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Winter Sonata Nami Island (Wikipedia)映画ドラマ音楽特集 第4回韓流ドラマ主題歌集音楽 をどうぞ・・・80年代を中心に、子供の頃、若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介するシリーズ。今回は、ウチの 『裏の顔』 とも言える 韓流特集 と題し韓流ドラマの話題作から 選曲して お届け致します今では韓国は K-POPの発信地としても 竹島問題の軋轢でも耳に入ってこない日は無い程に 日本とは縁の深い国となりましたが思えば2004年のペ・ヨンジュン主演作 『冬のソナタ』 の大ヒット以前は殆ど見知らぬ国と言っても過言では無く以降 急速な関係を向かえた様に思います逆に言えば 多くの日本人が韓国を意識するようになったのは 『冬ソナ』 以降の僅か 10年足らずの間でしか無くそれで見知った国と言うにはまだまだ事足りない点が 多い様に感じます一つの山を向かえた国交ですが これからの10年を どう関わっていくのか日本の真価が問われる 今後と言えるでしょうという訳で あなたは何曲ご存知でしょうか それではスタート!△▼ △▼ △▼パク・ヨンハ - 初めて出逢った日のように (2003)박용하 - 처음 그날처럼『オールイン 運命の愛』主題歌Park Yong-ha パク・ヨンハ(Wikipedia)今やハリウッド・スターでもある韓流ブームの立役者の一人 イ・ビョンホン主演作で共演は『秋の童話』のソン・ヘギョ 『鉄の王 キム・スロ』 のチ・ソンなど豪華キャストが集結し『ホ・ジュン~宮廷医官への道』 『朱蒙』の チェ・ワンギュ 脚本による韓国からアメリカ、ラスベガスまで舞台を拡げた実在のギャンブラーの一代記を 壮大な展開で描く愛と裏切りの サスペンス・クライム・アクション・サクセスストーリー主題歌は 俳優でもあった 今は亡き 『冬のソナタ』 のパク・ヨンハスティングの様なアダルト・コンテンポラリーな楽曲をハスキーな深い声で 情感たっぷりに 熱唱する バラードです生前 ダウンタウン司会の番組にゲストで来日した時は好きな日本食はラーメン、カレーという セレブらしくない庶民派な発言に対し浜田雅功が 『高級食を食べろっつ 貧乏臭いっつ』 と説教しスタジオを沸かせ始終満面の笑みの出演だった事を 昨日の事のように 覚えております△▼ △▼ △▼TRAX + Air - 運命 (2009)트랙스,에어 - 운명 (Fate)『太陽をのみ込め』エンディング曲Sung Yu-ri スヒョン役 ソン・ユリ(Wikipedia)先程の『オール・イン』のスタッフが6年ぶりに再集結し韓国史上初の南アフリカロケを敢行し 灼熱の荒野を駆け巡る主人公の姿を『オール・イン』では イ・ビョンホンと対峙する役を演じた チ・ソン が演じ『雪の女王』『快刀 ホン・ギルドン』のソン・ユリ『ホ・ジュン』『朱蒙』の チョン・グァンリョルが共演した世界を股にかける 壮大な愛と裏切りの復讐劇を描くジェットコースター的クライム・アクション・ストーリー唄うTRAX+Airは 韓国の2つのロックグループが合体したバンドでダブルボーカルの企画グループです韓流人気の理由の一つには、80年代に青春を送った女性達が80年当時の日本のドラマの雰囲気を持った エキゾチックな俳優が演じる温故知新な 魅力に熱狂し ブームを作ったと考えられこのテーマ曲も 80年代の典型的な日本の歌謡曲の雰囲気を持ち韓流たる所以が全て詰まった ドラマと楽曲だと言えるのだと思います80年代の洗礼を受けた方々なら 聴いていると癖になる 楽曲でしょう△▼ △▼ △▼キム・ボムス - 君が僕を後にして (2004)김범수 - 니가 날 떠나『海神(ヘシン)』挿入歌Kim Bum-Soo キム・ボムス(Wikipedia)韓流時代劇の大スター『初恋』『大祚榮(テ・ジョヨン)』『ワンゴン』のチェ・スジョン主演作『朱豪(チュモン)』のソン・イルグクがライバル役を演じ東アジアの海上貿易を牛耳り英雄と讃えられたチャン・ボコの一代記を壮大なスケールで描く 韓国時代劇の超大作ですチェ・スジョンは 『初恋』で ペ・ヨンジュンの兄を演じた事でも日本ではお馴染みの人物で本作では絞った体型で体当たりの剣術アクションを披露しワイヤーアクションなどエンタテインメントの限りを尽くしたアクションシーンと一人の女性を巡る 愛と友情と裏切りの 韓流ドラマおなじみの展開が見物の極上の娯楽作品に仕上がっております正直、この作品に出会った時は 日本の時代劇は終わったと本気で思った程怒涛の展開に 手に汗握るドラマで韓流時代劇としては この後の大傑作『テ・ジョヨン』に繋がる重要な作品でもあります唄うキム・ボムスは アメリカのチャートに登場した最初の韓国人歌手で日本では クォン・サンウ、チェ・ジウ主演作『天国の階段』の挿入歌で知られる人物です06年の『日韓友情年記念コンサート』で中島美嘉、平原綾香、東方神起と共に出演し ご存知の方も 多いと思われます本作では心に訴える歌唱で唄われる 絶品のバラードが堪能出来非常に人気のある楽曲でもあります△▼ △▼ △▼イン・スニ - 世界が私を呼んでいる (2006)인순이 (insooni) - 세상이 나를 오라 하네『朱蒙 -チュモン- Prince of the Legend』主題歌出演者一同 (Wikipedia)日本でも日曜正午の時間帯に鳴り物入りで放送された事でも知られる『海神』 のソン・イルグク主演で韓国ドラマが誇る 錚々たる出演陣が脇を固める 韓国時代劇の超大作です唄うイン・スニは 韓国歌謡界の重鎮でソウルフルなパワフルボイスが魅力の本作の 実話とファンタジーの架け橋を担う様な存在感ある歌唱を披露しておりますちなみに 日本語版 前半EDでは日本語の歌詞で唄われた 布施明による 『宙よ』が使用されていた事でも話題になったドラマでした△▼ △▼ △▼Ryu - 最初から今まで (2002)처음부터 지금까지『冬のソナタ』主題歌Winter Sonata Nami Island 韓国南怡島冬ソナ ロケ地(Wikipedia)やはりこの曲は外せないでしょう日本でも爆発的な韓流ブームを引き起こした歴史的な作品で04年8月14日放送分が アテネオリンピックの放送で 深夜2時にずれ込んでも20%もの脅威の視聴率を叩きだしたという 伝説を残したドラマでもあります主演は 韓流初代四天王 ペ・ヨンジュンと 涙の女王と謳われた チェ・ジウ共演は10年6月30日に惜しくもこの世を去った先程の『オール・イン』の主題歌を唄った パク・ヨンハ本作は 非常にロマンチックな演出で構成されている反面様々な愛憎劇を盛り込んだ かなりな難のある人物設定とストーリ展開が特徴でその韓流たる所以の最骨頂である本作の視聴が 韓流作品を愉しめるか否かの一つの 分水嶺とも言える作品であるとも 言えると思います本作の主演は元々は ペ・ヨンジュン では無く『美しき日々』の リュ・シウォン が予定されていましたがリュ・シウォン は既に チェ・ジウ と共演作を演じた直後でありイメージが重なるからという理由で オファーを断ったという経緯がありました断られた監督は大ショックを受けたと言いますがもしこの時 予定通り リュ・シウォンが 主演のジュンサンを演じていたら現在の韓流ブーム しいては韓国とのこの様な関係は無かったかもしれませんwこの件について後日リュ・シウォンは日本の雑誌のインタビューでこのオファーを断った自分が本当の韓流ブームの立役者だとジュンサン役で見るはずだった トレードマークの満面の笑みで答えたと聞きます又 本国でのインタビューでは オファーを断った事には後悔は無いと答えた後残念な気持ちで日本へ進出しに向かったとも答えた と聞いております唄う Ryuは 日本でアーティスト活動を続ける実力派で安全地帯のファンとしても知られる人物ですミュージックステーション(※多分) で玉置浩二と出演した時には玉置に激励の言葉を貰い 感激する一場面があった事を 覚えておりますw△▼ △▼ △▼と言う所で終了です。これでお腹いっぱいになった方も 多いかと思われますが いかがでしたでしょうか(笑)それではみなさん、ごきげんよう!
2013年11月10日
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Blondie (Wikimedia)映画音楽特集 第3回さあ鑑賞しましょう。映画主題歌の音楽 をどうぞ・・・ がんばれ日本! と題しまして80年代を中心に、子供の頃、若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介するシリーズ。 途中、ホラー映画音楽特集を挟みましたが特に出し惜しみしたわけでは無くても 前回から一年が経過しており我ながら、放置プレイが過ぎると 反省する点の大きい映画音楽特集となりましたさて、映画主題歌のヒットが最も多かったのは 80年台と言われておりますそれまで映画も音楽業界も低調だったハリウッドで一説には 音楽とタイアップする日本のドラマ・システムを導入したと言われていますが音楽業界が使用料を下げて積極的に映画業界に 音楽使用を売り込む動きを見せますこれによって映画の主題歌として 多くのアーティストが映画業界へと参入して行きダンス寄りなサウンドの 映画にぴったりな作品を作るアーティストが頭角を現しロック・アーティストはバラードをこぞって制作するようになって行きます合わせて 当時全盛だったMTVでは 映画の映像を使用したPVのヒットで主題歌が 爆発的ヒットとなり、映画も大ヒットを遂げて行くのですこの様にして、ハリウッド黄金の80年代が始まりましたいつの間にか 映画と音楽の二本柱となった当サイトなので気にせず進めようと思います。 それではスタート!△▼ △▼Limahl - Never Ending Story (1984)リマール - ネバーエンディング・ストーリー映画 『ネバーエンディング・ストーリー』 主題歌『Uボート』 『エアフォース・ワン』 のウォルフガング・ペーターゼン監督作品の大ヒット主題歌でフジテレビ系ドラマ 剛力 彩芽 主演 『ビブリア古書堂の事件手帖』 の主題歌として使用された 原曲 でもあります映画化にあたっては、原作者のミハエル・エンデと揉めた事でも有名です『人狼の書いた脚本によって原作が破壊された』 と原作者が激しく映画製作者を罵倒する背景にあったのは映画の不出来もありますが、映画制作そのものが ミハエル・エンデの希望と大きくかけ離れたものだった事の契約上の行き違いに 原因があったようです△▼ △▼Kenny Loggins - Footloose (1984)ケニー・ロギンス - フットルース映画 『フットルース』 主題歌ケビン・ベーコン主演の 大ヒット青春映画の主題歌です映画は、ヒット曲や流行りのダンスを映画に取り入れたダケの当時のヒット作品 という印象がありますが監督は 『チップス先生さようなら』 『愛と喝采の日々』 の名匠 ハーバート・ロスのメガホンによる 正統派ダンス音楽映画という側面を持っております本曲はMTV全盛期に 映画のプロモーションを兼ねたPVのヒットで社会現象化したケニー・ロギンスの大ヒット曲です日本では、80年台に彗星のように突如現れ消えたかの印象のある人ですがキャリアが長く60年台から活躍する ベテランシンガー・ソングライターですドゥービー・ブラザーズの 『ホワット・ア・フール・ビリーヴス』 をマイケル・マクドナルドと共作するなどその高い作曲能力で 実力を発揮して認められて来たアーティストでもありました △▼ △▼Irene Cara - What A Feeling (1983)アイリーン・キャラ - ホワット・ア・フィーリングMichael Sembello - Maniac (1983)マイケル・センベロ - マニアック映画 『フラッシュ・ダンス』 主題歌・挿入歌アイリーン・キャラの主題歌 『ホワット・ア・フィーリング』 が大ヒットしたブロードウェイ・ダンサーを夢見る主人公達の青春を描いた大ヒット映画で、主題歌・挿入歌は共に大ヒットしました音楽は当時のヒットメイカーだったジョルジョ・モロダーで主題歌を唄う アイリーン・キャラは 作詞も担当しておりますミュジカル映画 『フェイム』 での出演に至った自分の経験を思い出しながら作詞をしたとの事でした挿入歌は マイケル・センベロの 全米大ヒット曲ですエレクトリック・ダンス・ミュージックの歌手の様な印象がありますが元々は パット・マルティーノ に師事を受けた ジャズ畑のギタリストでスティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロスなどの錚々たるアーティストの作品に参加する スターミュージシャンでした△▼ △▼David Bowie - Absolute Beginners (1986)デビッド・ボウイ - ビギナーズ映画 『ビギナーズ』 主題歌映画は1950年台のイギリス・ソーホーを舞台にしたジャズとダンスに没頭する若者を描いた ミュージカル群像劇です『アメリカン・グラフィティ』 の影響が大きかった様な作品に思いますが使用曲ほどの評価はされなかった様な感じでした主題歌のデビッド・ボウイ は 夢を売る男 としても 映画に出演しておりますこの頃のヒット作 『レッツ・ダンス』 的 ドゥワップサウンドの味付けで本曲の 浮遊感のあるコード展開を持つ独特のサウンドが映画よりも映像的で、PVの出来も 映画よりも良くて映画よりも印象的な主題歌であった事は ある意味ボウイの起用は大変なミスキャストだったと 言えなくもないでしょう・・・w△▼ △▼Blondie - Call Me (1980)ブロンディ - コール・ミー映画 『アメリカン・ジゴロ』 主題歌先ほどの ジョルジョ・モロダー プロデュースによるブロンディ の大ヒット主題歌ですリチャード・ギア主演映画 『アメリカン・ジゴロ』 は後のハリウッドヒットメイカーとなる ジェリー・ブラッカイマー制作のスコセッシ作品常連の脚本家でもある ポール・シュレイダー監督作品です『フットルース』 もそうでしたが、この頃のヒット作というのは近年の技術力のみが優れた 中身の無いハリウッドの大ヒット作とは違った名匠によるしっかりとした演出で作品が作られており名ばかりのヒットでは無く 内容も伴っていた事が映画業界、音楽業界が盛り返す様な大ヒットに繋がった事が 良く分かると思います△▼ △▼と言う所で終了です。それではみなさん、ごきげんよう!
2013年04月04日
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Mike Oldfield (Wikipedia)Progressive Rockプログレッシブ・ロックを聴いてみましょう!【番外編】ホラー映画音楽特集2ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタぎゃあああぁぁぁぁぁ.....バックが黒なのは、貴方のPCの故障でも楽天の不具合でも何でもありません所で・・・さっきから貴方の後ろに立つ人は誰?ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━!! ・・・さて本日は、ホラー映画で使われた名曲の幾つかをご紹介いたしますコードネーム「氷」題して 『納涼ホラー祭り!!!』 それでは始めましょう・・・・ヒイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィ.....(゚ロ゚;ノ)ノ△▼△▼ △▼△Mike Oldfield's - Tubular Bells (1974)マイク・オールドフィールド - チューブラ・ベルズMike Oldfield (Wikipedia)恐怖映画という言葉しかなかった頃、ホラーというジャンルを確立した記念碑的名作。本作で起用された楽曲 『チューブラベルズ』 の作者Mオールドフィールドは本曲をロンドン・オリンピックの開会式でも演奏する程のヨーロッパでは高い評価のあるミュージシャン。実際に映画に使われた音楽は、映画用に新たに録音した楽曲ですが今回はMオールドフィールドの方をご紹介いたします。監督は 『フレンチ・コネクション』 でオスカーを受賞したウィリアム・フリードキン。怪奇映画と無縁の映像作家が起用された事が作品に質と格調を与えて、本作を世界的な名作に押し上げました。△▼△▼ △▼△John Carpenter - Halloween Theme (1978)ジョン・カーペンター - ハロウィン メイン・テーマJohn Carpenter(Wikipedia)監督は、この映画でブレイクした『遊星からの物体X』のジョン・カーペンター。スプラッター映画として知られている本作ですが、特殊効果として費用のかさむ残酷描写は低予算の本作では頻繁に使用されておらず、実際にはそれ程の描写はなされておりませんでしたカーペンター監督は音楽も担当し一度聴いたら忘れられない テーマ曲を作曲して来た独特の作家性を持つ マルチな才人です神経を逆撫でる様な 独特のミニマル・サウンドがサスペンス感を倍増させ 画面との有機的な連携を働かせる事で 低予算の穴を埋める最大級の 不気味な演出効果をもたらしています音楽が映画を世界的な大ヒットに繋げた 最たる作品と言えます△▼△▼ △▼△Jerry Goldsmith - The Omen Main Theme (1976)ジェリ・ゴールドスミス - オーメン メイン・テーマJerry Goldsmith (Wikipedia)『リーサル・ウエポン』 シリーズのリチャード・ドナー監督作品。シリーズを通して、単なる恐怖映画ではなく 映像と音響を駆使した格調高い恐怖を与える演出を特徴として作られたゴシック・ホラー作品です音楽は 巨匠ジェリー・ゴールドスミス冒頭のテノール奏者の 『巻き舌』が いい味を出して全編がオルフの 『カルミナ・ブラーナ』 風 合唱曲で占められた恐怖描写に格調を与える 堂々としたスコアとなっています後のスプラッター・ブームで エンタテインメントとしてのホラーが主流となって行った中演劇的な精神的恐怖感をもたらした映画の骨頂として 現在でも評価の高い作品です△▼△▼ △▼△Wendy Carlos - The Shining Main Theme (1980)ウェンディ・カルロス - シャイニング・メイン・テーマMoog synthesizer Modular 55 (Wikipedia) 『2001年宇宙の旅』 のスタンリー・キューブリック監督がホラーの巨匠スティーブン・キングの小説を脚色した問題作。多くがキューブリック独特のシュールな感性の精神的違和感を感じる画面で占められ原作のファンタジーとも取れる霊的要素を一切排除したサイコ・スリラーとも言える仕上がりとなっていますそれが原作者の怒りに触れ バッシングを受けたものの同時に 全くの別作品として 高い評価を受けている作品でもあります音楽はキューブリックの友人でもあるW・カルロス。日本の冨田勲同様のシンセサイザー奏者でクラシックの電子音楽化を世界的にした 最初の人物でもあります本作では ベルリオーズ<幻想交響曲>の第五楽章がシンセ・アレンジされて オープニング・テーマ曲として使用されました 他には、バルトーク、リゲティ、ペンデレツキなどの作品が使用されましたが現代音楽の作品が映像を通し なぜかホラーに聴こえるという難解な音楽の表裏一体を見る思いがした 絶妙な選曲でした△▼△▼ △▼△というわけで今回は歴史的名作の中からお送り致しました。お楽しみいただけましたでしょうか?さて 次回は一体 何が 更新されるでしょうか ごきげんよう。所で・・・肩に 手が!!! ヽ(ヽ;゜ロ゜)ヒイィィィ!!!
2012年08月16日
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Goblin (Wikipedia)Progressive Rockプログレッシブ・ロックを聴いてみましょう!【番外編】ホラー映画音楽特集1ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタぎゃあああぁぁぁぁぁ.....バックが黒なのは、貴方のPCの故障でも楽天の不具合でも何でもありません所で・・・さっきから貴方の後ろに立つ人は誰?ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━!! ・・・さて本日は番外編として、暑い夏を少しでも凉しもうと・・・イタリアンプログレの人気グループ『ゴブリン』が音楽を担当したホラー映画を中心にご紹介いたします。コードネーム「氷」題して 『納涼ホラー祭り!!!』 の 開幕です・・・・ヒイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィ.....(゚ロ゚;ノ)ノ△▼ △▼ △▼Goblin - Suspiria Theme (1977)ゴブリン - サスペリア(Wikipedia)オルゴール音と不気味な囁きが印象的な ホラーならではの独特な楽曲。『どおおおおおぉぉぉんんん・・・』 という太鼓の音がやたら怖いですwイタリアの鬼才ダリオ・アルジェント監督の大ヒットホラー。日本での出世作。音楽はイタリアのプログレ・グループ『ゴブリン』元々ゴブリンは個々に仕事を持つスタジオミュージシャンの集まりでグループではあるがユニットの感が強い。ホラー作品で有名になったせいか、ホラー映画専門の音楽グループの様な印象がありますが、国内ではCM音楽やポップで明るい音楽を製作するなど活動は多義に渡っているようです。△▼ △▼ △▼Goblin - Profondo Rosso (1975)ゴブリン - サスペリア2Profondo Rosso (Wikipedia)こちらは『2』が付いていますが、原題と製作年を見ると分かる様に『サスペリア』の続編ではありません。『サスペリア』のヒットを受けて 日本の配給会社がダリオ・アルジェント監督の旧作を勝手に『サスペリア2』として公開したもので本作はホラーですらありませんのでご注意を。内容は 連続猟奇殺人を追う作家探偵が犯人に迫るサイコ・サスペンス・スリラーでアルジェント監督の独特の殺人描写の美学がマニアの話題になった作品です。音楽はアルジェント映画の常連 『ゴブリン』独特の変拍子が5感を刺激するサスペンスフルな楽曲になってます。△▼ △▼ △▼Goblin - Zombi Main Teme (1978)ゴブリン - ゾンビ メイン・テーマイントロの『キメ』の位置が掴み難くてやたら追い詰められ感が怖い ワールド系な楽曲。ジョージ・A・ロメロ監督を世界的にした大ヒット作。George A. Romero (Wikipedia)日本ではダリオ・アルジェントが編集したヨーロッパ公開バージョンを元に惑星爆発の映像を足した 『ゾンビ発生説明バージョン』 として公開されました残酷シーンをいくつかカットした、SFミリタリー・アクション映画の様な側面がもう一つの人気の理由ですが本作が何バージョンも存在するのは、主に残酷シーンの扱いが各国の事情から差が出た結果と言えます映画冒頭でいきなり何の説明も無く現れるゾンビに何とか説明を付けたいと考えた日本の配給元は強引に他の映画の没シーンを冒頭に付ける荒業を取って見せましたが良いアイディアではあっても、作品の穴を配給が独自に埋めるという方法は今では考えられない事ですw△▼ △▼ △▼Keith Emerson - INFERNO Main titles theme (1980)キース・エマーソン - インフェルノ・メイン・テーマKeith Emerson (Wikipedia)ダリオ・アルジェント監督がEL&Pのキーボーディストキース・エマーソンと組んで製作された 魔女物3部作の2作目。アルジェント監督の 金字塔とされている作品。美しいピアノの調べに緊張感溢れるストリングスが恐怖感を煽る名曲です他にも、以前特集したキース・エマーソン・イン・ムービーではストラビンスキー風な収録曲を紹介しているので合わせてご鑑賞下さい・・・キース・エマーソンはチョクチョク当レビューで取り上げている常連ですがトロピカルからホラーまで担当する幅広さは さすがというより実に器用と言えます。ホラーの金字塔という触れ込みですが 昔の映画という事もあり映画の中で地下室だったか 猫が飛び掛るシーンでは明らかにスタッフが俳優に猫を投げつけているのがバレバレで手作り感を感じて苦笑する一面も。猫にとっては虐待に近いのですが、白猫や黒猫に混ざって 普通のトラ猫が投げつけられたのにはなぜか笑ってしまいましたw△▼ △▼ △▼というわけで本日は番外編をお送りしました。お楽しみいただけましたでしょうか?さて 次回は一体 何が 更新されるでしょうか ごきげんよう。所で・・・壁に 人が!!!ヽ(ヽ゜ロ゜;)ヒイイイイィィィィッツ!!!
2012年08月04日
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(Wikimedia)映画音楽特集 第2回さあ鑑賞しましょう。映画音楽 をどうぞ・・・80年代を中心に、子供の頃、若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介するシリーズ。今回は遂に第9弾である。音楽は映画を支える巨大な柱として古来、様々な役柄を担ってきた。無声映画時代には、聴こえてくるはずの無いセリフの様な流麗さで奏でられトーキーの時代に入ると、映像からは見えてこなかった激しい感情に揺さぶられ3Dの時代の現代さえも、今まで見た事も無い映像美の驚異を感動へと後押しさせられ耳から入る様々な音の中で、この上なく映像的なものだと言えるであろう。本ブログは映画のレビューが本分であるが、音楽は何かと映画と密接に関係したものなので更に気にせず進めようと思う。 それではスタート!△▼ △▼Bill Conti - Gonna Fly Now (1976)ビル・コンティ - ゴナ・フライ・ナウ映画「ロッキー」シルベスター・スタローン主演 アカデミー作品賞受賞 3部門受賞三流ボクサーロッキーの不意に訪れた世界チャンピオンとの対戦と恋人エイドリアンとの愛を描いた感動作ファンファーレと共に画面からスライドして来る巨大なゴシック書体からはスポーツの持つ精神性と、トップを目指すアスリート達の終わりなき戦いの様子が見えてくる様な非常にテンションの上がるオープニングで始まる本作のテーマ曲として使用されたスポーツ映画作品を代表する名曲であるタイトルが登場するだけで興奮する映画として思い付くのは本作の他は『スター・ウォーズ』位のもの。『スター・ウォーズ』のオープニング同様、音楽がある種のカタルシスを与えスタイルを生み出すのも、映画音楽ならではである殊更本曲が フェア・プレイ精神を印象付けるものとして各種スポーツでBGMとして採用されるのも頷ける話である△▼ △▼Jerry Goldsmith - Total Recall/Main Theme (1990)ジェリー・ゴールドスミス - トータル・リコール/メイン・テーマ映画「トータル・リコール」アーノルド・シュワツェネッガー主演 アカデミー視覚効果賞受賞何者かに記憶を改ざんされた主人公が未来の火星を舞台に巨大な陰謀に巻き込まれてゆくSFアクション大作ヒロイズム溢れる壮大で重厚なテーマ曲は 今は亡き映画音楽界の巨匠J・ゴールドスミスによる『エイリアン』や『オーメン』など 現代音学に属するスコアを好んで書き効果音に近い映像的アプローチながら 映画の印象を左右する程の独特の音世界を展開させる作曲家である一方で、『パピヨン』『スター・トレック』の様な分り易いメロディを持つスコアも得意とし、手がける作品のジャンルの幅は広いホルストの『惑星』をモチーフにした様な、巨大な惑星か広大な宇宙空間をイメージする堂々としたスコアは アクション俳優のA・シュワルツェネッガーにピッタリである日本では情報バラエティ『特命リサーチ200X』の中で頻繁に使用されそちらで知る人も多いだろう△▼ △▼Bernard Herrmann - Taxi Driver/Main Theme (1979)バーナード・ハーマン - タクシー・ドライバー/メイン・テーマ映画「タクシー・ドライバー」ロバート・デニーロ主演 マーティン・スコセッシ監督作品夜の街を走る孤独なタクシードライバーの数奇な行動を描いた人間ドラマ音楽のハーマンは『市民ケーン』やヒッチコック作品など映画の音楽を作曲する為に生まれて来たと言える程変化自在のアンサンブルを奏でる映画音楽界の天才作曲家学生の頃から独自の音楽見解を持ち 例え権威ある教師と言えど意見が合わなければバイオリンを振り回し殴り掛かる程の我の強い持ち主だったヒッチコックと意見の相違で決別して以来、長い間低迷し本作のジャズをモチーフにしたアプローチで表舞台に返り咲いた『スター・ウォーズ』のジョン・ウィリアムズが師事し インタビューで作風に対し「ハーマンは余計なオーケストレーションで時間を無駄にしている」と評した事がある△▼ △▼Francis Lai - 13 Jours en France (1968)フランシス・レイ - 白い恋人たち映画「白い恋人たち」フランスの冬季オリンピックグルノーブル大会を描いた記録映画こういう曲を紹介すると昔NHK-FMで放送していた 今は亡き映画音楽評論家 関 光男 氏の『夜のスクリーンミュージック』 と言う番組があったのを思い出す雪国を走る子供から様々な人に受け渡されて行く聖火を追うO.Pで流れる本曲は『男と女』『ある愛の詩』のフランス映画界の音楽の巨匠F・レイの作品優雅でロマン溢れるスコアを得意とし 複雑な感情を表すような浮遊感溢れるコード展開を編曲に好んで導入する映画音楽というスタイルを模索する中全てが手探りで造られて行く作品の全てが個性に満ち溢れていた当時の音楽界に対し様々な音楽が溢れかえり数多くの括弧としたスタイルが既に存在する現代の音楽界でそれを学ぶ立場の後進の作曲家達が精彩を欠き無個性化すらした現代の状況とは異なり自らの音楽性によって世に出た当時の作曲家達の造る作品は本作の様にサウンドを聞いただけで作者が分る程の個性に満ち溢れてる 作品ばかりだった事を 思い出す△▼ △▼Claude Bolling - Borsalino Theme (1970)クロード・ボリング - ボルサリーノのテーマ映画「ボルサリーノ」日本でも人気のあったジャンポール・ベルモンドとアラン・ドロン共演のギャング・クライム・ムービー日本では車がアクロバットをする『いすずジェミニ』のCMで御馴染み音楽のボリングは神童と言われた天才で14歳でジャズ・ピアニストとしてデビューその後映画音楽家としても100本以上の作品を手がけた作風の一つとして『カルフォルニア・スイート』に聴かれるフルートを用いたビバップ形式でのコンボ演奏が上げられるが他にクラシック奏者とのバロック音楽作品も多く残している△▼ △▼B.J.Thomas - Raindrops Keep Fallin' on My Head (1969)B・J・トーマス - 雨にぬれても映画「明日に向って撃て!」ジョージロイ・ヒル監督作品の西部劇時代後期の実在の銀行強盗を描いたアメリカン・ニューシネマの傑作 アカデミー脚本賞 作曲賞 主題歌賞 他受賞音楽はカーペンターズ作品で有名なバート・バカラック珠玉のメロディーメイカーとして大ヒットを飛ばし、フリューゲル・ホーンなどを使用した独特のホーンセクションのサウンドを特徴とするオーケストラを多用した頃のポップス界で様々なアーティストの作品を手がけていたが80年以降は時代の要求と共に大編成の音楽の需要は激減し活躍の場を失う近年エスビス・コステロとのコラボで再び話題となった現在でも様々なアーティストにリスペクトされる音楽界の巨匠である△▼ △▼John Addison - A Bridge Too Far March Theme (1977)ジョン・アディソン - 遠すぎた橋のマーチ映画「遠すぎた橋」第二次世界大戦、後世の歴史家にアメリカ軍の汚点と誹られた『マーケット・ガーデン作戦』を描いた超大作音楽は『トム・ジョーンズの華麗な冒険』でオスカーを受賞したJ・アディソンサーカスかミュージカルの様な華々しいテーマ曲が 悲惨な敗戦に対し戦争の虚しさを際立たせる『史上最大の作戦のマーチ』『戦場にかける橋のマーチ』に次ぐ名曲と言っても過言ではないだろう先ほどのハーマンなどが聴いたら激怒する様な、戦争には不似合いな曲調が壮大な作戦に高揚する当時のアメリカ軍上層部の犠牲になる一般兵士の姿に重なり本作の意図がより鮮明に伝わる事になる△▼ △▼Ryuichi Sakamoto - Merry Christmas Mr.Lawrence (1983)坂本龍一 - 戦場のメリークリスマスのテーマ映画「戦場のメリークリスマス」大島渚監督作。デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしの共演が話題を呼んだ日本軍収容所での奇異な出来事を描いた人間ドラマYMOの坂本龍一が本格的に映画音楽を担当した最初の作品坂本は本作出演に関しては『つまらない人間が演技をしても只つまらない』と言及するも、音楽に関しては『そんな人間が作る音楽は興味深いと言える』と語っている36回カンヌ国際映画祭グランプリ最有力候補だったが今村昌平監督『楢山節考』がパルム・ドールを受賞する△▼ △▼Carmine Coppola&Stevie Wonder - Stay Gold (1983)カーマイン・コッポラ&スティービー・ワンダー - ステイ・ゴールド映画「アウトサイダー」貧困層と富裕層の若者のグループの対立から事件に巻き込まれる主人公達の悲劇と家族愛と友情を描いた青春映画1982年の『ワン・フロム・ザ・ハート』の惨敗から破産に追い込まれたコッポラの何気ない一般学生の投書がきっかけとなって本作の製作に着手し大ヒットを記録自らの起死回生へと繋がった話題作本曲は契約の諸事情からレコード化出来ず、長い間お蔵入りしていた不遇の曲である94年に日本の『トヨタ・カムリ』のCMに起用された事をきっかけに紆余曲折の末 ベストアルバムに晴れて収録された△▼ △▼Vangelis - Chariots of Fire (1981)ヴァン・ゲリス - 炎のランナーのテーマ映画「炎のランナー」54回アカデミー賞作品賞・作曲賞 7部門受賞作品1924年オリンピック・パリ大会を舞台に、様々な問題を背に受け走る事で自らを主張する二人の若者を描いた感動作音楽はギリシャのシンセサイザー奏者ヴァンゲリスイギリスのロックバンド『イエス』加入を蹴った事で有名後にボーカルのジョン・アンダーソンとコラボ作品を多数リリースする誰もが認めるオリンピック・アイコンでありもはや映画よりも有名になった本曲はインストとしては珍しいビルボードアルバム シングルでチャート1位を獲得する△▼ △▼Eric Clapton - Change The World (1996) エリック・クラプトン - チェンジ・ザ・ワールド映画「フェノミナン」ジョン・トラボルタ主演謎の閃光を目撃したことで不思議な力を得た主人公が経験する数奇な出来事をハート・ウォームに描く感動作エリック・クラプトンによる本曲はベイビーフェイスがプロデュースしたアメリカの女性カントリー歌手ワイノナ・ジャッドが原曲の作品以後 クラプトンの代表作の一つとして知られることになる△▼ △▼と言う所で終了です。それではみなさん、ごきげんよう!
2012年03月30日
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(Wikimedia)映画音楽特集 第1回さあ鑑賞しましょう。映画主題歌の音楽 をどうぞ・・・ 今月は、がんばれ日本! と題し80年代を中心に、子供の頃 若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介するシリーズ今回はもう第7弾である映画主題歌のPVは 素材として映画の場面が使い放題でアーティストにとってはさぞかし手間隙の掛らないお得な作業だと思いきや各社映画並みのクオリティでPVを製作しヒットの為に力を入れるアーティストも少なくなかった今回は映画レビューらしく 映画主題歌をいくつかご紹介したい本ブログは映画のレビューが本分であるが、音楽は何かと映画と密接に関係したものなので安心して気にせず進めようと思う。 それではスタート!Cyndi Lauper - Goonies 'R' Good Enough (1985)シンディー・ローパー - グーニーズはグッド・イナフ映画「グーニーズ」主題歌スティーブン・スピルバーグ製作伝説の海賊が隠した財宝を巡り、少年達の危険と冒険の旅を描く主題歌は東日本大震災直後のチャリティー活動に貢献し、日本にも馴染みの深い歌手シンディー・ローパーによる映画用のオリジナルPVは2部構成になっており、シンディーの危機で続く1部と映画のクライマックスを盛り込んだ完結編とで成り立っているどちらもMTVを利用した映画の動員確保と主題歌の販促を兼ねた戦略によるものPVは映画を監督したリチャード・ドナー自らメガホンを取り主題歌用にオリジナル・ストーリーを書き上げた従来の映画素材使い回しの定番を覆す力作である冒頭に登場する招かざる客を演じる人物達は当時の人気プロ・レスラーでニヤ付いてクッキーを摘むのはロディ・パイパー他フレッド・ブラッシー、アイアン・シーク最後はアンドレザ・ジャイアントの懐かしい姿も見る事が出来る△▼ △▼Huey Lewis&the News - The Power of Love (1985)ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース - パワー・オブ・ラヴ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主題歌スティーブン・スピルバーグ製作過去にタイムスリップした主人公が両親の恋の手助けや現代に帰還する奮闘を描くPVの演出はドク役のクリストファー・ロイドが出演している他はライブ・シーンで構成されPV用に特別な演出を用意せずボーカルと安定したステージに好評がある演奏をじっくり聴かせる作りになっている。スーパー・ボールで国歌斉唱をする程、高い音楽性と実績を持ち得ながら国内でのストレートなアメリカン・ロックの衰退から彼らの業績の評価が著しく低いのは不本意と言う他無い△▼ △▼Tonight Is What It Means To Be Young (1984)劇中歌 - 今夜は青春映画「ストリート・オブ・ファイヤー」主題歌監督 脚本 ウォールター・ヒルストリート・ギャングにさらわれた歌姫を救うかつては恋仲だったアウトローとの燃える様な恋と冒険を描く本曲は、TVドラマ『ヤヌスの鏡』の主題歌椎名恵「今夜はAngel」としてカバーされ日本でも御馴染みちなみに主演のダイアン・レインの歌は全てクチパクによる吹き替え大ヒットのイメージのある映画だが、それは日本のみの話で本国での興行成績は惨敗で、莫大な製作費は回収されずじまいに終わっており映画自体は失敗作となっている△▼ △▼Phil Collins - Against All Odds (Take A Look At Me Now) (1984)フィル・コリンズ - 見つめて欲しい映画「カリブの熱い夜」主題歌1947年ジャック・ターナー監督「過去を逃れて」のリメイク元花形プロ・フットボールの選手と暗黒世界と関係を持つ女との危険な恋を描くジェネシスのフィル・コリンズによる全米第一位の大ヒット曲それまでのキャリアに無かったドラマ・ティックな作風で一躍トップ・スターの仲間入りを果たす本曲の大ヒットで映画は初日の興行成績ランクの上位に着く事が出来たが本編は人脈にモノを言わせたダケのダメ作本作を見るなら「過去を逃れて」を見る事をお勧めするw△▼ △▼Carly Simon - Nobody Does It Better (1977)カーリー・サイモン - 私を愛したスパイ映画「007 私を愛したスパイ」主題歌ルイス・ギルバート監督作品世界的に有名なスパイ・アクション映画『007』シリーズ第10作音楽は常連ジョン・バリーから『スティング』『コーラスライン』のマービン・ハムリッシュにバトンタッチ世界的なディスコ・ブームの影響もあり、劇判もダンサブルなアレンジが施された。主題歌を唄うカーリ・サイモンは快活なイメージを持った女性アーティストでキャロル・キングやジョニ・ミッチェルと並ぶ人気を誇った1989年公開の『ワーキング・ガール』の主題歌『ステップ・バイ・ステップ』ではアカデミー歌曲賞を受賞した「過去100年の偉大な映画主題歌100曲」に選ばれた事もある本曲はアカデミー主題歌賞にもノミネートされたボンドシリーズの主題歌でノミネートされたのは『死ぬのは奴らだ』ポール・マッカートニーとウイングス『ユア・アイズ・オンリー』シーナ・イーストンと本曲の三曲のみRadioheadもカバーし、トム・ヨークの何処かへ連れて行かれそうになる独特のよれた声で唄われた事でも有名△▼ △▼Bill Conti - You Take My Heart Away (1976)唄:キャロル・コナーズ & エイン・ロビンス - 貴方に夢中映画「ロッキー」挿入歌監督ジョン・G・アヴィルドセン。主演・脚本シルヴェスター・スタローン第49回アカデミー作品賞受賞フィラデルフィアの「三流」ボクサーロッキーに不意に訪れた世界チャンピオンとの対戦と、恋人エイドリアンとの愛を描いた感動作本主題歌は『あの』テーマ曲に歌詞を付けたもので、男女のデュエット曲になっているロッキーが自分の部屋に初めてエイドリアンを招いたシーンで部屋のラジオから流れて来たのが本曲『アイ・オブ・ザ・タイガー』の大ヒットの影でサントラを聴かない限り多くは存在すら知らないと言える曲であるが力強い歌唱で歌われる本曲はアカデミー歌曲賞にノミネートされた△▼ △▼Jennifer Warnes It Goes Like it Goes (1979)ジェニファー・ウォーンズ - 流れのままに映画「ノーマ・レイ」主題歌アカデミー主演女優賞、本曲は歌曲賞を受賞日々の生活の為働くシングルマザー ノーマの、紡績工場の労働組合結成を巡り汗と涙と溢れる行動力を描いた人間ドラマ本曲を唄うジェニファー・ウォーンズは『愛と青春の旅立ち』『ダーティ・ダンシング』をデュエットで歌った事でも有名アカデミー歌曲賞を受賞しながら諸事情で当時はサントラ化されず長い間聴くことが出来なかった悲運の曲でもあるスティービー・ワンダーの『アウトサイダーのテーマ』など名曲でありながら映画の予算の関係でリリースされなかった映画音楽は数知れない△▼ △▼David Bowie/Pat Metheny - This Is Not America (1985)デビッド・ボウイ&パット・メセニー・グループ - ジス・イズ・ノット・アメリカ映画「コードネームはファルコン」主題歌ジョン・シュレシンジャー監督。ティモシー・ハットン、ショーン・ペン主演70年代実際に起こったアメリカ人青年2人による偵察衛星情報漏えい事件を描いたサスペンス。音楽はジャズ・ギターの巨匠パット・メセニーリーダー作ではボーカル曲を演奏してこなかったメセニーが本局ではデビッド・ボウイを招いて録音され当時音楽業界でも話題となった△▼ △▼Joe Yamanaka - The Main Theme from "Proof of the Man" (1977)ジョー山中 - 人間の証明のテーマ映画「人間の証明」主題歌日本映画で本格的なニューヨークロケが行われた、角川映画製作の話題作ある黒人青年の死が、戦後日本で起こった出来事に関わる数奇な運命で結ばれた人物達の、人としてのあり方を問うミステリー音楽はルパン三世の大野雄二本曲の録音は一発録りで行われており、本番は順調に数テイクで一旦はOKとなった録音陣は帰り支度を始めていたが、ベースの後藤次利がスタジオを出る直前で再録音の号令が掛けられる一発でOKとなり、本曲はそのテイクが採用されたソリッドなタム音が特徴的なドラムの市原康の演奏は以後『ルパン三世』他の大野作品で その音を確認する事が出来る△▼ △▼The Doors - The End (1979) ザ・ドアーズ - ジ・エンド映画「地獄の黙示録」主題歌アメリカのロックバンド、ドアーズの名曲現代音楽界でもストラビンスキーがオペラとして取り上げたギリシャ神話のエディプス王を元にしており親殺し相姦を描くセンセーショナルな内容で現曲はボーカルのジム・モリソン作詞による11分もの大作であるエフェクト処理されたヘリのプロペラ音を音楽にリンクさせ、非常に退廃的な音空間を増幅させるコッポラの音楽的センスは天才的と言える△▼ △▼Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You (1984) スティービー・ワンダー - 心のラブ・ソング映画「ウーマン・イン・レッド」主題歌最後は監督・主演:ジーン・ワイルダーのロマン・ティック・コメディの名作アカデミー歌曲賞を受賞した「クリスマスでも誕生日でも何でもないけれど、ただ君に電話したかったんだ♪」 と唄われるスティービー・ワンダーの名曲をご紹介しながらお別れしたいと思う△▼ △▼それでは皆さん、サヨナラ!サヨナラ! サヨナラ!
2012年03月26日
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