってしまった。前置きが長ーくなってしまったが、これは仕事柄であるので、お許し頂きたい。(笑)



さて、肝心のピアノ練習への適用へとアレンジしてみよう。以下であろうか???


***プロジェクトマネジメント手法のピアノ練習・演奏への活用***

ピアノ練習・演奏というプロジェクトにおいては、以下の各領域を、統合し、マネジメントしながら、計画立案、実行、統合変更管理していくことが重要。
・最終ビアノ演奏曲の決定と演奏会形式の設定
・演奏会までのスケジュールマネジメント、中間点としての練習上のマイルストーン設定も重要
・練習並びに演奏会に至るまでに必要なコスト管理
・練習段階・プロセス毎の品質マネジメント
・練習ならびに演奏会実施に必要な支援者、先生、演奏会にきいてただく聴衆リレーションへの留意、そして、コミュニケーション
・練習や演奏会、スケジュールなどへ、悪い影響を及ぼしうるリスクの洗い出しと対処案考案
・必要な楽譜や、音楽ソース(CD等)などの調達
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*定義論*
「プロジェクトマネジメント」の応用定義は、「ピアノ練習・演奏の要求事項(最終的には聴衆の方)を満足させるために、知識、スキル、ツール及び技法をピアノ練習・演奏というプロジェクト活動へ適用することである」
「プロジェクト」・・・ピアノ演奏を創造する為に実施される有期的な(期限のある)練習等一連の事項。

*留意事項*
ピアノ演奏というプロジェクトの場合、「何をするためか・誰のために何をし、何が重要なのか??」ということが本質論が事前に重要な事項。
「品質はプロジェクト内の各プロセスの中で作りこまれる。後から不良を直すのは難しい。」ので、譜読み、練習なり、各プロセス毎に、良い品質を作りこみ、一定の基準を設けてチェックし、次の練習プロセスにうつるということ。
これらを毎日の練習上習慣化することが重要かもしれない。

--その7 了--

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コーチングとブログの活用・・・ピアノ音楽(の演奏)論(その8)
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さて、今回は、コーチングです。

コーチングというのは、一言でいうのは難しいですが、
無理矢理一般論として一言でいうと、
「質問型のコミュニケーションを使い、相手に取るべき行動を自ら選択してもらう」という手法のこと
で、正確には、コーチングスキルと呼ばれているようです。
近年、企業における新しい指導法としても注目を集めています。

「批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、ご褒美で釣る」といった外的コントロールでは、
一時的に強制できたとしても、人は外的コントロールでは基本変えられないので、

「批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、ご褒美で釣る」といった、外的コントロールではなくて、

いい質問・・・なんで? なぜ?・・・等を繰り返すこと、

即ち、

質問型のコミュニケーションを使い、相手に取るべき行動を自ら選択してもらうようにする。

(一部誘導もはいっているかもしれませんが・・・・)

コーチングとは、教えるのではなく自ら学ぶのを助ける方法であり、
外部から強制された行動ではなく、
自ら選択した行動とすることで、
同じ行動でもそれに至るプロセスの違いで精神状態や意欲に雲泥の差がでてくるらしい。

--
「あなたはどうしたらいいと思うの?」
「でも、そうすると・・・という問題もでるかもしれない。それはどうする?」
「う?ん、その考え方はあまり賛成できないなあ。たとえば・・・はどう?」
「その通り。じゃあ、こちらはどうする?」
「いい案だ。それで行こう。いつまでにできそうかな? 頑張って。」
--
このような具合であろうか。

本屋さんの会社関係の教育のコーナーあたりには、コーチング・・・という本が沢山の種類でています。

しかし、使える局面が、色々と限られますし、・・・
ピアノ教育用として大変よいとも思えませんが、先生業をされている方は確かめてみていただければ幸いです。
(もしかするとビジネスコーチングより、パーソナル向けコーチングの活用の方がより応用可能かもしれません??・・・私もまだ研究不足です。)

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さて、
コーチングの理論的根拠としては、
心理学の大家ウイリアム・グラッサー博士(William Glasser, 1925~)の「選択理論」があります。

1. ひとが不幸な理由の大半は、満足できる人間関係を持っていないから。
2. ひとが満足できる人間関係を持っていないのは、どちらかあるいは両方が、関係を改善しようとして、外的コントロール心理学を用いているから。

3. そのような関係からは苦痛がもたらされるので、どちらかあるいは両方が、相手が用いている外的コントロールから逃れようとしている。

外的コントロール心理学の表れ方は、致命的な7つの習慣となる。
1. 批判する、2.責める、3.文句を言う、4.ガミガミ言う、5.脅す、6.罰する、7.ほうびで釣る。

この習慣が実践されるところでは、基本的欲求が充足されず、問題が発生する。
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多くの場所・・・

・ストレスを感じる職場
・円満さに欠ける家庭・・・・夫婦の会話とか子育て

等等ではまだ --- 外的コントロール ---に頼っていると思われます。
外的コントロールを使わず、あとはきちんと挨拶するとかいった習慣を身につければ、もしかすると仕事でも家庭でも大きな失敗はないかもしれません。

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私は、会社内でも、技術スキルとかセンスが大切なところで、当面、模倣も必要であるような場合、
師弟・徒弟関係・外的コントロール
も用いるべきではないかと考えていますが、
自我もはっきりし、自律的になる頃からは、
個人的にも、外的コントロールを受けずに、
自ら楽しみながら、自主選択的にやったものこそ、身に付いたように思うので、
そのような頃以降のフェーズでは、このコーチングは有効な方法なのかなと考えています。

少なくとも、企業では、近年では、コーチングが結構はやりだしている状況です。
いずれにせよ、相手毎に、使い分けて最適な効果のある方法を使いたいものです。
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さて、ところで、以上のみであると、自らのピアノ練習・演奏に応用ができません。
どちらかというと、ピアノ先生業の方用の話となります。
また、
生徒だが、ピアノの先生、教えあえる友人をもつ場合は、先生(友人)に簡単なコーチング本を読んでもらい、コーチ役をお願いするというやり方もありましょう。


しかし、
私のように先生につかないアマチュアの場合は、どうしたらいいか??
ひとつ、無理を承知で考えてみました。

即ちコーチングとブログ(日記)コメントの応用です。



○ コーチングとブログ日記による自らの目標達成(ピアノ練習)のスピードアップ方法論


・自分でピアノ練習曲を選び、ゴールを言葉にし、具体的にして曖昧さをなくす。
・ゴールがわからない時は、とりあえずのゴールを決める。
・自分で設定したゴールは、日記に書きしるす。即ち、有言実行。

迷いなく、そして怠りなく、エネルギーを100パーセント目標に集中。一心不乱。
  孤独感も少なく、人知れず苦闘するよりはずいぶん気分的にラクな筈。

この状態で以下の疑似コーチング・サイクルが機能させる(するはず)。

・行動 1回目-->行動 2回目--> 行動 (続く)
・問題のプログへの報告、確認。うまくいけば、コメント確認。
・自分のゴールの明確化再度。さらに、プログへ記述、報告。うまくいけば、コメント確認。

・目標は、夢は何だったか、少しは進んだか、振り返り、相談をブログにする。

コーチは、ネットワークの向こう。ノーコメントの時も、コメントありのときも、関係ない話になることもある。
否定的、後ろ向き、攻撃的、外的コントロール的なコメントは、無視するか、削除してしまう。。。。

・少しは進み、レベルアップしたら、また、その状況をブログに報告する。

以上を週単位や月単位で繰り返していく。

     ・・・

・毎回何がしかのレベルアップが発生するので、ゴールの確認や現状分析をやり直しながら、自発的な小目標を設定。

    ・・・


勿論、コーチングのことを何も知らない相手の場合は、うまくいかない可能性が高いであろう。

ネットワークの向こうの人達には、事前に、時々このような言葉をかけて、と頼んでおくと、もしかするとうまくいくかもしれない。

先生というハンドルネームで、家族や友達に頼んで、コーチ役を演じてもらうトイウやり方もありますな。。。。笑

頼んでおくキーワード、会話コメントは、以下であろうか??
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時々、以下のようなコメントを御願いしまーす。
「あなたはどうしたらいいと思うの?」
「でも、そうすると・・・になるかもしれない。それはどうするの?」
「う?ん、その考え方はあまり賛成できないなあ。たとえば・・・はどう?」
「その通り。じゃあ、こちらのほうはどうする?」
「いいね。それで行こう。」
「いつまでにできそうかな? 」
「今できることは何?なの」
「激励(しっかり!)」「頑張って。」
 --

親や友達に頼む場合は、コーチ役は、コーチングの簡単な本を読んでおくとよいが、以上のような会話・お願いをしておいたうえで、
「結論を急がず、十分時間をかけて対話しながらアイデア・気付きを引き出し、小目標の設定につなげてゆく。」
ことさえできれば、この疑似的な方法でも、発想・行動とも引き出せるので、目標達成は確実にスピード・アップすると思う。
また、
「なぜ問題に苦しんでいるのか」ではなくて「どうしたら打開できるのか」が、コーチ役と心ゆくまで会話されることが望ましいと思われる。

コメントがずっとゼロの場合はきついので、
やはり、ひとりふたりには、頼んでおくとよいかもしれませんね。笑

P.S.
以上は、自分では、プログでの有言不実行を除き、まだ実践していないので、どなたか、確かめていただけると幸いです。疑似コーチ役は、ときどき、アルコール無しで帰宅した場合は、うけもつことは可能ですよ。笑
限定メンバーに限りますが。

--その8 了--

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企画中? ・・・・・・ ピアノ音楽(の演奏)論(その9)
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