PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
今日も血圧70台。安静のつもりでしたが、倒れそうもないので、やる気を出してお出かけすることにしました。お出かけ場所は・・・元職場である乳児院です。片道2時間。遠い。
よく、辞めた職場に遊びにいけるねって、みんな思うよね。花も、そう思う。でも、遊びに行けるようになったワケがあるんだ・・・。
花は、6月に乳児院をやめ、さみしんぼ発作を起こすようになってからも、いつも思っていることがありました。それは、乳児院の子ども達のことです。花のことを気に入ってくれて、くっついてきてくれる子も何人かいました。でも・・・花は、そんな子ども達を置いて逃げてしまった。仕事を辞めたこと自体に、すでに後悔はなかったけれど、子ども達のことは気になって仕方がなかった。あの子は、放って置かれていないだろうか、ちゃんと看てもらえているだろうか(手のかからない子はほったらかしなのです。)・・・。
花は、いつものん(仮名)のことを思っていました。そして、ふーちゃん(仮名)のこと。(二人とも男の子)
のんは、なぜだか、花のことを愛してくれていて、いつもそばにいてくれました。他の仕事で相手にしてあげられないと、いっつも大泣きしていました。花を見つけると、いつも笑顔でとんできて、花の手を握り締めてくれました。花のことを抱きしめてくれました。花も、のんが大好きでした。
けれど、そんなのんをおいて、花は辞めてしまいました。のんは、喘息やアトピー、食物アレルギーなどで健康面では手のかかるお子ちゃまでしたが、お友達と争ったり、いたずらをしたりするような子ではなく、音楽やテレビが大好きで、ビデオをつけておけばひとりで踊りながら見ているような、いわゆる放っておかれる子どもでした。言葉や成長の発達にも、多少の問題はありましたが、それでも放って置かれている子でした。
のんは、看護師さんが大好きでした。病気のせいで、一緒に病院へ行ったり、喘息に対して吸入をしたりと、二人きりで関わる時間が多かったからだと思います。乳児院の子ども達は、みんな一緒。なかなか二人きりでゆっくりと関われる時間はありません。まして、のんのようにほったらかされている子どもなんて・・・病院に行くのも、吸入も子どもにとってはストレスなはずですが、のんにとっては、かまってもらえる貴重な時間だったのかもしれません。花とのんがらぶらぶになれたのも、そのせいかもしれません。さらに、花は、放って置かれる子を絶対放っておかないので・・・。気に入られちゃったのかな?
仕事を辞めて、ひとりでポーっと考えていると、あの職場でしんどいこといっぱいあった、でも、のんがいたから頑張れたんだ。のんが花を愛してくれていたから・・・。花は、どうしてものんに伝えたい思いがありました。
「花は、のんを捨てたりしないよ、いつものんのことを想っているよ、花はのんを愛しているよ」って。
花は、決心しました。のんに会いに行こう。いっぱい迷惑をかけてやめた職場、スタッフに会うのには正直勇気がいりました。でも、それ以上に、のんに会いたいと思う気持ちのほうが強かったのです。
仕事を辞めてから2ヶ月が経っていました。のんは2歳児。花のことを覚えているだろうか?また、花に向かって笑ってくれるだろうか・・・?不安な気持ちはいっぱいありました。
でも・・・のんは、花を覚えていました。一瞬キョットーンとはしたものの、満面の笑みで走り寄ってきてくれました。「のん、会いたかったよ。」花は、思わずうるうるし、のんをぎゅっと抱きしめました。のんは、笑っていました。
その日から、花は度々、のんに会いに行くようになりました。みんなの目なんて関係ない。花は、のんに、愛を伝えたかったのです。
今日も、結局、具合が悪くなることもなかったので、とんとんして帰ってきました。
でも、もうすぐ、のんに会えなくなってしまうかもしれません。のんは、大きくなったので、乳児院から児童養護施設へと移らなくてはならないのです。のんの移る施設・・・面会に行けたらいいな。それが今の、花の願いです。
あっ、もうひとり、ふーちゃんについては、また今度お話しますね。
ちなみに、のんの仮名の由来は・・・のんは花に生きる希望を与えてくれたから。
希望=のぞみ=のんちゃん。そんな感じです。
明日は、のんと同じくらい大好きなドラえもんの日。体調不良なんかに負けず、癒されてきます。それでは、あろはー
☆ 花 ☆