2008年12月29日のアニマル・キングダム(ディズニーワールド)。
朝7時の開園と共に、ほとんどの入場者と一緒にぞろぞろとアジア・エリアに向かい、「エクスペディション・エベレスト」と「カリ・リバー・ラピッズ」にのりました。
次に向かったのがアフリカ・エリア。
上の写真は、ジープに乗ってアフリカのサバンナのような草原の中で、たくさんの動物たちを見て回る、「キリマンジャロ・サファリ」での一枚です。
でこぼこ道を走るので、写真もブレブレになりました。
案内役は、このドライバーのお兄さんで、とにかくひたすらしゃべりまくっていました。
知識が豊富で、車から見える動物を次々に教えてくれて、たっぷりと笑わせてくれて、ただ者ではない感じでした。
でも、この手のアトラクションで、わたしたちジャパニーズにとっての問題は、話しかけられること。
マイクをとおして 「さぁ出発しますよぉ!一回りするのにだいたい2週間かかります。食料と水とテントと寝袋、ちゃんともってますね!」 と、ひとしきり車内の空気をつかんだ後、おもむろに振り向いて私に向かって 「準備できた?」
アメリカンなら気の利いたリアクションをするのでしょうが、私は 「も…、もちろん」 と答えるのが精一杯でした。
別の日にハリウッドスタジオで乗った「グレートムービーライド」でも、俳優さんのようなキャストが、ゲストとコミュニケーションしながら、ハリウッド映画の世界を案内してくれたのですが、この時も、突然「どこから来たの?」と振られ、面白くもなんともないリアクションしかできなかった自分がかなり情けなくなりました。
全体に、ディズニーワールドのアトラクションは、絶叫系を含めてカリフォルニアよりも東京よりもゆったりとしていて、さらに、ゲストからのリアクションを織り込みながら構成されているアトラクションが多いように感じました。
そういえば、ハリウッドスタジオのバックロットツアーも確かそんな感じでした。
ゲスト側も、場を盛り上げる気満々で…
「国が自分に何をしてくれるかではなく、自分が国のために何ができるかを考えよう。」
ケネディ大統領の演説が受け入れられる土壌を見たような気がしました。大げさですけど…
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