美々庵

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8回目手術 (04/6/1)



●左腕瘢痕除去術

左腕の傷は本来のやけど傷ではなく、おととし、下あごの瘢痕をなくすために本来無傷だった
二の腕の内側の皮膚を採皮、逆にあごにあった瘢痕を腕に交換植皮したためにできた新しい傷だ。

ひじから腕の付け根までのちょうど中間部分の、脇をしめると胴に引っ付く二の腕内側で、
大きさは7x9cm、だいたいタバコの箱くらいの大きさの傷。
一度での切除は難しいので3度に分けて切除すると言うことだったが、半分くらいは取れた。

傷に対角線を一本引き、その線を中心に幅3cm位でジグザグ状に線を描き、中心を切除、縫い縮め。
腕を上げると傷にテンションがかかり傷口が開く可能性があるので、腕を上げられないよう
コルセットで胴に固定しなければならない。眠るときももちろん、しばらくこの状態で3ヶ月過ごす。
このコルセットは手術前に採寸してオーダーで作ったもので、先に全額払って購入するが、
後から保険の還付請求で7割帰ってくる。実質2500円くらい。

arm-korset

腕の縫合部は術後3.6.8日目の3回に分けて抜糸。
術後からバイオプラストというスポンジつきの圧迫被覆材を貼られていた。
これを貼る時は二人がかり。一人が縫い目に立てに皮膚をぐ~っと(=縫い目が縮んで
しまわないように)引っ張り、もう一人が貼るのだ。
3ヶ月はこれを貼り続ける予定。
たくましかった二の腕は、ぷよぷよ部分がなくなりすっきり細くなった。 (^_-)-☆
もう片方の腕も傷はないけど縫い縮めてほしいくらい (*^_^*)

追記:
このスポンジ圧迫は、手術からちょうど3ヶ月にあたる9/1で終了した。
私はほとんどテープかぶれしない皮膚質なので夏場の圧迫&テープも平気だったが
かぶれやすい方には3ヶ月という期間は本当に大変だろう。
まじめにちゃんと圧迫していたおかげで、縫い口も広がることなく縮むこともなく、
縫い目そのものもほとんどわからないくらいとてもきれいで満足。

この時の手術では、二の腕の内側、タバコの箱の大きさくらいの瘢痕が
ほぼ半分になったので、結構な面積を縫い縮めたわけだが、
三ヶ月の間に皮膚も伸びたのだろうか、手術直後細くなっていた左腕は
もう左右対称に戻ったような気がする。
(鏡で見てもぱっと見では左右の太さの差は感じられない。)

一ヶ月休んで、10月にもう一度縫い縮め手術を予定。
当初3回の手術を予定していたが、次で瘢痕はほぼ全てとりきれそうとの事。


●左手甲の瘢痕除去術

腕の手術をすると、当分手が使えなくなるのだから、ついでに手の甲の瘢痕も
取りましょう・・・ということになり、少し縫い縮めてもらった。
(こちらは手術直後のみギプス固定で、その後スポンジの圧迫はせずテープ固定のみ
3ヶ月)瘢痕と普通の皮膚の境目の段差が目立たなくなった。
でもまだもっと、瘢痕そのものの面積を少なくしたいので、次の腕の手術の時、また
”ついでに”縫い縮めの手術をしてもらう予定。








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