たぬきぶたの日記2

たぬきぶたの日記2

ついにカラー版



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ついにカラー版



< 2008年5月4日>の日記から

ゴールデンウィーク真っ只中。せっかくの4連休なのになんの計画もない。

哀れなおじんです。日がな一日をパソコンとにらめっこ。

時間があるので、ついにカラーの6×9判をスキャンすることにした。

撮影しただけで、どこにもプリントを出したことがない。門外不出のネガです。

ポジファイルに収まっていたのを見ることが何回かはあったのだが、自分自身でも

じっくりと見ることはなかった。そんな写真です。今までにモノクロでアップした作品なので

比べるのもいいのですが、まあそんなことする人はいないでしょう。

今回は大きくアップしようかなとも、思ったのですが、やはり写真容量が足りないことが

明白なので、今までと同じ大きさです。

では、始まり始まり・・・・・



桜島とC57.jpg

桜島をバックにして、なんとかSLを入れる構図を探した。

ヒッチハイクで降りたところは線路には近いが、桜島を入れる

にはちょっと難しかった。

白黒では失敗したと書いていましたが、一応あるのです。

早朝だったし逆光なので、SLが黒くつぶれてしまった。なんとか桜島を

画面に入れることを最優先したのでこんな写真になってしまった。

でも、苦労して考えた結果なので、これはそれなりに良い作品だということにしましょう。

C57の旅客SLがライトを点灯していますね。消し忘れたのかな。



C5739重連.jpg

これは白黒でも連写したが結構ピントばっちりでしたね。右側に

国道が平行しています。何年か前に鹿児島の大雨の際に竜ヶ水駅付近で

土砂崩れがありました。このあたりです。シラス台地の山肌がそばまで

迫っています。先頭のC5739号機は京都梅小路からの転属でした。

梅小路機関区のC57が山陰本線の京都~園部間の運用が終わったあと、

臨時のイベント列車としてC575とC5739の重連で京都~姫路まで

を何回かやってきたことがあった。この写真もまだアップできていません。

終了したあとに、なんとC575号機は豊岡に配属されて、播但線を牽引することになった。
そして、姫路の御立公園で余生を過ごしている。また、行ってきますね。

C5739号機は吉松機関区に配属されて、こうして再開することとなった。

この重連の先頭が標準デフのSLだったのが、撮影したときには残念に思ったのだが、
後で調べると、なにかの縁があったのかと思っている。



 C61+C57+C55三重連.jpg

C61+C57+C55の三重連です。ここを一緒に写した熊本の

おじさんはどうしているだろうか。今から36年も前のことだから

今頃はもう80歳ごろだと思うが、もし生きていたらあのときの

お礼を言いたいなあ。こんなブログを見ることもないだろうから、

心の中でお礼を言いましょう。

C61三重連768

    C61三重連トンネル.jpg

きれいにピントがばっちりです。追いかけてくれたからこの

場所が写せました。感謝。

C5552と桜島768

  C55と桜島.jpg

僕の作品の中で最高傑作。

う~ん、すばらしい。SLの先頭がもう一つ橋脚の手前が良かったかな。

偶然にも帖佐川で漁師がうなぎ取りをしていました。

この作品はどこかのコンテストに出したら賞を取れたのではと、いまだに後悔している。

これを写したいためにホンダN360のおじさんを付き合わせてしまった。

でも、いいのが撮れたと喜んでくれました。

この3枚の写真と同じものを持っているおじいさんを知っていたら、

どうか僕に知らせてくださいね。住所は熊本だと思います。



次の日は青井岳近辺での撮影だった。



   C57青井岳鉄橋.jpg

今回の写真はすべて6cm×9cmの大きさのネガです。

3200dpiで取り込みました。ほんとは6400dpiまでできるのですが、

時間がかかるし、必要ないと判断しました。

もし、全紙大に焼き増しするときはもう一度スキャンし直します。

四つ切り程度ならこれで十分だと思うのですが。

C61逆光オレンジ768

   佐土原C61鉄橋.jpg

白黒の作品では単なる逆光の作品ですが、カラーで撮ると

こんな色になっていた。ねらって写した訳ではないが、偶然におもしろい作品になった。

水面に反射する光がきれいなダイヤモンドみたいに輝いています。

じつは、この作品についてはデータの自信がない。

友達に言わせると、クロスフィルターを使っているというのです。たしかにそうかもしれない。

だけど、ぼくはフジカ69BL用の大きなサイズは持っていない。

ニコマート用のオレンジフィルターとを併用して使用したのかな?

なんせ、これしか作品がないから、なんとも言いようが無い。記憶が定かでないのです。
もう40年も前のことです。

逆光で煙も期待できない状況で、遊びのつもりで、撮影したような気がします。

そのわりにはいい作品になったなあ。

C57佐土原

   佐土原C57シルエット.jpg

この夏の撮影ではカラーフィルムは2本だけでした。

6×9判は8コマしか写せません。それに値段が高いです。

フィルムが1本800円ぐらいで、現像料が400円だったかな。

貧乏高校生にはこれが限界でしたね。もっとカシャカシャと写したいですが、

それは無理というもの。だから、ここぞという場面だけに集中して

シャッターを押した。カメラ2台で器用に写してましたね。

念願のカラー作品のアップを終えて、ちょっと放心状態です。

なんせ30年近くもなんとかしたいと、願っていたわけですから。

やっと、目的が果たせた。

ついに夜が明けた。一晩かかってスキャンして、書き込みが終わると、

清々しい朝です。皆さんはこれからどうしますか。楽しい休みですね。

僕はこれから寝ます。こんな生活はいやだあ~。(涙)



コメントをいただきました。ありがとうございます。

(スバル555さん) 「シルエットがいい。ではおやすみなさい 」
(まめたん20さん) 「やはりシロクロもいいけれど、カラーの雰囲気もいいものですね!」
(エルモ3067さん) 「す・・・すごい!!(☆0☆) うつくしいぃぃ~~~~~☆  
            シルエットが、とっても素敵~☆ 」
(時雨の月さん)  「桜島との写真は、本当にシルエットが綺麗(^-^*
            逆光で、わざとシルエットにしたのかな?って思うくら
            いに!! 下から2番目の、水面に反射する光と・・・
            幻想的な雰囲気と、紅いカラーが好きです。(^-^*


ありがとうございます。僕自身が作品をこうして見るのも初めてなのです。
6cm×9cmの大きなスライドなので、それなりに見ることはできるのですが、
所詮小さな映像でしかありません。こうした作品は大きくすると、見栄えもよく
見とれてしまいますね。自分で感動しています。



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