下書き2

那須グリーンビレッジ~矢板イースタン46km-crop
那須グリーンビレッジ~矢板イースタン46km

朝方テントを叩く雨の音で目覚めました

もうバイクではどうにもならないくらい激しく降っています

風呂は入り放題

食材も酒も歩いて買いにいける場所に居る訳ですが
ここで想定外の事態が

近年のツーリングでは久しぶりのロング
しかものんびり走って来たのでテント泊の夜長に
本を読む時間を充分に取れたので持って来た本を読みつくしました!

本無しで雨の中のテントに篭るのはツマラナイのです!

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どしゃ降りです 

4輪ならテントを置いて遊びにいけますが
こんな時の2輪は撤収にも気合が必要になります

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どうせ走り出すなら同じところに連泊しても芸がありません

そう思ってテントをたたみバイクに荷物を積み込んで
朝風呂で温まってから一気に走り出しました

が・・

走り出して10分もしないうちに後悔します(笑)

ここは那須塩原の道の駅!

休憩所の中で立つ私の足元には身体から滴る水で水溜りが出来ます
このまま移動することは諦めムードになっていました

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屋根の下からバイクの元へ行くにも気合が必要です

そしてキャンプ場を出て僅かに46km地点で・・・


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あ~ ぬくぬくだぜぇ~ (*´ω`*)


なんたるていたらく・・


旅ライダーとしてコレではあまりにも情けない・・


これは敗北ではない! 勇気有る撤退なのだ!(笑)



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完全に水没してる財布からお札を救援

ドライヤーで使える状態に・・

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ジップロックは偉大です

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ホテルの隣には巨大なショッピングモールがあり
立派な本屋もありました

チェックインにははや過ぎる時間帯ですが
ホテルの方は快く対応してくださってありがたかったです

私がカウンターで手続きしてた場所には
大きな水溜りが出来ていました

ホテルマンがにこやかにモップで拭きつつ
付いてきたのは申し訳なかったです

矢板イースタン~昌ケ浜166km-crop
矢板イースタン~菖蒲ヶ浜166km


天気予報が前日のそれより良いほうに変化してきていました

ホテルの窓からみる空は小降りで風が収まっています

これなら予定より1日遅れましたが
旅行日程に漠然と入れていた奥鬼怒散策を出来そうです

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まずは朝食バイキングで腹ごしらえ

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矢坂から日光まではあっという間の距離です

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東照宮へと続く道の両脇の並木の立派さは圧巻

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観光名所の東照宮前は既に大渋滞でした

バイクの強みですり抜けていろは坂へ向かいます

小雨が降ったり止んだり・・

晴天なら気持ちいいワィンディングのいろは坂も
雨で濡れていてのんびり運転です

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中禅寺湖に到着する頃にようやく雨が止みました

路面は濡れていますが空が明るくなってきたのが
ほんとうにありがたかったです

目的地の奥鬼怒は林道が繋がっているものの
一般車の進入はゲートがあって出来ません

ガイドでは1時間位歩けば有名な八丁の湯に到着するはずです

この1時間の徒歩行程が雨の中では行く気になれなかったので
昨日の時点では予定から外す事も考えていました

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林道と言う事で警戒していた奥鬼怒林道は
全線完全舗装の道でした

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バイクは狭い道のクネクネは気になりません
(むしろ変化があって楽しい)

あっという間に一般車が通行止めになる女夫淵へ到着

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ここから八丁の湯 加仁湯の有る場所まで徒歩になります

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ガイド本に徒歩1時間と書いてあったので
実は内心自分は30分だな!とかなめた事考えていました(笑)

山をなめてはいけません

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同じ道を行く人達が妙に本格的なのが気になりましたが・・

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ヘルメットを手にぶらぶらさせて
風が吹けば全く役に立たない安物の傘(100円)を持ち
トボトボ歩いていきます・・

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かな~り歩きます (*´ω`*) 甘かった・・やっぱり甘かった(笑)

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天気が回復してくれたのがなによりの幸い

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ようやく目的地にたどり着いたときはきっちり1時間掛かっていました

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今日は此処で一日過ごすぞ~っ 

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おおっ (*´ω`*)

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歩きつかれた脚にお湯がたまらん!

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たまらんっ!

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たまらんっ!


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露天もいいけど内湯もいい・・

八丁の湯を堪能してから温泉梯子に今度は加仁湯へと向かいます

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こっちも良かった~

どちらが良かった?と聞かれれば答えに困ります

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日が落ちてくるまでゴロゴロと・・

しかし私の旅道具はバイクと共に此処から1時間先の場所にあります

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後ろ髪ひかれつつも日が暮れる前に出発です

人気の宿で繁忙期の予約は大変ですが
いつか泊まりに来たいものです

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宿の常連さんとお風呂で話してたときにわかったのですが
私が歩いてきた林道は宿の車が往来する林道で
林道を歩いてくると大きく遠回りだったそうです

女夫淵へ近道になる遊歩道が整備されていて
そこを歩けば帰りはずっと楽になるとのこと・・

ほんとうにありがたい情報でした


楽になると聞いていっそう元気になったところで
宿泊客を女夫淵へ迎えに行く宿の人の車が通りがかり・・


なんと・・ありがたいことに女夫淵まで私を相乗りさせて
乗せていってくれたのです

彼もライダーで車内で聞いた話はとても素敵でした(*´ω`*)
その節はお世話になりました!
何時の日になるか次回は泊まりで行きます!

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そして日が暮れる前に中禅寺湖湖畔に有る菖蒲ヶ浜キャンプ場へ

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中禅寺湖湖畔にはコンビニは無いので
ガソリンスタンドで聞いたお店で買出し

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菖蒲ヶ浜キャンプ場は凄い数のテントが並んでいました

夕暮れ時にまた小雨が降ってきましたが
前日ホテルの乾燥機で装備が完全に乾いてるので快適です

天気が運よく今日持ってくれたので
予定は無事完了しました・・

旅の日程も残すところ僅かに2日です

2日と言っても最終日は昼から船上の人なので
動けるのは明日一日のみ

明日の夜は毎度おなじみの新潟港に近い
五頭温泉郷で眠る予定です


菖ケ浜~奥杉村348km-crop
菖ケ浜~奥杉村348km

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明日はフェリーなので移動の最終日です

夜降っていた雨は上がり晴天でした

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戦場ヶ原の湯滝の駐車場で立ちコケしてしまい
他のライダーに助けられてしまいました

お恥ずかしい (*´ω`*)

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天気はどんどん良くなっていき
ジャケットを脱いで走れるくらいに暑くなって来ました

道の駅しらさわで一休み・・

ここは温泉が併設されていて
駐車場も奥行きがあって広いので車中泊の4輪の方も
大勢集まってきます

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直売所で売られてる野菜は驚くほど格安

土鍋とポン酢があれば水炊きでご飯が食べたいです

土鍋積んでるバイクなんて見たこと無いですが( ̄ω ̄;)

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【飯やきもち】とは・・

めしやきもちは西毛地方(群馬県西部)でよくつくられる料理で
香りのよい季節の野菜や山菜を使ってつくる

ごはんに味噌少々と小麦粉を混ぜ
春はふきのとう、さんしょう、夏はしそ、みょうが
秋冬はねぎなどをみじん切りにしたものを一緒に入れてこねる

味噌に砂糖を少し入れたあんや
冬などは白菜の干葉をもどしてゆで
ごまよごし(ごまあえ)にしたものをあんとして入れ
あんころもちのような形に丸める

ふるさと百景 美味豊味より抜粋

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美味かったです

味噌をおにぎりに塗って網で焦がさないように
焼いて食べるなんてのは私もキャンプでやりますが
ご飯に刻んだネギと小麦粉混ぜて味噌&砂糖を餡に丸めて焼く・・

これは是非屋外で試してみます (´∀`*)


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次に向かったのは新潟港からは遠ざかってしまいますが
温泉街の中を勾配のきつい道路が繋いでいる群馬の老舗!

【伊香保温泉】です

この街では所々で教習所のような坂道発進の緊張感を味わえます

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名物石段街は両脇にみやげ物屋 饅頭屋 射的屋など
眺めても楽しい小物屋を従え山頂の神社へと続いています

その階段の総数365段 暑い夏だと堪えそうです

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石段を登り始めてまもなく右手に公衆浴場【石段の湯】があります

ここは前回入った事が有るのでパス! 

山頂の露天は終了時間がはやくて入れなかったので
今回は山頂を目指します


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石段の頂上に有る神社を越えて更に下って登って・・

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中は温度の低めの浴槽と少し温度が高めの浴槽が仕切りで分けられています

お湯は全般的にどちらも温度が高くなく長湯できます

ここのお湯は源泉100パーセント 

人が多いのは有名観光地の常でコレばっかりは致し方なし


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伊香保の温泉街は路の起伏が激しく
道路も狭いので大渋滞でした

すり抜けすり抜け ようやく流れの良い国道へ出た時には
そろそろ北上を開始しなければいけない時間になっていました

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北上の途中

小腹が空いていたのですがコンビニ弁当は我慢して
JR越後湯沢の駅までやってきました

この駅には酒風呂と日本酒がテーマのアミューズメント施設
ぽんしゅ館があります

以前酒風呂目当てに立ち寄った際に駅ビルCocolo湯沢には
駅弁がズラッとならんでいて飲食店もより取り見取りだったので
飯は此処にしようと思っていたのです

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ぽんしゅ館の名物人形は健在・・

でも店の配置が変わっていて小さなおちょこで
各種さまざまの日本酒を利き酒できる自動スタンドも見当たりません

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ほほぅ ( ̄ω ̄;) まあまたの機会に!

洗い場と浴槽だけだったけどいい湯だった酒風呂も
リニューアルが楽しみです

ばくだんおにぎり(お米一升)を食して北上開始

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帰路はあっという間です・・

流れの良い国道を順調に北上して
新潟港から翌日船出する際の前泊の地
奥杉村キャンプ場に到着しました
(写真は翌朝)

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川原に公認で自由にテントが張れるだけのキャンプ場ですが
ここ五頭温泉郷は新潟まで30分の近距離ですし
早朝から入れるお風呂がいくつもあって便利です

夕刻に到着してバイクから荷物を降ろしてるときに
川原でキャンプしていた若者の4人組みに御呼ばれを頂いて
彼らの製作したスモークなど頂いてしまいました

(*´ω`*) 学生時代の友人たちが東京と新潟から集合したとの事で
わたしのようなおっさんに声掛けてくれちゃって嬉しかったです

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翌朝は出湯の共同浴場で朝風呂をしてフェリー埠頭へ向かいました

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新品だった温泉タオルも毎日風にはためきヨレヨレに・・

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かくして自由気ままな8日間が終了しました

フェリーで退屈しないように色々買い込んで乗船です

乗り場では北海道へ帰宅組が6組 旅立ち組が2組でした

昨年は愛車GS1200SSには一回しか跨っていないので
今年こそ・・(毎年言ってる気も)
(*´ω`*)





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