URIZIP102 マメちゃんがやってきた

URIZIP102 マメちゃんがやってきた

10ヶ月-マメ誕生の直前



 いよいよ、いつ生まれても大丈夫な状態!?
 でも、初産は遅くなるっていうから、ぜったい年明けだと思っていた。
 診察の時、先生に「遠出してもいいですか?」って聞いたら「いつ破水するか、わかりませんよ。医者は絶対は言えません」ってムッとされた。
 えーん、ちょっと電車に乗っていくだけやんかぁ・・・。
 子供が生まれたら、出歩けないから、今のうちに行っておきたいのにぃ。
 次の予約は年明けに。おおっ予定日前日じゃないですか。
 先生にきつい口調で言われたので、その翌日、遠出しなくて友達に近くまで来てもらう。
 お昼を食べて、公園をお散歩。友達は2歳の女の子がいる。よくおしゃべりする子でかわいらしい。
 その後、里帰りしていた同郷のkoukouさんに会う。ヒロちゃんも一緒。でも元気がないみたい。ちょっとだけお話して、すぐに別れた。(ヒロちゃんは体調を崩していたらしい、ごめんねーそんなときに)

 そして!年明けをまたずして、マメ誕生。
 12月25日になった深夜1時すぎ、急にお腹が痛くなる。お腹痛いと言っても、便秘のような痛さ。トイレに行って大。ほっとしたのに、まだ痛い。まーさーかーと思いつつ、携帯メールなどしながら気を紛らすが、ぜんぜん紛れない。
 何度も何度もトイレに。血が出ていた。3時すぎになって、病院に電話してみる。まだ、もうちょっと待ったほうがいいみたい。その間にもトイレ。トイレできばっているスタイルでいるのが一番楽。そんなことをしているうちにマメババも物音で起きてきて一緒にいてくれる。トイレの前においている丸いすにしがみつく。
 6時すぎ、もう一度病院に電話。「じゃ、来ます?」「はいーーーー」。身支度も中途半端にタクシーを呼ぶが、なかなか動けない。またトイレできばる。猛烈な痛みが何度も来る。これが陣痛なの?何が10分おきなの!?もうボーっとしてしまう。
 すごくタクシーを待たせて(運転手は愛想が悪かった)、ようやく乗り込む。マメババが出産・入院の荷物を全部持ってくれる。マメ母は自分が歩くのが精一杯。タクシーを降りてから、エレベーターまでの廊下で気が遠くなりそう。
 続く…

 検査費
 問診・内診 2,000円

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: