ほのぼのノルウェー暮らし

ポルトガル編　～　リスボン

あまりに寒かった2010年度の冬。外出も避けがちになり
ダンナ共々、超退屈してたわけですが、年明けも近くなった頃
ついにダンナが、どっか雪のないところに行きたい！！　と言い出し
1月はワタシらの誕生月ということもあり、レクリエーション係のPUS
リスボンへの旅を計画いたしました。

ポルトガルのリスボンは、1月でも気温が14℃くらいあるらしいということで
－10℃のオスロ在住者といたしましては、すっごい魅力やないですか！
まあ、ただ難を言えば、1月のリスボンは雨が多いらしいですけどね
一日中ザーザー降るわけではなく、降っても数時間程度、とのことらしいので
この極寒の世界から抜け出せるのであれば文句は言えません。

が、実際リスボンに到着してみると、海沿いの町ということもあり
ものすごい強風！　　気温自体は8℃～10℃くらいあったけど、体感温度は
かなり低く寒かった～！

リスボン観光にあたり、リスボアカードなるものを購入。
24時間、48時間、72時間の3種類があるんやけど、我家は48時間のを購入。
ネットで集めた情報によると、この手のカード、元を取れるか
どーかっちゅう話なんですが、我家はこのカードを購入前に元取る為の
観光計画を念入りに立てました。　
48時間のカード、ネットで購入すると期間限定の割引で少し安く
なってたので、これを一人27ユーロで購入。
リスボン市内の地下鉄やバス、ケーブルカー、路面電車なんかが
乗り放題になるほか、ミュージアムの入場なんかも無料、もしくは
割引になります。
シントラやカスカイス方面へ行く電車も、このカードを使うと無料に
なるんよ。

ワタシらは、このカードを使ってべレン地区の見どころをほぼ制覇。
バスや地下鉄、路面電車やケーブルカー、SANTA JUSTAのエレベーター
なども利用しまくり、サン・ジョルジュ城も見学。
シントラにも足を伸ばしてムーア人の城跡、ぺーナ宮殿にも行き
40ユーロ分以上使ったので、元取ってやりました。

リスボアカード

　このカード、使用開始時に手書きで！！　開始日と時間を記入。
　但し、公共の交通機関を使用時に駅の改札やバス、ケーブルカー内に
　備え付けの機械にカードをかざさないといけないので、このときに
　使用開始時刻が記憶されるシステムになってるので、あとで書き換えて
　時間を誤魔化そうとしてもあかんでー。

　いや、ワタシらがカードを使い始めた時刻は朝の9時だったので
　9.00と書いたんやけど、ダンナが9の前に後で1を付けたら19.00に
　書き換えられるとか言うわけですよ。

　でも地下鉄乗ったときに、改札の機械の画面に開始時刻が出たので
　誤魔化しは無理と判明。　　トホホ・・・・。

　ワタシら、だいたいどこへ行っても観光は徒歩で制覇する方やけど
　リスボンは坂や階段が多いのでリスボアカードを買ったおかげで
　随分助かったわ。　　年の割には体力あるほうやけど、けっこう腰に
　負担がかかって、めっさ疲れた。

　　世界文化遺産に登録されているジェロニモス修道院
　　1500年代に70年もかけて建設されたんやてー。

　　　　　　　　発見のモニュメント

　　　　　　　　べレンの塔　　これも世界文化遺産

　　　　　　　　べレンの塔からの眺め

　　　　　　リスボン名物、ケーブルカーにも乗ったよー

　　　　　　こんな狭いとこを走ってるケーブルカー。

　　　　　　坂の多い街、リスボン市民の貴重な足。
　　　　　　普通に何食わぬ顔で坂を上がっていく住民も
　　　　　　けっこういたんよね

狭い道を走るケーブルカー

　　　　バイシャ地区のメインストリート、アウガスタ通り

　　　　ここで、浮浪者みたいなヤクの売人に、うちのダンナ

　　　　『　兄ちゃん、ヤクいらんか？　』　と声かけられてました。

　　　　　　いらんてっ！　　　　

　　　　坂も多いけど、街のいたるところにこんな階段がある

　　　　　　SANTA JUSTAエレベーター

　このエレベーターで、てっぺんまで上がって景色を眺めていたところ
　PUS、なんとポルトガル人にナンパされてしまいました。
　ポルトガル語で何だかんだとまくしたてられ、ジェスチャーで
　ほっぺにチューしてくれとかいう。　何で見ず知らずの男に
　チューしなあかんねん！　
　この間、偶然にもてっぺんでビデオを回していたダンナに
　ナンパの一部始終をビデオに納められたのであった。
　暢気にビデオ回してんと、嫁を悪い虫から救えっちゅーねん！

エレベーター