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現代農業2020年6月号を読みました。 除草剤のローテーション散布について! 現代農業 2020年 06月号 [雑誌] 農薬に関しての抵抗性について相当前から問題視されています。 農薬と言えば殺虫剤、殺菌剤、除草剤、殺鼠剤、防黴剤、植物成長調整剤などがあります。 今回、お話しするのは除草剤となります。 以前お話しました殺虫剤のRACコードに関してお話ししました。 除草剤に関してはHRAC(エイチラック)と言います。 現代農業2020年6月号 P96ローテーション散布と「HRAC」の話 抵抗性に関しては有名な除草剤「プリグロックスL」に含まれるパラコートに抵抗性のあるハルジオンが1981年に確認されたそうです。 抵抗性がある抵抗性型個体の花粉をミツバチなどで受粉されると個体に10パーセントから65パーセント確認されたそうです。 一般的に使われているラウンドアップやバスタなどの除草剤にも抵抗性が出てきています。 それを抵抗性を防ぐにはやはり殺虫剤と同じようにローテーション散布を行うことが必要になってきています。 以前お話したと思いますが実はかなりのベテランの農家の方でもローテーション散布を行っていない方も多いと聞いております。 詳しいローテーション散布についてはお話しませんがP102 主成分をHRACで良くみてから同じ成分の物を連続で散布しないようにすると良いと思います。 また専用の噴霧器のノズルを使い分けると良いと思います。ドリフト(農薬散布時に散布対象の作物以外に農薬が飛散することをドリフトといいます。)しにくいノズルを当方も使用しています。除草剤は対象の雑草以外につくと傷めてしまいますし作業者にも影響が出る可能性があります。 特に風がある時には効果があると思われます。 今年もそうですが風が吹いている日が多くなるべく風の無い日を選びたいのですが・・・難しいですね。 もちろん強風の時は散布は厳禁です。 ザクサノズル人力用 1頭口 私もこれを使用しています。 みのる産業は噴口はISOではないので余っているノズルパイプを使用しています。 本来なら除草剤散布用噴霧器の「みのる産業の桃太郎」を使用していますが泡噴口がついているのでこれを通常使用した方が良いと思います。 実はこの噴口がどこかに隠れてしまいまして・・・ おそらくどこかにあると思います。 桃太郎 FT-185 除草剤専用散布機 18リットル みのる産業 桃太郎 ジュニア FT-125 除草剤専用散布機 12リットル みのる産業 私の方では両方とも使用していますが夏場の暑い時は12リットルタイプが本当に軽くて楽ですよ。 散布量が少ないのですが傾斜地にかける時は12リットルのタイプ桃太郎ジュニアを使用しています。 女性が使う場合はこちらの方が良いと思われます。 みのる草退治桃太郎専用 泡噴口 ラウンドアップならこちらを使用するとドリフトしにくく散布量が少なくて済みます。 除草剤も調べていくとかなり奥深いことがわかり使用方法を良く考えてから散布したいと思いました。 本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。
2020.05.12
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小さな庭のつくり方 どんなスペースもアイデア次第!を参考にしています。 小さな庭のつくり方 どんなスペースもアイデア次第! (アサヒ園芸BOOK) [ 朝日新聞出版 ]おしゃれなお庭にするための参考資料としてなかなか良い感じです。基本的には洋風庭園の参考例で占められています。庭園で難しいのは日光が当たらない場所の植栽や足元の処理だと思います。洋風庭園は日本庭園と違った難しさがありますが明るい雰囲気が多いので私は結構好きですよ。白い壁に張り出した水色のバルコニーとか配色的に好きな感じです。P68 あたりが参考になりそうです。寄せ植えの下草などは私はあまり詳しくないので勉強になります。ギボウシの葉が好きです。P84 小道を作ろう 足元をどのように制作していくかがイメージするのが毛結構好きです。本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2019.12.17
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庭仕事の庭石テクニック 髙﨑泰隆さんの本を参考にしています。庭仕事の庭石テクニック 庭石の種類と選び方、石組・石積・飛石・敷石の基本が [ 高崎康隆 ]子供の頃から石を見慣れてきました。なにせ三カ月に一度位に群馬から石屋さんが来るんですよ。(笑)これを私の父や祖父がよく購入していました。クレーンが使えない場所では昔はミニクローラークレーン(ゴムキャタピラにクレーンがついている重機)が無いのでチェーブロックという道具を木の三本柱で吊って石を動かしていました。今では考えられないくらい大変な作業でした。この本ではP62に作業の内容が書いてあります。さて本の内容ですが良く使われる石の種類や石の据え付け方をわかり易く説明されています。また現代では光を使った演出の仕方などが好まれていますのでその説明がP100に書かれています。昼間と違って夜は周辺が暗くライティングによって石の表面の凹凸を意識した石の表現が出来るのでまた昼間と違った庭の楽しみが出来ると思います。私も一度、ライティングを意識した石を使った庭園を製作してみたいですね~全体的に写真はカラーですので見やすく、説明されています。ただ1から100までという説明ではなく流れをのせいているだけなので詳しく説明ほしい方は他の本を補足として購入すると良いと思われます。お客様にプレゼンテーションする時に持ち歩くには最適な一冊だと思います。このシリーズで出されている本を何冊か持っていますがなかなか使える本だと思います。オススメの一冊だと思います。本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2019.12.11
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和風の庭実例集 厳選実例53と造形物の選び方 を参考にしました。【中古】 和風の庭実例集 厳選実例53と造形物の選び方 / ハウジング企画社 / 永岡書店 [単行本]【宅配便出荷】お庭を制作にあたりイメージを作り上げるのは頭が痛くなることがあります。いくら口頭で説明するよりも写真入りの設計図をお見せするのが一般的です。たまにあまりきれいでないスケッチをお見せすることもあります。そんな時にこのような本は本当に助かります。お客様のイメージにあった物があれば良いのですがなかなかそのようなものが無い場合がありますしスペース的な問題があり難しいことがあります。取り合えずかなりの書籍はありますのでその中で良さそうな設計をお見せできるように準備しております。この本は古いのですべてがカラーページではありませんが造形の仕方は参考になることが多いので勉強させて頂いております。後はかなりの数のお庭を見て勉強するしかありません。そこでお寺のお庭をよく見て回ってことがありました。実物を見るとまた違った感覚が生まれる時がありますのでそこが面白いところですね。本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2019.10.24
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ガーデニング花木入門 花・葉・実が美しい木を楽しむ 別冊NHK趣味の園芸を参考にしています。【中古】 ガーデニング花木入門 花・葉・実が美しい木を楽しむ 別冊NHK趣味の園芸お客様に相談を受けた時に花木で説明するときに使う本に良い本がなかなか出合えません。この本はブックオフで偶然見つけて購入いたしました。庭木に使われている木や花は大体これで説明出来ますので重宝しております。簡単ですが剪定の仕方、剪定時期、肥料をする時期や病害虫の防除時期なども書かれていて説明するのに便利です。栽培管理暦は関東地方以西基準になっています。病害虫の防除の薬剤の種類も簡単ではありますが説明されています。ただクロマツ、アカマツ、ゴヨウマツなどの松属はのっていないのが残念です。ガーデニングだからでしょうね。助かる一冊です。本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。
2019.05.30
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歩くことが楽しくなる飛石・敷石作法を読みました。歩くことが楽しくなる飛石・敷石作法 (ガーデン・テクニカル・シリーズ) [ 竜居庭園研究所 ]もう30年ほど前でしょうか・・・うちの菩提寺であるお寺で敷石をしました。敷石の一枚が120キロほどありましたので持ち上げることは出来ません。クレーンで下せるところは良いのですが届かないところは台車で動かします。ある建設会社の方にプロの石屋さんを御紹介頂きました。素晴らしい方でまさしく本当のプロでした。コヤスケという道具で石を割るのですがコヤスケを石にあててハンマーでたたくと紙をハサミで切るように「バサ」という音がして綺麗にまっすぐに石が割れて行きます。すごいんですよ・・・懐かしい思い出ですね~本題に入ります。この本のガーデン・テクニカル・シリーズは何冊か持っています。飛石は造園屋では本当にポピュラーな石の造形ですからお客さんも好きな部類に入るものだと思います。しかし近年は石材が国産が減ってきていて外国産の物が多くなってきています。二年ほど前にはお庭を作った時も石を探して回りました。コンクリートに直におかないと行けなかったので加工が出来るところも探したところ偶然に出来る石屋さんが見つかって助かりました。ある石で収めるには最初にイメージを持たないと上手くいきません。なかなか難しいです。昔の職人さんはなにも教えてくれませんから見て仕事を覚えるしかありませんからね~(笑)私は色々なところ、寺院や神社で見ては写真に収めてきます。この本にも素晴らしい石の組み上げがありますから勉強になりますよ。見ているだけで楽しくなるところもあります。本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。
2019.05.19
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「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達!伐木造材術 ジェフ・ジェプソン さんの本を読んでいます。以下のサイトで購入出来ます。「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達! 伐木造材術伐採の仕事は多くはありませんがチェーソーを使った仕事は危険が伴います。林業での死亡事故は年間約40名ほどです。それほど危険な作業ですので安全に作業をするためにはどのように行えば良いのか?詳しく説明されています。伐木での緊急時にどのように対処するか?心身の調子が優れない方は作業をしてはいけない。伐木は非常に繊細で神経を使う仕事であるゆえに神経の集中が必要な作業ですので精神的な安定と体調が悪い方は仕事をするのは非常に危険です。また作業者が複数人いる場合、チェーンソーを使って作業している人以外が事故にある危険性があります。作業の現場の下見、必要な装備、計画とミーティングこれが非常に大切ですね。実は作業者は技術ばかりに目がいってしまうのですが安全に作業をするため、私は手順が大切だと思うからです。そして安全に作業をするためのスキルアップが必要です。今年はそのための講習会をいくつか受講すると思います。書籍だけの知識も必要ですがその道のプロの方々に教えて頂こうと思います。とりあえず、書籍にて基礎知識を得てから講習会に行きたいと思っております。本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。
2019.05.05
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原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木 濱野周泰さんの本を読んでいます。原寸図鑑葉っぱでおぼえる樹木 [ 濱野周泰 ]植木屋で困るのは植木の種類や病害虫の問題を調べることですね。それによって使う肥料や薬品が変わってきます。植木の種類は海外から来ているものを含めると相当の数になります。お客様の方が詳しい場合もかなりありますから、もっと勉強しないといけません。ホームセンターで買われた植木などや植物はもともと病害虫がついてしまっているものをお買い上げになっている場合もたたあります。知らない間に病気や害虫が蔓延してしまい枯れてしまうこともあります。さて本題ですが本当に良い時代になったもので、スマートフォンで大体は調べることが出来ますがポイントを詳しく書いてあるサイトを探すのが大変です。そんな時にこの本が役に立ちます。ポイントを説明するのに便利です。この本はカラー写真で樹木全体と葉っぱの特徴や樹木の特性などが詳しく書かれており、本当に助かります。葉っぱが原寸大で出ているのでわかりやすいですね。二冊目の本が出ているみたいなので今度、購入する予定です。本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。
2019.04.20
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図解 樹木の診断と手当て 木を診る・木を読む・木と語る の堀大才さんの本を読みました。図解樹木の診断と手当て 木を診る木を読む木と語る/堀大才/岩谷美苗堀大才さんの本はわかりやすく書かれていて好感がもてます。女性が見て喜びそうな絵が満載ですから。水はけが悪い土は酸素欠乏になりやすいようです。土の中に水がしみこんでいく過程で二酸化炭素が取り除かれ水が引いた後に新鮮な空気が入っていくようです。木の特性がわかりやすく書かれていますので特に初心者の方にオススメの一冊です。落葉樹がなぜ葉を落とすのか?もう少し詳しく書きたいのですが本日はこの辺で失礼します。本日は最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2019.04.07
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はじめてのツリークライミング を読みました。イラストマニュアル・はじめてのツリークライミング(R)【電子書籍】[ ジョン・ギャスライト ]この頃、木の上で長時間の伐採作業のポジショニングが辛くなってきました。現在は胴ベルト型で行っているのですが幹の太い樹木や枝の長い木の剪定作業には不向きです。そこでツリークライミングで行われているハーネスが非常に良いことがわかってきました。吊るし切りを行う場合ロープによるものとクレーン車を使い吊りながら切る方法があります。ごく一部にはワイヤーを張って行う場合もあります。私はクレーンが使えるところは極力使うようにしています。と言うのも楽に作業が出来るだけでなく一人でコントロールできるので効率と安全を同時にとることが出来るからです。実際、農業ウィークで装着させて頂きましたが非常に楽で長時間体を預けることが可能だと判断しました。ところが現在新しい法律が施行されたフルハーネス型の物を装着しましたがとても長時間吊られたままの状態は無理でした。これは作業をするための物ではなくあくまでも落下を防ぐもので考え方の相違のようです。さて本の中身ですが初心者でもわかりやすい書き方をされているので好感がもてました。用具の選定、危険な木の判別法、ロープの使用方法など最低限度のスキルを持てるように工夫がなされておりました。今度は高所作業の講習会をうけようと思っております。時間とお金はかかりますがより安全に正確な仕事をするために勉強しようと思います。本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2019.03.31
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「吊し伐り」から学んだ気づきの人生 / 和氣光伸さん「吊し伐り」から学んだ気づきの人生 / 和氣光伸 職人であれば師匠や親方が普通はいるものです。私は治療の仕事をしていましたが自分自身がこのような治療が出来たらな~と目指した方が何人かいました。和氣光伸さんもそのような師匠である 和氣 邁(わき・すぐる)さんにあえて本当に充実し自分が目指す究極の職人に会えたことが本当に幸せであったのではないでしょうか?私もそのような方々にお会い出来たらこそ今までやってこれた気がいたします。自分がまだ出来ていないことも書かれておりました。チェーンソーと言えば刃を研ぐのが非常に難しいということです。私もうまくいきませんね~私の祖父はチェーソーではありませんが鋸の刃を研ぐのが非常にうまかったです。私も挑戦したことが何度もあるんですがいまだに出来ずにいます。お恥ずかしい限りです。今思えば教えてもらっていれば良かったな~と思っております。和氣光伸さんは同じようにチェーンソーの刃研ぎが師匠のようにはいかないとお話しされています。難しいんですね~これが・・・youtubeにも動画がのっていますが・・・・今度チェーンソーの刃研ぎの講習会でもあったら参加してみようかな?4月は忙しく植木関係の講習会に参加するので3日ほど時間をとられてしまいます。話を元に戻しますが人生で目標にされている方が突然いなくなるとどうなるでしょうか?師匠が事故で亡くなると言う和氣光伸さんはどう思ったのでしょうか?はたして冷静にしていられるのでしょうか?わたしだったら・・・・心が定まらずにいて、なにも手が付けられなくなってしまうと思います。寂しい気持ちだけでなく上を目指すための灯台であったはずです。亡くなったことを認めたい自分と認めたくない自分があったに違いないと思います。だれもみなは自分が乗り越えたいと思っている人や目標にしている人がいると思います。和氣光伸さんの師匠は越えようとしようとするとまた上に登っていくところを身近に感じていて心の中に越えるのがかなり難しいと感じていたのかもしれませんね。チェーンソーはガイドバーがもし30センチだとしてもまわして切れば60センチの直径の物が切れるというわけではありません。ましてはまわして切ると綺麗に輪切りに切るのは非常に難しい技術です。その師匠の技術を見た和氣光伸さんは還暦を越えた師匠の底知れない力を目のあたりにして度肝を抜かれるたのかもしれません。和氣光伸さんは通常は使わないクレーン資格を取っています。これは吊るし切りという特殊な方法だけでなく必要なことであると感じています。要するにクレーン操作と高所でのチェーンソーを使っての作業は通常では同時には一人で出来ません。しかしクレーンの作業のオペレーターの気持ちを理解することで作業を円滑にし安全に作業を行えるとお考えになっているようです。勉強して資格を取るということは「考える力」の増強かと思いますと言われています。私の考えもそう考えております。最後に和氣光伸さんは「刃を見ればその職人の腕がわかる」技量、心のバロメーターと書かれています。腕はともかく私は常に植木鋏と鋸は綺麗にしております。汚れた鋏や鋸を使っていると作業効率が下がるだけでなく植木にもあまり良くありません。最後はやはり人なんだな~と感じさせる一冊の本でした。最後までお読み頂きまして本当にありがとうございました。
2019.03.30
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植木屋さんが読んで為になる本 露地を彩る蹲踞大全 吉河功さん露地を彩る蹲踞大全 つくばいの作法を網羅した決定版 [ 吉河功 ]非常に良くまとまった本です。基本構成から蹲踞の設置の手順などポイントが詰まっています。デザインを見てそれを参考にしてからイメージすることで新しいお庭を作ることが出来そうです。初心者の方やお庭を作られる方に対してのプレゼンテーションをする時に役に立つのではないでしょうか?私は蹲踞の海が勉強になりました。写真に写っている場所のリストがのっているので実際にその場所に行って見ることで雰囲気をつかめたらよいかもしれませんね。写真とは違う世界があるかもしれません。四季の違いや見る角度、天候など光の加減で全く違う雰囲気になることもあります。そこがお庭の醍醐味ではないでしょうか?本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
2019.03.25
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植木屋さんが見てためになる本庭木の自然風剪定庭木の自然風剪定 / 峰岸正樹 植木屋として植木の手入れは掃除から始まります。昔の職人は「見て覚えろ」と言う方が多いですから私自身も何も教えてもらえませんでしたね。(笑)仕事を見て覚えるしかありませんでした。諸先輩方に怒られてしまうかもしれませんが植木屋さんの親方は気が短い方が多かったです。実際、造園業者の私の同年代の方と話をした時がありましたがほとんどの方が「うちの親父は気が短いんだよ」なんてお話しされる方が多かったです。もしかしたら教えるのが苦手な親方が多かったのかもしれませんね。さて本題に入ります。造園業者は植木の手入れが現在は多いですね。この仕事を始めた時の仕事が掃除です。ま~なにも出来ませんからね。でも掃除が綺麗に出来る人は腕が良くなる素質があると思いまます。何せ私のような凡人ですから植木鋏をうまく砥げるまで3年ほどかかりました。(笑) 剪定の技術は色々ありますが大事なことは脚立のかけ方や植木鋏の使い方、苅込鋏の使い方が詳しくのっており参考になると思います。本来であれば植木自体が何年も放置されていた場合、一回の剪定で植木によりますが形を良くすることは難しいです。植木の形を元に戻す剪定の仕方が詳しく説明されていますからこの通りすればかなりの確率で良くなるとおもいます。しかし2~3年に一度の剪定だと思うように行きません。枝の透かしが出来ないので実際の所このような植木の手入れは難しい場合もありますね。ですが基本を覚えておけばいくらでも応用が聞きますから。この中で現在使われていない本手入れの仕方も説明されています。ここ何年も本手入れの仕方でやったことがあまりありませんからね。モッコクであれば葉を3枚にするので時間がかかり過ぎていまの時代にそぐわないと思います。本来なら松のミドリ摘みを5月頃しないと柔らかい感じになりませんからね。最後にお客様のご希望でなるべく早く綺麗に仕事をしなければいけませんからお客様によっては自然風ではない手入れをしました~という感じが好きな方もおられます。お客様とよくお話をしながら仕事をすることが大切ではないかと思います。この本はお勧めですので是非お読みいただければとおもいます。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
2019.03.24
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原色庭石大事典 産地、原石の種類、造園での使用例などがひと目でわか [ 庭石大事典制作委員会 ]この本は2年半前に久しぶりにお庭を制作する依頼がありまして、お客様にプレゼンするために購入しました。庭石の産地や特性、用途などがわかりやすく大きな写真でまとめられており非常に見やすく説明しやすいと思いますよ。お客様に説明するときにこの本は大変役に立ちました。しかし問題は一応、簡単なスケッチは書いたものの・・・・レイアウトが難しくどのようにするか悩みました。なんとか在庫の蹲は小さいものがあり収めることが出来ましたが沓脱石がどうにも大きく過ぎて小さな場所には到底収めることが出来ません。実は近くの大きな石材店に数件行きましたが外国産がほとんどで良いものがありませんでした。そして高いです・・・どうにも納得がいかずネットで調べてみたところ甲州鞍馬が入手しやすいようなので、お電話して買い付けに行きました。トラックで往復250キロほどドライブです。沓脱石は下がコンクリートで平らなため、セメントなど固めないと安定しません。そこで沓脱石を平らにカットしてもらいました。そこの石屋さんは墓石も扱っていましたので石を切る機械があり助かりました。上手く収めることが出来ましたよ。お客様はお茶をされるそうで、蹲踞を設置したいとのことでした。フェンスと壁の間が120㎝もないのでバランスをとるのが難しかったのです。茶室の前の蹲踞は標準的に水の入った「手水鉢」と3つの石、そして水を流す(海)で作られています。「前石」は、鉢の前で水を使うときに足を乗せる部分。「手燭石」は、鉢の左側、暗くなった時には行灯を置く場所。「湯桶石」は、鉢の右側、冬に湯桶を置く石です。お客様から写真を使ってよいか承諾を得ておりませんのでOKがありましたらアップしたいと思っております。写真で見ると広く見えますが結構ギリギリでした。このような本があると本当に助かりますよ。レイアウトなどかなりの本がありまして、参考にさせて頂いております。イメージが湧きやすいようにするためには多くのレイアウトがのっている本はあると便利ですね。それでは最後までお読みいただきまして有難うございました。
2019.03.13
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梶谷哲也の達人探訪記[本/雑誌] / 梶谷哲也/著私たちは技術を学び仕事を円滑に進めようと努力します。しかし本当に技術だけで良いのでしょうか? 私は以前治療の仕事をしていた経験から恩師にこう言われました。「原理原則と哲学を学びなさい」とそして歴史を学ぶ必要があると言われました。この本を読んだ時に梶尾哲也さんは丁寧に取材したことがわかる内容でした。なぜなら技術だけでなく職業としての生き方であったりそれは哲学に通じますが自然を相手にする林業ならではのお話が聞けて私は感動したです。 私は林業と言う仕事に関して素人ですしかかわることは一生無いと思いますが今回、私は樹木の吊るし切りを勉強する為やチェーンソーの使い方や注意点だけでなく林業家の方々の簡単に言えば哲学を学びたいと思ったのです。 本の評価では新しい技術はのっていなかったとかいう評価もありましたが私が知りたかった職人としての心構えなど、本当に勉強になったと思います。これからも梶尾哲也さんのご活躍をお祈りしております。 最後までお読みいただきましてありがとうございました。
2019.03.11
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堀大才先生の監修した本で樹木とはどのようなものか? 初心者にもわかりやすく説明されており私たち専門家でも気を付けなければならない事が 書かれています。 私が一番ビックリしていたことは風除け(植木を支柱で固定すること)をしすぎてしまうと 植木の根っ子が伸びなくなり木が弱くなると書いてあったことです。 とりあえず読んでみて頂けたら気がつくと事があるかも知れません。 オススメの本ですね。 Amazonではプレミアがついており2000円以上になっていますが楽天ブックスや 日本緑化センターなどでは送料がかかりますが通常価格で御購入できます。 初心者向けの本ですが造園業の方々だけでなく庭木をご趣味にされている方々にも 是非お読み頂けたらなと思っています。 以下は日本緑化センターのページを引用しております。 監修:堀 大才 構成:岩谷美苗(樹木医) イラスト:小川芳彦 A5判 白黒64ページ 定価360円+税(送料別 2014年12月 第3版 ISBN978-4-931085-55-8 「増補版 木を診る木を知る」(平成13年発行)に、新規3項目を追加した最新版。 木の様々な表情の見方、考え方を豊富なイラストとともにわかりやすく解説しました。子どもたちの環境学習、市民の森づくりなどの副読本にも最適です。
2019.03.07
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