たかがヴェネチア、されどヴェネチア

たかがヴェネチア、されどヴェネチア

2005年11月10日
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カテゴリ: 子供の教育
おひさしゅ~ございます。<(_ _)>


日曜日は1日中眩暈と吐き気で死んどりました。
最近ネットの前にいる時間が長かったので、首から背中にかけてのコリが相当ひどい。

そうすると、眩暈がしてくるのは毎度の事なので今回もそのつもりでいたら・・・。

ツワリかと思うような吐き気が一日中・・・。

むかむかむかむかむかゲロッむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかゲロッむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむか

次の日起きたら随分と良くなってました。その翌朝には完全復活!
一体あのムカつきはなんだったんだろう (・・?




まっ、いいや。



***************************************



死んだようになっていた日曜日の前日、つまり土曜日の午後、我が家の次女の晴れ舞台だった。

なぁんて大嘘です。(6 ̄  ̄)ポリポリ

コザル(=次女)の小学校の音楽担当の先生が、担当している3クラスの子供達を集め、
サルーテ教会 でお歌の発表会をしたのであ~る。

我が娘達が行っている小学校には2名の音楽担当教師がいる。

1人は長女のクラスを教えている、見るからに偏屈そうなスキンヘッドの男性教師。(40代半ば)

もう1人はコザルのクラスを担当する、とぉ~っても優しい女性教師である。彼女はピアニストでも
あり、ヴェネチアの教会などで催されるミニ・コンサートなどでよくピアノを担当している。

どちらの先生になるかはバクチのようなものである。



でっ、我が娘達の将来を予知するように(爆)長女がハゲ教師、コザルがピアニスト教師に当たったのである。

そしてこれは小学校生活5年間(イタリアの小学校は5年間である。)、普通は変わる事はない。

そして他の小学校の事情は詳しくないので知らないのだが、担当教師によって授業内容な随分と
違うのである。
きっと、大まかな基本ラインのような物はあるのだろうが、日本と違ってやることがバラバラ。



日本だったら、学年によってきちんと授業内容が全国的に決まっているはずで、同学年だったら
平等に同じ内容の発表会をやったり、合同で学芸会とか演奏会とかあるはずだ。


う~ん、やっぱり学校もイタリアはイタリアなのである。( ̄o ̄;)ボソッ


そんなわき毛で、土曜日の午後4時半から本番、現地集合が午後2時半ということで、次女を連れてサルーテ教会に行った。

クラス担任の先生来てないし・・・。(爆)
担任の先生は優雅にあとから来るとのことで、ピアニスト先生ともう1人の先生(体育担当で、自分の子供が発表会に出演した。)が3クラス分の人間になりきっていない、生息地イタリアの子猿達を準備させる。

私は興味半分、怖いもの見たさ半分の気持ちでリハーサル(←かなり大袈裟。(^^ゞ)を40分ほど見ていた。

分かってはいたが・・・


イタリアの子供達の落ち着きの無さと言ったら!!!(怒)


何度か日記にも書いたが、私は「第2次世界大戦中のドイツの国家警察のように」(さいくっちょ夫・談)子供達の礼儀作法には厳しいのである。

イタリアに来てからというもの、周りの親達・子供達を見て 『他人のふり見て我振り直せ』 という
偉大なる日本の格言を更に心に強く秘めて実践してきたのである。

もちろんヴェネチア人の親達、更には祖父母達が偉大なる日本の格言を知るはずもなく・・・



結果がこれだぜっ。ちっ!(--〆)



先生達2人がかりで、子供達をそれぞれ決まった場所に並ばせるのに・・・

20分以上かかってるしっ。_| ̄|○ ガクッ
恐るべし生息地イタリアの子猿たちなのである・・・。(汗)

左側の子供達を並べると右側の子猿達があちこち動き出す。

前の列の子供達の順番を決めていると後ろの列の子猿らがワラワラ動きだす。

ある一部の子猿達に軽楽器を渡すとチンドンやりだす。

あちらでは子猿達が縄張り争いでキーキー。

こちらではメスの子猿達が意味もなくキーキー。

イタリアの先生達の忍耐力は超人的なのである。

やっと歌のリハーサルが始まる。

状況はあまり変わらず・・・。私・・・、逃げる。ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛



そして近くのバールで一服し、4時半からの本番に間に合うようにサルーテ教会に戻る。

昼寝を終えた夫とパパ命の長女と合流。

サルーテ教会はヴェネチアでも有名な教会の1つである。(教会については日を改めて。)

中はとても大きいのだが、教会の中心部分はロープが張られて立ち入り禁止となっており、
全体的にガラ~ンとした印象を与える。

その大きな教会の一部分にこれまた有名な『マドンナの絵』が奉られており、そこでミサが行われるようになっているのである。

その部分で発表会が行われたのであるが、もちろん 子供命 のイタリア家族のことである。

それはそれはもう・・・

canto dei bambini

父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃん、姉ちゃん、弟、妹、じいちゃん、ばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、近所の人 えとせとら えとせとら

娘達の学校は一応カトリック系の学校(小・中・高)なので、神父さんやらシスターやら、そして学校の校長先生や他の先生達。

まったくもって、皆さんご苦労なことである。

それで発表会の内容はと言うと・・・。





想像にお任せいたします・・・。( ̄‥ ̄;) マ、マズイ・・

あっ、でもこんなにひどい内容、日本人の皆様には想像出来ないかも・・・。(汗)





家族4人で家に帰る道すがら、私が自分の小学校時代の経験を冷静に聞かせたのは言うまでもない。









明日はヴェネチアの子供達のお祭り日、サン・マルティーノの日です♪








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最終更新日  2005年11月10日 22時22分45秒
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