Day2



駅昨日のフライト中思うように寝られず、24時間近く覚醒したまま活動したため、
朝起きられるんだろうか・・・と心配して寝ました。
が、そんな心配どこへやら。2人とも予定の時間より1時間も早く起きちゃったw
ゆっくり支度をし、朝食へ。
”ビルヒャーミューズリ”(※1)という物に挑戦してみましたが・・・。^^;
食文化とは世界中様々ってことでw

朝8時過ぎにはチューリッヒ中央駅へ。今日は1日かけて電車でツェルマットまで移動の予定。
まずはチューリッヒから氷河特急に乗り換えるためにクールまで。
すでにスイスカード(※2)を持っていたため、予定の時刻に予定の列車に乗れば良かったのですが・・・
改札のない国スイスでどうやってスイスカードを使っていいかわからない。
切符売り場のお兄さんに訪ねるが、たどたどしい英語である上に、
改札がないのが当たり前の人に私達の状況を想像できるわけもなく、
終いには、すでにチケットもちゃんと持っているのに、何がしたいの?とばかりに
「Please tell me your question.」と一語ずつゆ~っくり尋ねられる始末^^;
結局、チケットあるんだから乗れば?って言ってるよね、と意訳w
予定の列車の指定の等車に乗り込んだわけです。

景色列車が走り始めると、すぐにチューリッヒ湖、緑の広がるスイスっぽい(?)景色が車窓にうつりました。
雲もほとんどない快晴で、本当にいい景色!
「世界の車窓から」のテーマソングが頭を流れていたことは言うまでもありませんw
ほどなくして切符のチェックに来ました。
ドキドキしながらスイスカードを差し出すと、中に日付を書き込み返してくれました。
無事に検札終了。あ、これでいいんだwホッ^^
後から聞いたんですが、ホントは自分で日付を書いて乗ればいいんだって。次はそうしますw

外の景色は次第に山深くなる。
あ~この山の向こう側が、あの有名な「アルプスの少女ハイジ」でおなじみマイエンフェルトなのねぇ~なんて思ってました。
今回はそっちへは行かないので、思いだけ馳せるw
車両表示ほどなく乗り換えの駅、クールに到着。掲示板を見ながらホームへ移動。
ここからはスイス四大特急のひとつ、氷河特急に乗ります。
乗り込もうとする私達の横でアジア系の4人組が車掌さんとなにやら話してました。
どうやら予約なく来たようで、どうやったら乗れるのかと聞いていた様子。
ふと、そのうちのひとりの女の子が私に話しかけてきた。
「Are you Korean?」
彼女は韓国から来たそうで似てたから聞いたんだって。
あら、初めて言われたわw
もうちょっと英会話できたらお話出来たのになぁ~残念。

吊り広告氷河特急は指定席だったので、迷うことなく自分の列車に乗ることが出来ました。
発車するとすぐにダイニングカーのスタッフが予約の確認に来ました。
ダイニングカーでのランチもあらかじめ予約してもらってたので。
不意に名前を呼ばれた私、思わず日本語で「ハイ!」といいお返事をしてしまい、笑われちゃったw
予約の時間より早まるとのこと。発車して1時間しないうちにお昼ですw
ダイニングカーは前寄り、私達の車両は後ろ寄り。
大きな窓張りの1等車を通過し、移動したそこはレトロな雰囲気。
列車なのにちゃんとテーブルセッティングなんかもあってさすがだと思いました。
次々に料理がサーブされて来ました。どれもおいしい!
ウェイトレスのおばちゃんが様子を見ながら何度も廻ってきて、
「ビッテシューン、ビッテシューン」って楽しげw
もう食べられないからw この言葉、抑揚も含めてしばらく口ずさんでしまいました。
外の景色を楽しみつつ、おいしいランチを堪能。満足♪
食事を終えて座席に戻った頃にはすでに行程の半分あたりのアンデルマット付近まで来てました。

氷河特急その後も、なが~~~~いトンネルやのどかな山間の景色を見ながらのんびり移動。
それもそのはず、世界一遅い特急とも言われてるそうで、ところどころでインフォメーションが流れてました。
車内アナウンスもドイツ語、フランス語、英語の順で流れ、
英語も微妙な私達はそれがその駅の解説であることに気付くまでにしばらくかかったw

外を見ながら思ったのは、町の中心には教会があって、でもそれは町によって尖塔の形が違うこと。
宗派の違いなのかなぁ~なんてのん気に言ってました。
どの家にも窓辺には花がきれいに咲き、よく手入れされてました。

そうこうするうちにブリークに到着。ここでスイッチバック。進行方向が変わる。
ここから先は更に更に山深くなり、川沿いの渓谷といった様相。
ひとつ手前の駅には大きな駐車場が。ツェルマットはガソリン車乗り入れ禁止だからここに車を置いていくんですね。
ああ~ながい列車の旅もあと少し!!もうすぐツェルマットに到着だわ!

カタカタと急な坂をのぼり、夕方、やや日が傾いた頃、列車はツェルマットに到着。
駅でツェルマット日本語インフォメーション(JTIC)で手配していただいたSAC(※3)の方が出迎えてくれました。
駅前から電気自動車のタクシーに乗り、今回滞在するアパートメントへ。
移動途中ふと外を見ると、家の影から突然ドーンとマッターホルン登場。
うわっ!思ってた以上に大きい!!!キレイ!!感動~(T-T)
一度荷物を置き、SACの方と共に町へ。町の様子やお店の利用の仕方なんかを教えていただきました。

マッターホルン明日のハイキングの情報を頂き、早速コープに寄って食料を買い帰宅。
アパートメントの窓からはマッターホルンがバッチリ。
暮れかけのマッターホルンもすごくきれいで、カメラを構えずにいられませんでした。
本当に来て良かったと思った瞬間でした。
この夜は、簡単に食事を済ませ、明日の準備をして早めに就寝しました。

そういえば、アパートメントのお布団はちょっと小さめ。足が出ちゃうw
しっかり布団をかぶる生活をしてる私は丸まって寝ました。
後から聞いたんですが、スイスではこのサイズは結構ポピュラーなんですって。
おもしろいなぁ~と思いました。 

※1:ビルヒャーミューズリ 主に主食として食べられる、オートミールや
   麦などフレークをナッツと共にヨーグルトに浸した健康食品
※2:スイスカード スイス国境駅・空港駅とスイス国内の任意の目的地まで
   1往復(往復路共に1日限り有効)でき、加えて、往路に使用した日から   復路に使用した日までの間(最長1ヶ月)カードを提示すれば通用範囲内の路線の切符を半額で購入できるというモノ
※3:Swiss Alps Consulting.JTICを通じて旅のお手伝いしてくれます^^

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