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2004/10/05
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カテゴリ: 企業情報システム
アメリカという国は良くも悪くも無茶をする国だな、とびっくりさせられられることが多いが、IT関連のテクノロジに関しても同様に驚かされる。最近感心したのは、ICタグ。

アメリカでは国防省とウォールマートが納入業者にICタグの導入を義務付け始めている。ICタグというと、アンテナを振り回せば棚卸が一瞬にしてできてしまうような幻想があるが、現時点の技術はまだまだ発展途上で、タグのつける場所によっては読み取り率が1割、とかいう悲惨なことも起こっているらしい。

しかし、感心するのは、そんな状況にも関わらず、国家的な戦略として、世界最大のバイヤーである国防省とウォールマートに導入の旗振り役をやらせてしまうことである。この2者を中心に導入が広まれば、当然のことながら仕様も2者すなわちアメリカを中心に決まっていくであろう。先行者利益とはまさしくこのことである。

ことITに関しては、21世紀もアメリカの天下は続きそうである。





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Last updated  2004/10/05 11:13:03 AM
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Re:ICタグ-アメリカの底力(10/05)  
RFIDについては日本発の標準をISOに申請して広めるから、米国のEPC.orgの標準は日本では採用しないとか言っていたのですが結局、米国の軍門に下ったようです。どうせやるなら、もっと早く、グローバル標準の土俵に乗って日本の優れたアイデアなり、実装技術の提案を出すべきだと思うのですが、今までなぜか、すでに国際標準として出ているOTAやSWIFやはたまたRsoettaNetのように各業界標準があるにもかかわらず、その中身を検討することなく、土俵の外で日本のビジネスモデルの固執した標準を後から出してきて国際標準として認めさせるのだと大東亜共栄圏的な発想で推進しようとする人が後を立たないのは日本の宿命なのでしょうか。これでは米国の戦略に負けても仕方がないですよね。ついでにトラバさせていただきました。 (2004/10/07 09:58:27 PM)

Re[1]:ICタグ-アメリカの底力(10/05)  
想像ですが...

家電や自動車ではそんなことは無いような気がします。
どうなのでしょう? (2004/10/08 12:16:46 AM)

Re[2]:ICタグ-アメリカの底力(10/05)  
ベンチャーテクノロジーさんへ

確かにおっしゃる通り今のところ、家電、自動車業界は優れて日本的伝統である垂直統合ビジネスモデルで知的財産権を守りながら、組み込み系の技術であるいは縮みの技術で携帯電話、デジタルカメラはもちろん、自動車ですら、各種電子部品を駆使した車内LANの実現で夢のようなサービスを実現しようとしています。これはしばらく他の追随を許さないかもしれません。そこで見られるのは人間系のぎりぎりまでの合理化の追求、最後の手段としてITの活用が考慮されていること、セル生産に見られるように人間を歯車として扱わず創意工夫でより高い付加価値生産と効率化を生み出していることは確かです。

IT分野では一方、欧米ではITとインターネットををフルに活用した水平分業やEMSの活用で臨機応変にフラットな組織で新しい生産体制に対応できる仕組みを生かしているところがDELLやCISCOなどののように勝ち組になっているようです。ただし、成功しているEMS企業はフラットな組織を維持しながら、優れて日本的な垂直統合のビジネスモデルを模範としながら単なる組み立ての下請けでなく、設計製造の上流工程まで取り組む努力をしているところが伸びています。

日本IT企業はは中途半端に欧米の真似をしているだけで、実は大企業病の弊害で人間系の自助努力をしないでITの便利な機能に依存したまま、BPRもままならず、過去、企業再編や新しいビジネスモデルの生みの苦しみを味わってきたように思われます。

自立式移動支援システムや回転寿司での料金精算システムなどに見られるように日本のICタグを活用した応用技術にはすばらしいものがあります。しかし、欧米のようなSCMでのICタグの活用でERPやネットワークを活用した流通業界での活用となると一歩、遅れをとっているように見えます。 (2004/10/08 07:54:04 AM)

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