emeraldsea

フランス映画は素敵だ


「フランス映画は素敵だ」 2008.02.12日記








最近に最もお気に入りの映画は『チャーリーとパパの飛行機』というタイトルのフランス映画。
この映画のことを知ったのは昨年の12月。
ジョン・レノンの映画を観に行った映画館の中に貼られていたポスターで知った。
最初、そのポスターが目に止まった時、何か予感がしたのだ。
(こ、これは・・・・・何か凄い映画に違いない!!)
その予感は上手く説明がつかない、しかし途方もなく懐かしい感情を伴って内に運ばれてくる予感でもあった。
大袈裟な表現などせずに一言でいえば、
童心に帰る気分になったのである。
ただ、それだけのことなのだけれど。

映画館でこの映画の宣伝用のチラシを貰ってきて、
それ以来、部屋の壁に貼っている。
眠れない夜なんかに、この映画のチラシを眺めていると不思議と落ち着いた気分になり、
安眠へと誘われる。
とても安らいだ気分にさせてくれるのだ。
僕はまだ結婚もしておらず、子供もいないので、子供がいる親の気持ちはよく判らないけれど、
もしかしたら、
小さな子供の寝顔を見て微笑む親の心の中も、
この映画の宣伝用チラシを眺めて心が安らいでしまう気持ちと似たものなのかもしれない。

チャーリーとパパの飛行機
『チャーリーとパパの飛行機』
http://item.rakuten.co.jp/neowing-r/gnbf-1200/



それで最近にTUTAYAに行ったら、この映画のDVDが新作コーナーに置かれていた。
早速レンタルして鑑賞したら案の定、素晴らしい映画だった。
映画の物語を少しばかり以下に挙げよう。


<内容>
パパにもう一度あいたい。ぼくの願いが届きますように・・・。夢を信じることで奇跡が起きる――愛につつまれた感動のファンタジー、待望のDVDリリース決定!! 「死んだパパにあいたい」そんな少年の願いをかなえるかのように、パパからのクリスマスプレゼントの飛行機が動き出し、少年を乗せて空を飛ぶ・・・。夢を信じることの大切さを描き、大人から子供まであらゆる層にさわやかな感動を与える珠玉作。監督は『倦怠』『ロベルト・スッコ』の鬼才セドリック・カーン監督。フレンチコミック「チャーリー」にヒントを得て、美しくもダイナミックな映像で愛と感動のファンタジーをつくり上げた。アカデミー賞に輝くガブリエル・ヤレドの音楽が、情感豊かに作品世界を盛り上げている。美しき演技派女優イザベル・カレやヴァンサン・ランドンらの実力派俳優もさることながら、注目はやはり主人公チャーリー役のロメオ・ボツァリス! 星の王子さまのような愛らしさの中に、無邪気さとひたむきさを秘めたその演技には、誰もが感動と勇気を与えられるはず。2005年 ルーカス国際子供映画祭 正式上映作品、2005年 ロンドン映画祭 正式上映作品、2005年 トリノ国際映画祭 正式上映作品。
<アーティスト/キャスト>
セドリック・カーン (監督) イザベル・カレ (出演者) ロメオ・ボツァリス (出演者) ヴァンサン・ランドン (出演者)

(楽天市場商品解説文章より転載)



この映画の主人公の少年は、本当にオモチャの飛行機に乗って夜空を飛んでしまうのである。
なんて、いかした、なんて素敵な映画なのだろう。
そして、切なく、ほろにがく、
だけど、夢と愛が画面いっぱいに溢れている。
砂浜に響く波の音のように優しく、海のように映画を観る者の心を包み込む。
映像の美しさも格別だ。さすがフランス映画だと頷いてしまった。
良質なフランス映画のどれもがそうであるように、この映画もまた絵画の中に惹き込まれるような豊穣とした映像美なのだ。
フランスの或る特定の地方で採れた素材を用いて作ったシャンパン以外をシャンパンと呼ばないように、
この映画もフランスでしか撮られることのない優れた良質な映画だと思う。














© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: