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October 1, 2006

自然に育てられる

(4)

テーマ：どんなテレビを見ました？(82935)

カテゴリ：自然日記

ヒマラヤ山脈を

越冬の為に越える鶴の群れ。

上昇気流に乗って、

なるべく体力を消耗しないよう

なるべく羽ばたかないよう

ぐんぐん高度を上げていく。

山の近くは風が強い。

群れが乱れる。

その日はあきらめて撤退。

山の麓で天候の回復を待ち

再チャレンジの機会をうかがう。

そして翌日

再び羽を大きく広げ

上昇気流をとらえる。

高度をぐんぐんとあげる。

目指すは風の弱い

高度8000メートル超。

そこはそれでも氷点下40℃の風が吹き

酸素濃度は地上の3分の1足らず。

互いに声をかけあい

互いを確かめあいながら

ついには風をとらえ

ヒマラヤ山脈を越える。

一説によると

鶴たちは山を越え

プレートの動きでどんどん隆起する山々に合わせて

鶴たちも長い年月をかけ

少しずつ少しずつその能力を伸ばしていったのだと

そんなふうに番組では解説していた。

鶴という種の進化と

ヒマラヤ山脈の隆起の時間軸が

合っているのかは知らない。

でも、過酷な自然はまた

動物の無限の可能性を引き出す。

進化を一気に促進させる。

時には突然変異で生き残る種を誕生させる。

私達は自然に育てられている。

そんなことを

テレビを見ながら

しみじみと考えた。

私の日記は

自然ネタが多い。

プラネットアース第２シリーズ（秋編）がはじまった。

第１シリーズ（春編）からずーっと楽しみに待っていた。

来週の日曜日も、

再来週の日曜日も

きっとまた見て

その日の日記も

自然ネタになる予感です。(^^)

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