うーやん★テレビドラマ

うーやん★テレビドラマ

2004年1月ドラマ

2004年1月ドラマ
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曜日 タイトル 放送局 総合点 印象点 平均点 順位
本池上署 TBS 3.0 14位
プライド フジ 2.5 13位
乱歩R NHKBS2 2.9 11位
ファイアボーイ フジ 3.5 12位
僕と彼女と彼女の生きる道 フジ 4.5 2位
相棒 テレ朝 9位
鑑識班2004 日テレ 2.7 15位
突然嵐のように TBS 2.1 18位 ワースト
異議あり大岡法江 テレ朝 3.3 10位
エースをねらえ テレ朝 10 10 5.0 1位
白い巨塔 TBS 4.7 4位
ドールハウス フジ リタイア 1.4 17位
美しき日々 NHKBS2 4.1 5位相当
スカイハイ2 テレ朝 リタイア 16位
奥様は魔女 TBS 2.9 8位
彼女が死んじゃった 日テレ 4.5 3位
砂の器 TBS 4.1 5位
新選組 NHK


1月クールは力作揃いで、本当に感動しました。今クールは14本見ました。相変わらず自虐的ドラマ中毒です。他にNHK2本みたが、途中リタイアが2本でした。

■1位 エースをねらえ  印象点  10点   平均点 5.0 点
こんなチープなドラマを第1位にしていいのだろうか。初回から全部満点を付けてしまった、絶対無二のドラマだから仕方ないのだ。なにしろお蝶夫人の松本莉緒さんのあの恥じらいながらの嬉しさの表現は素晴らしい。彼女しかできません。彼女なくしてこのドラマ化はあり得なかった。しかも原作に忠実なセリフが臭く恥ずかしい。岡ひろみの上戸彩さんも最後にはそれらしい筋肉になって驚いた。宗方コーチの内野さんは舞台人だから、恥ずかしいセリフでも入り込めるのですね。青空ばかりでしたね、夏のロケもあればテニスらしかったのですが。意外と真摯な人生を考える青春ドラマだ。平岩紙さんや、酒井彩名さん、金子さやかさん、可愛い女性陣の登場はたまりません。テレ朝45周年記念ドラマは感動だった。

■2位 僕と彼女と彼女の生きる道  印象点  9点  平均点  4.5 点
人生は日常の連続だ。日常は家族の姿だ。小津監督が家族をテーマに映画を作り続けたように、脚本家の橋部さんは「僕生き」に続いて、親子と家族を描き続けるのだろう。今回は仕事と結婚というテーマで、離婚を描きました。初回に柳の下にどじょうは何匹いるのかと書いたが、いくらでもいそうだ。初回の暗い展開に、我慢我慢と思っていた。終盤前に大感動があった。最終回の淡々とした描き方はかえって清々(すがすが)しいものだった。草なぎ君、小雪さんの演技は良かったです。そして台詞の一つ一つが朗読するように心にしみましたが最高でした。それは凛ちゃんの「は~ぃい」の不思議さに象徴される。「はい」という台詞も表現の仕方で様々に変化することが分かりました。新鮮でした。美山加恋ちゃんの可愛らしさは、特筆すべきものですが、次の作品に出たときに評価した方がいいでしょう。何気ない仕草も心にしみました。レーズンパン、ジュース、お母さんの手提げ袋、逆上がり、朝の父子の姿など、さりげないワンパターンの積み重ねが感動をもたらす。このドラマは日本人の生き方を考えさせる契機になるような気がします。仕事人間の大杉蓮さん、長山藍子さん、りょうさんの、登場人物全員が、生きる上での大事なものを見つける展開は、見るものに勇気を与えてくれました。

■3位  彼女が死んじゃった  印象点  9点  平均点 4.0 点
序盤は混乱し引いた。初回で主人公がエロイ場面を見せて、いきなり死んじゃった。中盤か最終回で死ぬのなら理解出来るが、初回から誰もいない海に放り出された感じだ。横山リンケンバンドの演奏と赤坂七恵さんが楽しみだった。只、大化けしそうな予感はあり、我慢した。2回目の高岡早紀さんも暗い家庭の混乱だった。救われないエピソードだが我慢した。3話の本上まなみさんのサチが登場し、(人妻の)色気でソープ嬢ナース28号がよかった。彼女がいった「初七日までは魂がこの世にいるんだよ」。このドラマのテーマがゆかり(縁)という女がエロスの女神のように、多くの人の心に生きる喜びと悲しみを与える物語だと分かった。その後は楽しかった。チューヤンや岡田浩暉さんが登場して、悲しみや歌でゆかりの秘密が明らかにされた。陣内孝則さん、戸田恵子さん、パパイヤ鈴木さん、遠藤久美子さん、素晴らしいエピソードの連続だ。何とゆかりの立体映像Holo-comまで出現する。最終回のオチはもう4回で見えていた通りだった。とにかくテーマ良し、歌よし、エロ良しだ。木村佳乃さんは、この難しい役を、果敢にもエロく演じきりました。彼女は単なる女優から、一つ高まったようです。ただ視聴率が、長瀬くんが出ていながら上がらなかった。初回の混乱で、見ることをあきらめたようです。無念です。

■4位 白い巨塔  印象点  9点   平均点 4.7 点
財前を支持してきたので最終回は大泣きだった。書き込みながらも泣くのは初めてだ。自分は古い人間かもしれない。財前がサムライに見える。財前の無念には泣けた。自分は揺れることない信念と冷静な決断力に惚れている。多分自分には持っていないからだ。唐沢さんは最後まで揺るぎない見事な演技でした。この点でも里見には勝っていたと思う。平成白い巨塔は感動で終わった。ただ素晴らしいドラマなのに医学的な細部が気にかかり4位になってしまった。医者は神ではない、すべて完璧ではない。インフォームドコンセントの説明と同意ということで責めてきた裁判には半分納得したが、とにかく患者さんには優しくしようと心がけています。

■5位 砂の器   印象点  8点   平均点  4.1 点
初回と終盤の素晴らしい映像美に圧倒された。ロケにこだわった作りにも感嘆した。野村監督の映画への尊敬が感じられた。しかし中居さんの和賀を主人公にしたため、初回から殺人を見せてしまう倒除法で展開して行く苦しさがあった。中盤から登場する主人公はいないし、今西刑事の渡辺謙さんの主人公ではSMAP人気独占の今クールを制覇できない。しかも映画の3時間近くを11話にするには、テレ朝の劇団キャラを登場させて厚くするしかなかった。それらが悪く言えば中途半端な印象を与えた。しかも原作のハ○セ○病の扱いが難しいために、殺人犯の息子という設定に変え、しかも現在にしたため、設定で混乱が見られた。中盤の間延びが惜しまれます。
渡辺謙さん、永井大さん、原田芳雄さん、佐藤仁美さん、織本順吉さん、中居正広さんの演技に拍手を送りたい。根本リツ子さん(店のママ)、茅野さん(旅館の女将)、斉藤さん(映画館の主人)とちょい役まで豪華ですね。成瀬あさみの役割については最終回の無言の見送りがあり、まあまあ妥当かなと思いました。ただ三木巡査の赤井さんはちょっと馴染まなかった。このドラマにとってもっとも重要な役で、この殺人事件が納得できるかどうかを演じきらねばならない大変な役だ。ここだけは少し残念だ。とにかく最終章のは映画と一緒で夫婦で泣きました。ドラマの楽しさの一つはどれだけ泣けるかです。

■5位 てるてる家族 印象点 8点
本当に久しぶりに楽しませて頂きました。浅野さんと岸谷さんの夫婦漫才の面白さ、紺野まひるさんの太腿の美しさ、上原多香子さんのCD買いました、上野樹里さんの屈託のない眩さに注目しました、もちろん石原さとみさんのしかっりした眉毛と厚い唇、杉浦太陽さんのいじられての滅茶苦茶キャラ、藤村志保さんの凛とした気品のボケぶり、森口博子さんのさりげない存在感、他の役者さんも楽しかったです。昭和への美しさ懐かしさで一杯です。朝のドラマでこんなに楽しいものは初めてでした。朝から元気を貰った半年でした。普段はNHKは別枠でベストには入れませんが、今回は無理矢理押し込みました。ごめんなさい。

とくにSMAPの登場でインパクトがありました。ジャニーズの山下君と長瀬君は視聴率的には惜しいです。特に長瀬君のドラマには本当に心にしみました。敢えて平均点は低いが3位としました。

7位 ちょっと神様 ---とにかく宮崎あおいさんの演技に感嘆した
8位 奥様は魔女 ----初回のもたつきが残念、魔女さくらが登場して魔法の失敗ばかりで楽しかった
9位 相棒 -------右京の蘊蓄からお叱りに変化、同時多発誘拐、犬の誘拐、双子の犯罪などびっくり
10位 異議あり大岡法江 -ミス正義、漫画的な痛快さだ、父が越前だから大岡越前で時代劇だった
11位 乱歩R ------微妙な乱歩、ゲストの印象は残るのですが、明智君ががっかり
12位 ファイアボーイ --山田君の熱演には感動したが、暴走にしかみえない事が残念、モロさん殉職は泣けた 
13位 プライド -----論議を呼び分析しがいがあった、しかしドラマとしては入れなかった
14位 本池上署 -----小ネタで楽しませてくれた、ちょっとこれまでより人情味が減った印象だ
15位 鑑識班2004 ----相棒の後では辛いがかみさんが好き、黙って大人数の鑑識には頭が下がった
16位 スカイハイ2 ---途中でリタイアしたが、初回は大感動の作品でした
17位 ドールハウス ---かみさんは最後まで見ていた、刑事さんが交代する波乱、野波さんが好き

■ワースト 突然嵐のように
恋愛、夫婦、友情、仕事、そして家族と問題を広げたのに、さりげなく終わり脱力感に襲われた。。拓馬の愛にしても、こずえとはHしていないが、香織とはHしているのかな、佐保はどういう役回りなのかな。山下さんはダンス大会に出るとか、盛り上がる凄いダンスシーンはなかった(当然あると期待しますよね、無理だったのかな)。こずえの職場は何んだ、元々こずえは優秀だったはずなのに、初め編集長から全員が意地悪したが、最後は才能を認めている。こずえは拓馬には情(人情、病人への思いやり)ですよね、愛ではないですよ。こずえと日出夫は共に人生を歩む理解者同士の愛(セックスレス?)だと思ったのですが、結末は如何にもドラマ風に曖昧にまとめました。残る由梨子さんは何だったの、妹親子の決着はどうなのかな。
このドラマはセリフが長い。書き言葉のままで話し言葉になっていない機関銃のセリフだ。だから会話になっていない。意図的に狙っているのかもしれないが、成功しただろうか。言葉が多すぎて、かえって分かりにくく、視聴者は心情まで理解できない。自分はキムタエさんを見ていました(出番を増やせ、笑)。

★主演男優賞 -草なぎ剛さん、唐沢寿明さん
★主演女優賞 -木村佳乃さん、宮崎あおいさん
★助演男優賞 -内野聖陽さん、香川照之さん
★助演女優賞 -松本莉緒さん、小雪さん
★男性脇役賞 -本田博太郎さんとセリフのない班員(鑑識班)、モロ師岡さん(ファイアボーイ)、織本順吉さんと永井大さん(砂の器)
★女性脇役賞 -野波麻帆さん(ドールハウスと池上署)、高畑淳子さんと若村麻由美さん(白い巨塔)、酒井彩名さんと平岩紙さん(エースをねらえ)、中越さん(嫌な女を演じましたね、益々嫌いになりました、ごめん)(プライド)、佐藤仁美さん(砂の器)、赤坂七恵さん(彼女が死んじゃった)、藤村志保さんと上野樹里さん(てるてる家族)、戸田恵子さん(異議あり)
★ゲスト賞 -乱歩Rの高橋恵子さん、彼女が死んじゃった岡田浩暉さん、彼女が死んじゃったナース28号本上まなみさん、相棒で双子役を演じた吉本多香美さんと最終回の津川雅彦さんと岸田今日子さんの対決、てるてる家族のいしだあゆみさん
★新人賞 -美山加恋ちゃん、MEGUMIさん(自然な役で儲けたかも)
★特別賞 -砂の器のしつこいロケ映像班と美しい音楽班、ファイアボーイのCGと文字通りの熱演、エースをねらえの衣装メイクさん、奥様は魔女の衣装と特撮さん
★音楽賞 -彼女が死んじゃったの音楽(横山リンケンバンドも含めて)、泣かせてくれた砂の器の音



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