November 18, 2004
テーマ： オーストラリア情報(85)
カテゴリ： カテゴリ未分類
オーストラリアのゲイ社会ではGAMとGWMという単語がちょくちょく使われます。これはGay Asian ManとGay Western Manという意味ですね。わざわざこのような呼称を使うという事は、この両者の区分がある、というか、その必要が求められているから、なんでしょう。
オーストラリア、特にシドニーはゲイ天国のように謳われています。確かにそういった感はあります。特に都市部では。僕も去年の会社のクリスマスパーティーには彼氏同伴で出席しましたし、それが奇異の目で見られる事もありません。とはいえ、保守的な思想の持ち主（特にとある神の教えとやらを“厳格かつ忠実に”信奉されている方々や、現実の世界が自宅半径数十キロ以内でいっぱいイッパイという田舎にお住まいの方々）ももちろん数多くいるわけで、決してゲイにとって安全な楽園であるわけじゃないんですけどね。
で、一部社会の中で嫌われているこのゲイ軍団なんですが、その軍団の中でも嗜好というものがあるわけです。例えば「肌がすべすべした今時の若い人が好き」とか「ガッチリした体型で髭のあるような男が好き」なんてのは判りやすいですよね。
その嗜好の中に１）アジア人を求める人、２）アジア人を一切拒む人、それから３）肌の色や出身なんて構わない人、といったタイプが組み込まれてきます。
僕はこの嗜好については個人の趣味だから仕方ない、というか、初めっから「アジア人は駄目」とか「白人は嫌」などと制限を付けて男漁りする人達の事は「もったいない落とし物してるなー、つまんない人だなー」という感想程度しかもっていません。今ではね。
ただ、こっちに初めて来た当初は「アジア人お断り」という人にネット上で出会す度にかなりショックを受けていました。特に僕はヤル事を目的にしていたわけじゃなく、知り合いが欲しいという理由だったわけですから。アジア人の顔立ちをセクシーとは思わない、アジア人のチンコの大きさじゃ満足できない、といった事で性的に魅力的と思わないという人達がいる事は理解できない事もないのですが、話をする、一緒に出かけるといった友達付合いを始めるそのきっかけすら与えてもらえないのは悲しいもんですよね。
この話題にあまり深いところまでここで述べてもしょうがないのでやめておきますが、このような社会の中で、僕はGAMとしてはモテるタイプではありません。というのもですよ、大抵GAMを求めるような人達はアジア人ゆえの何かを好むわけなのです。それは大抵髭やムダ毛のないスムーズな肌であったり、華奢で中性的、少年っぽさを醸し出すような外見であったり。先程の３）にあてはまる人達はそういった事は気にしませんけどね。で、僕なんですが、まず髭があり、どこからどう見ても、角度を変えて少年っぽさ、らしきものを必死に探し出そうとしても、なかなかそのヒントすら出てこない風貌なのです。残念ながら、というか、有り難い事に、というか。
僕には付き合って２年以上になる相方がいるので、別にモテる為に、彼氏となる人を見つけるために、という目的で自分を磨く必要は現在のところ必要ないのですが、最近ちょっと落ち着き過ぎているような気がしましてね… NO GAMなんて言っている連中（実はそういう奴らに大して負の感情移入ありあり）に対して引け目を感じることなく、ニヤリと笑って中指を立てるくらいの（それは違う）自信を持つ為に必要な自分磨きを外見的にも内面的にもした方がいいかな、なんて思っているわけであります。
オーストラリア、特にシドニーはゲイ天国のように謳われています。確かにそういった感はあります。特に都市部では。僕も去年の会社のクリスマスパーティーには彼氏同伴で出席しましたし、それが奇異の目で見られる事もありません。とはいえ、保守的な思想の持ち主（特にとある神の教えとやらを“厳格かつ忠実に”信奉されている方々や、現実の世界が自宅半径数十キロ以内でいっぱいイッパイという田舎にお住まいの方々）ももちろん数多くいるわけで、決してゲイにとって安全な楽園であるわけじゃないんですけどね。
で、一部社会の中で嫌われているこのゲイ軍団なんですが、その軍団の中でも嗜好というものがあるわけです。例えば「肌がすべすべした今時の若い人が好き」とか「ガッチリした体型で髭のあるような男が好き」なんてのは判りやすいですよね。
その嗜好の中に１）アジア人を求める人、２）アジア人を一切拒む人、それから３）肌の色や出身なんて構わない人、といったタイプが組み込まれてきます。
僕はこの嗜好については個人の趣味だから仕方ない、というか、初めっから「アジア人は駄目」とか「白人は嫌」などと制限を付けて男漁りする人達の事は「もったいない落とし物してるなー、つまんない人だなー」という感想程度しかもっていません。今ではね。
ただ、こっちに初めて来た当初は「アジア人お断り」という人にネット上で出会す度にかなりショックを受けていました。特に僕はヤル事を目的にしていたわけじゃなく、知り合いが欲しいという理由だったわけですから。アジア人の顔立ちをセクシーとは思わない、アジア人のチンコの大きさじゃ満足できない、といった事で性的に魅力的と思わないという人達がいる事は理解できない事もないのですが、話をする、一緒に出かけるといった友達付合いを始めるそのきっかけすら与えてもらえないのは悲しいもんですよね。
この話題にあまり深いところまでここで述べてもしょうがないのでやめておきますが、このような社会の中で、僕はGAMとしてはモテるタイプではありません。というのもですよ、大抵GAMを求めるような人達はアジア人ゆえの何かを好むわけなのです。それは大抵髭やムダ毛のないスムーズな肌であったり、華奢で中性的、少年っぽさを醸し出すような外見であったり。先程の３）にあてはまる人達はそういった事は気にしませんけどね。で、僕なんですが、まず髭があり、どこからどう見ても、角度を変えて少年っぽさ、らしきものを必死に探し出そうとしても、なかなかそのヒントすら出てこない風貌なのです。残念ながら、というか、有り難い事に、というか。
僕には付き合って２年以上になる相方がいるので、別にモテる為に、彼氏となる人を見つけるために、という目的で自分を磨く必要は現在のところ必要ないのですが、最近ちょっと落ち着き過ぎているような気がしましてね… NO GAMなんて言っている連中（実はそういう奴らに大して負の感情移入ありあり）に対して引け目を感じることなく、ニヤリと笑って中指を立てるくらいの（それは違う）自信を持つ為に必要な自分磨きを外見的にも内面的にもした方がいいかな、なんて思っているわけであります。
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