中華圏うぬうぬ歩き

中華圏うぬうぬ歩き

クリスマスだよ、香港に全員集合6日目-①



この日の移動経路
 ①洗衣店を求めてさまよう→②倫敦大酒楼→③南Y島→④中港城→⑤厚福街→⑥スーパーマーケット→⑦ホテル→⑧山頂→⑨ナッツフォードテラス→⑩ホテル

 北京語がガンガン聞こえてくる・・・。廊下で大声で話しているらしく、それで目が覚めた28日。時刻は6時30分。まあ、ちょうどいい時間である。はっきりと開かない目をこすり、シャワーを浴び、出かける支度をしていた。すると、内線がかかってきた。「?」と思って、受話器をとるとSさんがKンバリーホテルをチェックアウトし、佐敦の「南北酒店」へ荷物を運んで、そのまま油麻地に来たとのこと。わたしも洗濯物を出したいので、それに付き合ってもらうことにした。
 ホテルでもランドリーサービスはあるのだが、洗濯物1つにつき40HK$とかでとんでもなく高い値段である。本当は近くの洗衣店をホテルのフロントにでも尋ねればよいのだろうが、「だったらうちで出しなよ。」といわれても困るので、自力で探すことにしたんである。
 意識していないときは、けっこう「洗衣店」の看板は目に付くのだが、探そうと思って探すと不思議なことにないものである。さまよっているうちに、朝ごはんの約束の時間が近づいてきたので、飲茶のあとで出そうということにして、油麻地の
倫敦大酒楼へ向かった。
 Mさんはすでに到着していて、3階へ。ここは昔ながらのワゴン式のお店で、店内を「ちゃーしゅーぱお~」などと叫びながら、点心のワゴンを押したおばちゃんが行きかうので、とてもにぎやかで「これぞ香港」という感じが味わえる。
 はーがう、ちゃーしゅーぱう、かにかまぼこと芋(タロイモ?)の点心、春巻など、次々に胃袋に消えていった。今日も快調である。気がつくと、写真撮影も忘れていて、テーブルの上は食い散らかした後・・・。かろうじてデザートのパンは撮影した。

倫敦大酒楼メキシコ風アンパンなど、香港ナイズ(?)されたパンたち。甘かった・・・。

 そんなおいしい点心をいただきながら、「信じられない食べ物」の話をMさんから聞いた。ここではとてもそれを書けないが、わたしとSさんはかなりの衝撃を受けた。四本足では机、空を飛んでいるものでは飛行機以外のものは何でも食べるとはよく聞くが・・・!

 おなかもいっぱいになったし、今日は南Y島をハイキングだ。フェリーの時間も計算に入れ、南北酒店へ向かった。
 早朝、SさんはKンバリーホテルから荷物を引きずって、南北酒店に移ったのだが、ひと悶着あったという。Sさんはきちんと日本から予約していったのだが、オーナーのおやじが言うには「部屋はない。」とのたまったそうな。「だから、Tさんとツインの部屋に泊まれ。」と・・・。ちなみにTさんとは、わたしが夏の香港旅行で一緒にご飯を食べた仲で、今回も27日の夜に香港に到着していた。が、Tさんも予約していたにも関わらず「部屋はない。」と言われ、同系列の安宿「南北賓館」というぼろっちい建物に連れて行かれ、しかたがないので、そこで1泊したのである。
 そのことを再確認しに、南北酒店へ広東語堪能なMさんを先頭に乗り込んだ。エレベータに乗ろうとしたら、いきなり目つきの悪い男が降りてきたので、びびりながら、フロントへ。したら、やはり「部屋はないから、ツインにTさんと泊まれ。明日になれば、シングルルームは空く。」とのこと。しかたがないので、それをのむことにした。そしてわたしが朝から探していた洗衣店は「安宿のあるところに洗衣店あり」とわたしがにらんでいたとおり、南北酒店の至近距離にあった。代金は25HK$。銅鑼湾の洗衣店が38HK$だから13HK$の得!洗濯物を出すならここですよ、奥さん!

 予想以上の南北酒店で時間をとってしまったのでハイキングはなし、で直接南Y島のそっくー湾へ上陸し、海鮮料理をいただくことに予定変更。中環のフェリー埠頭へ行った。
 ここでTさんと合流!わたしは実に4ヶ月ぶりの再会である。Tさんが、昨日宿泊した南北賓館のボロさをデジカメのモニターつきで解説しているうちにそっくー湾にフェリーは到着した。
 南Y島そっくー湾は海鮮料理店が軒を連ねている。この中でも一番規模の大きい天虹海鮮酒家で昼食を取ることに決定。でも夏に行った西貢に比べると、生け簀がしょぼいのは否めない。
 私たちは龍蝦(ロブスター)、らいりう蝦(しゃこ)、とこぶしを選び、それぞれ調理法を指定し、席に着いた。
 (汚い)海を眺めながら、海鮮料理を食べ、昼間っからビールを飲む・・・。至福である。

しゃこしゃこのガーリックチップいため。激うまである。酒も進む。とこぶしもうまい。

ろんはー芝士龍蝦。結婚式で食べる味。このメニューは西貢の全記のほうが勝ち!

レインボーのデザート最後に甜品。クッキーとドーナツ。真中の花は米粉で作った飾りの花と思われる。

 とってもいい気分である。わたしはアルコールが入ると、とにかく眠くなってしまう。食べた後にハイキングという案もあったが、あえなく却下。天虹海鮮酒家で出す無料送迎船で中環へ帰ることにした。
 船はかなり揺れたらしく(私は眠っていた)TさんとSさんはかなり酔っていた。

 船から下りて、Tさんは近辺を散策するといって、いったんお別れ。わたしとSさんは29日のマカオ往復のチケットを購入しに、中港城へ。無事、チケットを手に入れ、次はスーパーマーケットに買い物へ向かった。スーパーマーケットはそこの土地の暮らしと密着しているので、ほんとうに楽しい。Sさんは友人にと亀ゼリーを買っていた。わたしは粉末ココアマシュマロ入り、そのほかお菓子を大量購入。こんなに買って、キャリーバッグに入るのだろうか?と頭を掠めるのだが、買い物魂は抑えられないのである。
 「甘いものが食べたい。」わたしはご飯の後には必ず甘いものを食べないと、さっぱりしない。Sさんも同様らしい。近くにある甜品屋「甜蜜蜜」を目指し、進路を厚福街へと変えた。ところがそこへ行く途中にわたしの大好きなはむたうじょん(塩味の豆乳、油條入り)の店「唯一麺家」があり、そこを素通りできなかったんである。

唯一麺家買い食いその1。はむたうじょん。6HK$なり。蝦米のだしがよくでていて、おいしい。

 唯一麺家を出て、次は斜め前の甜品屋「甜蜜蜜」へ入る。ここには初めて入るので「新規開拓ね。」とちょっとうれしい。が、わたしの頼んだ「ちーまーうー(ゴマのお汁粉)」はハズレ。インスタントのものをお湯で溶きましたぁって感じだったのだ。
 一方Sさんのオーダーはボリュームたっぷり。フレンチトーストにアイスが乗っかって、シロップとチョコがかかっているという代物。しかも香港のフレンチトーストは二枚のパンを使い、間にピーナッツクリームを挟んであるのだ。極め付けが、焼いているのではなく、油で揚げているという油ギッシュな一品。でもSさんは難なく胃袋に納めてしまうだった。

甜蜜蜜見てください、このくどそうなルックスを。味は「でも、おいしいよ」だそうです。

 さて19時に山頂行きのバス停集合を確認して、Sさんとも一時ここで解散。わたしは洗濯物を取りに行き、ホテルにいったん荷物を置きに帰った。そしてまたホテルを出て、地下鉄で尖沙咀、さらにフェリーで中環に向かった。
 暮れなずむ時間帯にフェリーに乗るのは、今回の旅行ではこれが初めて。夕暮れに浮かび上がる香港島のビル群の光はいつ見ても幻想的である・・・。

フェリーからの香港島BGMにスターダスト・レビューの「トワイライト・アベニュー」を口ずさむ私。ちょっとおセンチ?







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