うーやん★テレビドラマ

うーやん★テレビドラマ

2004年10月ドラマ

2004年10月ドラマ   です。

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曜日 タイトル 更新日 放送局 評価 平均点 順位 視聴状況
ラストクリスマス 11話 12/20 フジ 3.1 全話アップ
月曜NHKドラマ オーダーメイド 未 NHK
こちら池上署4 11話 new 12/27 TBS 3.0 全話アップ
めだか 11話終 12/14 フジ 3.9 全話アップ
マザー&ラヴァー 12話終 12/21 フジ 2.4 10 全話アップ
一番大切な人は 10話終 12/08 日テレ 10 4.3 全話アップ
相棒 7話 12/08 テレ朝 3.0 4話アップ
京都迷宮案内 まだ テレ朝 2.5ほど 3話視聴
黒革の手帖 7話 12/09 テレ朝 4.1 全話アップ
大奥 11話終 12/16 フジ 3.4 全話アップ
ホットマン2 3話、4話 11/03 TBS 1.3 最下位 3話視聴
民俗学者八雲樹 5話、6話 12/05 テレ朝 4.0 6話アップ
3年B組金八先生 6話 11/28 TBS 2.2 11 6話まで
NHK時代劇 最後の忠臣蔵 6話終 12/11 NHK 3.6 5位相当 全話視聴
ナースマンがゆく 3話 リタイア 11/08 TBS 2.0 13 3話まで
美しき日々 視聴済 NHK 4.1
天国の階段 10話 12/18 フジ
夫婦 11話終 12/19 TBS 2.1 12 全話アップ
新選組 49回 12/12 NHK 10 3.3 6位相当 全話アップ




結婚のカタチ(NHK23時ドラマ) 評価7 ちゅらさん3 評価8(平均点3.8 4位相当)
慶次郎縁側日記 評価10(平均点5.3 1位相当) 冬のソナタ

10月ドラマは全話完走が8つ、ほぼ完走が1つ、半分視聴が2つ、途中リタイアが3つでした。NHKドラマは4つ全話完走でした。韓国ドラマもあって、ちょっと視聴が少なかったかも知れない。残念。今回は自分のホームページの評価がそのまま評価と一致しました。ダントツはないが、まずまずとリタイアしたものと2分されました。そして月9が意外と評価高かった。新選組だけは平均点よりも印象がいいのですが・・

1位:一番大切な人は誰ですか  平均点 4.3  全話完走

このドラマはテキストで、純文学なんだ。読み返し、考え直す必要がある。重層的構造になっていると感じました。表面はコントのようなセリフのやりとりがあり、時には濃厚なキスや抱擁や緊縛シーンまであった。幅広さには驚いた。そして途中から路留が謎であって、未だに理解し切れない部分が残っている。それはセリフがストレートな感情の発露や情報の提示ではなく、心情を複雑に吐露したテキスト(書き言葉)で否定とも肯定とも取れるのです。結局単純にいうと、巡査の主人公が転勤したら、元妻と子の近くだった。そこで今と元の妻、さらに子供まで混乱する。そして、それぞれの愛と関係を再構築していくのだ。巡査なので事件が毎回起きて、それをネタに話が進むのだろうと思ったが全く違った。どこまでも深く深く絡まって突き進むのだ。恐ろしい。そして役者では宮沢りえさん、最高でした。押したり引いたりの演技の呼吸や色気に圧倒されました。小林涼子さんは、宮沢さんいに負けないストレートな演技でした。縛られたシーンは永久保存です(意味が違うけど)。他にも中村久美さん、吉田日出子さんも良かったです。

2位:黒革の手帖    平均点 4.1    全話完走

元子は誰にも頼らず前に向いて走り続けた。信じられるものは現実的な金で自分だ、曖昧な愛や他人である男ではない。男に頼って生きない。元子は波子や市子と違って、潔く男らしい。銀座の町を男を踏み台にして(恐喝まがい)、女のトップにのし上がる。それは悪かも知れないが、元子は巨悪に向かっているから、見ていて厭ではない。しかし、元子は常に綱渡りだ。それは、店で儲けて少しずつ大きくしていくものではないからだ。元子が自分で生産したものはない。悪の情報だけだ。絶頂と奈落のスリル感を楽しんだ。ともあれ、米倉涼子が着物をぴっしと来て、颯爽と歩く姿だけで嬉しくなった。米倉さんに、室井滋さんが光っていました。男では小林稔侍さん、津川雅彦さん、は演技ではなく地でやったのでしょう。男のエロさ満天で凄かった。マジで楽しんでいたのではないでしょうか。

3位:八雲樹       平均点 4.0    ほぼ全話完走

最終回だけまだ見ていないが、ほぼ全話視聴した。設定や民俗学的なネタ好きなのです。でもネタはトリックでやり尽くしたので、結局はキャラが立つか心配でしたが、及川さんと平山さんのコンビは良かった。合格です。それで評価は高くなった。それにこの枠特有のエロさもお気に入りです。八雲が謎を解いたときの決めポーズも金田一少年やコナン君も思わせましたが、良かった。チープな感じが大好きで、この枠はいつも順位が高い。      

4位:めだか       平均点 3.9    全話完走

学園ドラマや教育ものは好きなのです。最初に定時制ということで、重そうだった、初回は本当に重かった。しかし主役のミムラさんのキャラで明るく、彼女の成長ドラマということで楽しくして貰った。中盤で森村先生が病気であっけなく死んだ。その時の言葉は今も記憶に残る。「大事なことは舞台に上がることだ」。上手くやろうとか、他人の評価を気にするな、自分が自分の人生を生きろと言うことだ。これはめだかや、その周辺を大きく変えていくことになる。最後はちょっと都合良すぎる展開だったが、自分は気にならなかった。このドラマが、それほどリアルさが必要ではないと感じた。役者さんも揃っていました。泉谷さんは、今の日本の役者さんで愚かな父親役の最高なのではないでしょうか。他にも、原田泰造さん、山崎樹範さん、須藤理彩さん、黒木メイサさん、注目でした。

5位:大奥第1章     平均点 3.4   全話完走

前半の春日とお江与のバトルが面白かった。高島礼子さんが凄く、松下さんが張り合って、楽しかった。そして、西島家光が意外とはまった。「余は男狂いじゃ」「余は生まれながらの将軍だ」で爆発しました。本当はお万の登場からを期待したが、これは不発だった。尼から還俗して、側室となり、他にも側室が出来るという。確執の連続が丁寧に描かれると良かった。バトルがお江与対春日みたいに対等でないので、盛り上がりに欠けた。自分の好きなキムタエさん、野波麻帆さん、京野ことみさんが揃ったのに残念だ。隼人とお万の絡みが長すぎた印象だ。驚いたのは家康役の藤田さんの三河弁です。


6位:ラストクリスマス  平均点 3.1    全話完走

月9としては面白く、評価も高かった。いつも10位前後です。これは主人公の春木が、まっすぐに由季に向かい合っていたからですね。幸子や仁美や由季の病気などが近づいてもぶれなかった。ただ、ドラマとして過剰だったと思う。仕掛けをたくさん作ることがドラマを面白く盛り上げるとは限らない。今振りかえると5話での大きなツリーでのキスが最高に良かったかも知れない。最初から引っ張った由季の病気ネタは、最初からやるならしっかり病名も入れて描いて欲しかった。描かないなら辞めて欲しかった。とくに最後にアメリカで手術して1年間入院では、呆れてしまった。本当に残念だ。それでも、矢田さんは可愛かった。レディスなんて無理な設定も一生懸命演じた気がした。でも他のキャラで好きな女性がいないことが残念だった。

7位:本池上署      平均点 3.0    全話完走

これはマンネリです。ネタ次第です。時々見られる宮村優子さんの脚本で2本ほど、いいドラマがあった。とにかくバラツキが大きかった。

8位:相棒         平均点 3.0ほど  半分視聴

これもマンネリだ。しかし、これまではコンビがしっかりして、キャラで見せてくれました。かみさんも大好きなトドラマでした。今回はコンビが崩れたり、一人加わったりして混乱した。とくに亀山と美和子が別れたのが辛かった。前まで、このコンビはよかったのに。ネタで警察内部の事件になると辛い。

9位:京都迷宮案内   平均点 2.5ほど  半分視聴

これもマンネリだけど、ネタ次第です。アップはしなかったが、半分ほどは見ました。杉浦のヒネクレの視点が楽しいのです。

10位:マザー&ラバー  平均点 2.4     全話完走

全話完走してアップしました。篠原涼子さんの健闘で、最後まで見ることが出来ました。松坂さんと坂口さんの親子が、やはり微妙で、何度も繰り返すセリフ回しも微妙でした。唯一蛍原さんはイイ味出していました。劇団も毎回同じ稽古でなく、進んだストリーを期待したのに。水川さん、劇団主宰者で駄目出し演技でしたが、もう少しヒネリが欲しかった。残念。

11位:3B金八先生    平均点 2.2     6話リタイア

とにかくうるさかった。5話の涙のソーラン節だけは楽しめたが、ドラマというよりドキュメンタリー的な感動だった。これまでみていなかったので、入れなかった。6話でリタイアでした。残念。まだ続いていましたね。弥生のヤヨが良かった。他にも将来の主役が出てくるのですね。楽しみにします。

12位:夫婦         平均点 2.1     全話完走

全話完走した中では最下位だ。どうしても、華の思いが理解出来ない。そこから全く先に進めない。とにかく40から50歳が、高校生のような幼いラブコメを演じた不思議なドラマだ。唯一大人だったのが静香だった。

13位:ナースマン     平均点 2.0     3話リタイア

とにかくナースのお仕事、以来のナースものだが、ナースマンにした意味が全くない。それだけ男性看護師が定着したということか。3話でリタイアした。

最下位:ホットマン2    平均点 1.3    3話リタイア

メインとも言える志麻が小西真奈美さんから伊東美咲さんに交代した。そして、イキナリ舞台が海沿いの田舎から都会に戻る。そして七海ちゃんは喘息発作まで来て、頓挫した。前シリーズも堂々の最下位でした。

(NHKドラマ)

1位相当:慶次郎縁側日記   平均点 5.3   全話完走

これは凄かった。老いと恋で、老いる哀しさを描いてくれた。5点満点で5点を超えた点を取った。初回と2回の隠遁するまでは見ていない。加藤夏希さんと坂井真紀さんの色気あふれる回は最高だ。良質の省略の短編ドラマの最高峰で古典として残してはどうだろうか。それに脇役の凄さだ、石橋蓮司、奥田瑛二、遠藤憲二と来れば必殺でも何でも出来そうな顔ぶれだった

4位相当:ちゅらさん3      平均点 3.8   全話完走

これは顔合わせするだけで、楽しみです。エリィとその仲間の世界は完結している。

5位相当:最後の忠臣蔵     平均点 3.6  全話完走

初回の討ち入りから、後日談を描いていった。人の営みがある以上ドラマは延々と続いていたのですね。初回の凄さに圧倒されて、中だるみもあったが、最後に法要と婚礼で締まりました。ここは北大路さんと上川さんの演技が素晴らしかった。

6位相当新選組         平均点 3.3   全話完走

不思議だな、終盤の盛り上がりでもっと点数は高いと思った。自分では新見の切腹が印象に残る。これが山南の切腹に繋がる伏線だったと思います。駆け抜けた青春だったのですね。

主演男優:上川隆也、岸谷五朗、及川光博、織田裕二
主演女優:米倉涼子、松下由樹、ミムラ
助演男優:西島秀俊(大奥:家光役)
助演女優:宮沢りえ(一番大切な:東子役)、篠原涼子(マザーラバー:)、高島礼子(大奥:お江与役)、平山あや(八雲:富良野役)
新人賞:小林涼子(一番大切な:小南役)黒木メイサ(めだか:明日香役)、西丸優子(マザーラバー:今日子役)
     岩田さゆり(3B金八:弥生役)
男優賞:泉谷しげる(めだか:刈谷役)、児島清(ラストクリスマス)、蛍原徹(マザーラバー:種田役)、小林稔侍(黒革:楢林役)
女優賞:須藤理彩(めだか)、矢沢心(マザーラバー:麻衣子役)、室井滋(黒革:市子役)、木村多江(大奥:孝子役)
      高畑淳子(金八:本田知美)、西田尚美(夫婦:静香役)、中村久美(一番大切:園川役)
ゲスト賞:安藤希さん(池上署5話:安藤役)、林隆三(めだか:森村先生役)蒼井そら(八雲3話:杏奈役)
      三谷昇(八雲5話:唐津役)
脚本:大森寿美男
音楽:スピッツ「正夢」(めだか)




最後にこれは、例の巨大掲示板にも書き込みました。そしてあくまでも個人的な好みの順位で、普遍的ないいドラマ悪いドラマというわけではありません。大好きなドラマの評価が低くても、その人にとって素敵なドラマが、その人にとって最高のドラマであることに変わりはありません。巨大掲示板の順位と自分のものもいつもかなり違っています。そちらも楽しみにして下さい。



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