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玲子43~自慰 2~


そして、人工的なやわらかさを持ったそれは、確実にアタシの敏感な部分を刺激した。
「あ、、ん、、、」
アタシは、思ったよりも感じてしまう自分を恥じながらも、もっと、強く、感じようとする。

『ほら、玲子、もっと脚を広げろよ・・・』慎司の言葉を想像する。
アタシは、それに応えるように、徐々に脚を開いてゆく。
『オレに、よく見せて。玲子のあそこ・・・』頭の中の、慎司が続ける。
うん、慎司、よく見て。アタシの、ここ。
もう、こんなになっちゃった。もっと、感じさせて。

アタシは指で花びらを広げて、敏感な蕾にローターを押し当てた。
ウィン、ウィン、と音がこもる。
「はあっ・・・んん、、、」息が漏れる。
すごく、感じる。あん、イキそう・・・。慎司・・・
「慎司・・・」口に出して、そう、呼ぶ。
すると、感情が溢れて、それと同時に、快感も溢れてくる。
「慎司、慎司・・・」アタシは、呼び続ける。
いますぐ、慎司に入れてほしくて、たまらなくなる。
感情のままに、ローターを激しく動かす。
あ、あ、もう、だめ。慎司ぃ・・・
心の中で、慎司にむかって、呟く。
今なら、こんなにも甘えた声で、呼べるのに。
掛け値なしで、甘えたいのに。
慎司には、届かない。

慎司、いってもいい?
アタシ、もう、我慢できない。
慎司、とっても、きもちいいよ。
ねえ、慎司は?きもちいい?
ね、一緒に、いこう、ね・・・あ、ん、、、いくっ・・・

確かに、アタシは、エクスタシーを迎えた。
とても、気持ちよかった。
なのに、なんで、泣いているのだろう。
自分でも、わからなかった。
なぜだろうと、考えているうちに、アタシは深い眠りに誘われてしまった。

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