usako’s room

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3度目の妊娠


うれしいんだけど、また流産するんじゃないかととても不安で、暗い顔をしていたと思います。

いろんな看護婦さんや先生が、きっと今度は大丈夫だと思うよと励ましてくださいました。ありがたかったです。
普通、妊娠初期は診察の間があくものなんだけど、先生が私の不安な気持ちをとても理解してくれていて、毎週おいでと言ってくれました。
まずは私の不安を取り除くことが大切だよ・・と。
結局、母子手帳をもらう時期がくるまで、毎週診察に行っていました。
不安でたまらなかった私の心は、毎週毎週産婦人科へ通うことで、少しずつ落ち着いてきました。

先生の100%大丈夫って言ってあげられなくてごめんね。でもそれはみんなそうだからね。という言葉が心に響きました。
そうだな、このおなかの中でがんばって育とうとしている赤ちゃんのことを信じてあげられるのは、私たちパパママなんだよなあと思えました。


いわゆる安定期と呼ばれる時期がくるまでは、本当に怖くて友達とかにも全く妊娠のことは話さずにいました。また流産しちゃったらいやだったし、気を遣われるのもいやだったから。

安定期を過ぎ、これはもしかすると出産までいけるかもしれないなあとやっと思え、私の心は軽くなりました。
妊娠生活を楽しめるようになってきたのです。
友達とランチしたり、母親学級に行ってママ友達を作ったり。
ベビーグッズを手作りしたり、演奏会を聴きに行ったり、本を読んだり、お昼寝したり・・。
本当にのんびり楽しく妊娠生活を過ごすことができました。
全く不安がなかったと言ったらうそになるけど、でも初期に比べたらずいぶん気持ちがらくになったのです。

生まれてくる我が子を想像しながら、幸せな妊婦でした。

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